中国株投資レッスン  RSSを登録する

TS・チャイナ・リサーチの田代尚機がお届けします。中国経済や中国株投資に関するエッセイを中心に、タイムリーな投資情報、投資戦略などをお伝えします。中国株投資で資産を大きく増やしたいと考える方はもちろん、ただ中国が好きだという方も大歓迎です。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/11/06

本土企業の第3四半期業績は26%増益

////////////////////////////////////////////////////////////////
                     2009年11月6日 第75号

       「中国株投資レッスン」

        TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
////////////////////////////////////////////////////////////////
          目次
          1.本土企業の第3四半期業績は26%増益
          2.お知らせ

1. 本土企業の第3四半期業績は26%増益
 10月31日、本土上場企業の第3四半期決算が出揃った。結果は
1681社合計で26%の増益。ちなみに、カバレッジは異なるが、
8月29日までに発表された1568社の中間期業績は14.8%減益。
やはりカバレッジは異なるが、1405社の第1四半期は21.5%減益
であった。

 同じカバレッジ(1681社)の企業についてみると、一期前の
四半期との比較では、第1四半期は黒字転換、第2四半期は
37.7%増益、第3四半期は4%増益であった。

 第3四半期利益について、利益額ベストテンを順に並べると、建設銀行、
工商銀行、中国石油、中国銀行、中国石化、中国神華、交通銀行、
中国人寿、招商銀行、中信銀行。これら10社で上場企業利益合計の6割を
占める。ベストテンに銀行が6行入っており、銀行の業績が全体の動向に
大きな影響を与える構造となっている。

 対前年同期比でみた第3四半期の業績がよかったセクターは国家
インフラ建設の恩恵を受ける産業など。非鉄金属、軽工業、公共、
建材などが好業績となった。一方、鉄鋼、電子部品、家電などは軟調であった。

 鉄鋼については、第2四半期は赤字であり、それと比べると、業績は
回復しているといえよう。もっとも、生産量は大きく拡大する一方、
8月以降、価格は低下傾向にある。市場コンセンサスの動向からいえば、
第2四半期には期待が大きかったが、第3四半期にはその期待は幾分
萎んでいる。鉄鋼メーカーの業績見通しは、そうしたコンセンサスを
反映したものとなっている。

 第3四半期の第2四半期と比べた増益率が低いのは、ウェイトの非常に
大きい金融の利益が伸び悩んだことが原因。31社合計で2.3%の減益
であった。ただし、このうち、銀行10社は増益、中でも工商銀行、
中国銀行、民生銀行などは20%前後の増益となっている。今後、
金融緩和は続く一方、資金需要の増加により、預貸スプレッドの拡大が
予想されることから、銀行の業績見通しは堅調。あまり心配することは
なさそうだ。

 昨年の第4四半期は全体で赤字であった。今年は第1四半期から
第3四半期までの累計でも2.3%減益まで回復しており、通期では増益が
確実視される。通期の決算発表は2月前半に始まり4月末まで行われるが、
その過程で業績の良さが意識され、本土、香港とも、業績相場へと移行する
可能性もある。

 10月末現在、477社が通期の業績予告を発表しているが、上方修正の
多い産業は非鉄金属、バイオ、公共事業など。政府の積極財政政策による
効果が現れているといえよう。

 これから政府が重視するのは投資よりも消費。自動車、家電、百貨店、
専門店など消費関連にも大いに注目したい。


----------------------------------------------------------------------
2.お知らせ
【セミナー】
 11月19日(木)、19:30より、ユナイテッドワールド証券主催による
中国株オンラインセミナーで講師を務めます。詳しくは、
ユナイテッドワールド証券ホームページをご覧ください。
http://uwg.co.jp/jp/html/info_detail/14779/

【チャイナビ】
 ユナイテッドワールド証券ホームページ上の中国株情報コーナー
「チャイナビ」を担当しています。チャイナビでは、映像で中国株情報を
お伝えします。時間は3分~5分、毎週月曜日、水曜日に更新されます。

【マネックス中国レポート】
 マネックス証券ホームページ上の中国株欄にて毎月中国レポートを配信、
投資戦略、注目5銘柄などを紹介しております。月初めをめどに更新されます。

【サーチナコラム】
 毎週月曜日、サーチナ社中国情報局コラム欄(Yahoo!ニュース、
Yahoo!ファイナンスにも転載)にてレポートを発表しています。内容は、
マクロ経済、株式市場、投資戦略、注目銘柄の紹介などです。

---------------------------------------------------------------
  中国株投資レッスン
    発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
    配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000265585.html 
---------------------------------------------------------------
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る