2008/06/22
『留学で人生を棒に振る日本人』
留学で人生を棒に振る日本人―“英語コンプレックス”が生み出す悲劇 (扶桑社新書 8)栄 陽子 価格:¥ 735(定価:¥ 735) http://www.amazon.co.jp/dp/4594053440/ref=nosim/?tag=arnachara-22 日本人の留学に対する幻想を打ち砕く、留学カウンセラーの「正しい留学のすすめ」。 お子さんがいる方には、最適な留学先の選択基準が見えてくる。 自分が留学したいときも、決断のヒントになる。 著者のメッセージは、これ。 「世界一賃金の高い国民であるのは幸運。 留学し、異文化にもまれて勉強し、本物の生きる力をつけよう。 恵まれた境遇を、世界に還元しよう」 私はかつて著者の留学カウンセリングを受けたことがある。 彼女の言葉は印象的だった。 「好きなことを勉強するために留学したほうがいいよ。 今の時代、何が流行っているとか、稼げるとか、そういう判断基準は×。 時代の変化が早い現代、好きなことに絞って勉強していったほうが結果的に成功する」 留学にはリスクが伴う。 この本には、留学にまつわるさまざまなリスクがケースとして紹介されている。 社会人であれば、定職を失うリスクがある。 この本には述べられていないが、対処方法を自分で挙げてみる。 1、ニーチェの言う、「没落への意志」を持つ。 あえて「没落」する選択をする。 苦しくても、給与収入、安定を一度手放してみる。 自分を突き落とすことで、そこから新しい価値を打ち立てられる。 2、学位取得、希少価値ある資格などの明確な目標を持つ。 単なる遊学でなく、お金の取れる技術を学んでくる。 リアリズムに徹する。 例えば、修士号や、会計やインストラクターなど、能力を証明できる公的資格。 3、10年先にいくら稼ぎたいか想像する。 日本国内だけでは収入のUPはジリ貧となる。 ビジネスチャンスを広げるための「自己投資」として、留学を考える。 10年後20年後の世界をリードするのは、インドや中国などの新興国。 世界の新興国とビジネスが出来る能力(専門性、語学など)があれば、 稼ぐ機会は劇的に増える。 唯一リターンが確実で、しかも人に奪われない財産=「自己投資」と信じよう。 現代人には、自分の経験と能力を日々更新し続けていくことが求められる。



