2009/05/22
中国株投資レッスン
//////////////////////////////////////////////////////////////// 2009年5月22日 第51号 「中国株投資レッスン」 TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行 //////////////////////////////////////////////////////////////// 目次 1.中国か、ベトナムか 2.お知らせ 1. 中国か、ベトナムか 今週の週末、大阪、東京で、ベトナム投資の話をすることになっている。 ここ十数年は中国にフォーカスしているが、もともと、マクロ、ミクロの 調査がキャリアの原点。ベトナムの話をすることに、何の違和感もない。 サラリーマン時代には、アジア調査部という名称の部署にいたことがあり、 アジア各国の担当者とともに、機関投資家向けの月刊誌を作っていた。 アジアの良いところ、弱点など、本質的なことについてはわかっている つもりである。 昔、将棋を題材とした、あるテレビドラマで、対戦中、対局者側に立って、 改めて自分の状況を確かめる嫌な棋士がいた。ベトナムと中国が戦っている わけではないが、視点を変えることでそれぞれの国のことがより明らかに なるようなこともある。そう考えると、資料作りも随分と楽しいものとなった。 まず、改めて考えさせられたのは、なぜベトナムに投資するのか ということ。裏返せば、そのまま、なぜ中国に投資するのかということにも つながる話でもある。 しかし、この質問はちょっと乱暴である。最適な投資かどうかは資金の 性質による。もちろん、数年単位の長期投資を前提にしているのだが、 中国投資のリスクは相対的にどのくらいか?ベトナムは?中国、ベトナム への投資における期待収益率はどのくらいをイメージしたらいいのだろう? それらを意識した上で、投資者の資金の性質、つまり、リスクをどれだけ 取れるのかよって、中国に投資した方がいいのか、ベトナムに投資した方が いいのか決まるのである。もっとも、一方が、リスクが高くて、 期待収益率が低いなら、全く話にならない。そういう結果なら、それも面白い。 中国投資の魅力は何だろう。2年以内に日本経済を追い越すだろう その経済規模、その成長力。世界の中核国家へと上り詰める途上にある その勢いなど。一方リスクもある。人権問題、地域格差、共産党の腐敗など による社会の不安定、共産党一党独裁体制の継続性、社会主義市場経済の 効率性・・・。 ベトナム投資の魅力は何だろう。経済規模が小さく、これから経済が立ち 上がろうとしているところ。離陸時の発展スピードが一番早い。一方、 リスクもある。その答えはなぜこれまでテイクオフできなかったのか といった問いかけへの答えの中にある。また、金融危機後、世界は どうなるのか。自由貿易は維持されるのか、あるいは経済のブロック化が 進んでしまうのか。そうした外部環境の変化によっても、成長の可能性は 変化するであろう。 もう少し違った角度から考えてみよう。経済が成長する条件とは 何だろうか。どんなに頑張っても、内需が内側からわきあがって経済を 急成長させることはできない。内需が大きく持ち上がるには所得の向上 あるいは、資金の流入が必要だ。13億人もの人口を抱え、世界中がその 潜在的な巨大マーケットに注目する中国。その中国でさえ、経済を テイクオフさせ、長期にわたる高成長を実現させたのは、輸出振興である。 もちろん、直接的には共産党が厳しく内需産業を保護したから外資は 内需産業に思うように参入できなかったからだが、その点はどの国も 同じはず。経済植民地化を免れるためには、外資に対する内需産業の解放は 難しい。 国内産業に資金が回らないから経済は立ち上がらない。今も昔も変わらず、 輸出主導型での経済発展を図るしかなさそうだ。それがベトナムに できるのか。ベトナムは世界の他の途上国と比べ、どれほど有利なのか・・・。 そんなところに、ベトナムに投資すべきかどうかの答えが隠されている のだろう。 ---------------------------------------------------------------------- 2.お知らせ 【ベトナム不動産セミナー&視察ツアーのご案内】 アジアンバリュー社主催、日本アジア証券後援による「ベトナム不動産 セミナー(無料)」で、ベトナム経済を中心に世界、アジアの経済について 講演いたします。 中国と隣接するベトナムは、今後中国の発展によって大きな恩恵を受ける国 の一つであります。一方で、輸出主導型経済から内需主導型経済へと 構造転換を図る中国から輸出産業を大きくシフトさせることで、ベトナムは 成長を大きく加速させようとしております。 ポスト金融危機で大きく台頭するのはどこの国なのか。ベトナムの将来性 について、熱く語ってみたいと思います。 また、7月には視察ツアーが行われます。一度この目でベトナムの成長を 確かめてみようとお考えの方にはぜひともお勧めのツアーです。ちなみに、 私も同行する予定です。 詳細・お申し込みはこちらです。↓↓ http://r26.smp.ne.jp/u/No/65274/f7RWgBaEGt10_2681/090424002.html ■大阪会場 日時:2009年5月23日(土) 時間:14:00-16:00 会場:AP大阪 大阪市中央区北浜3-2-25 京阪淀屋橋ビル3F・4F 淀屋橋駅より徒歩約3分 新大阪駅より所要時間約13分 梅田駅より所要時間約6分 地図 http://r26.smp.ne.jp/u/No/65274/KE6k6AaEGt10_2681/090424004.html) 定員:約50名 ■東京会場 日時:2009年5月24日(日) 時間:14:30-16:30 会場:全国町村会館 東京都千代田区永田町1-11-35 永田町駅3番出口より徒歩1分 赤坂見附駅より徒歩5分 地図 http://r26.smp.ne.jp/u/No/65274/akG80JaEGt10_2681/090424005.html) 定員:約50名 ■セミナー内容(東京、大阪共通) 第1部 「ベトナム現地視察ツアー報告」 講師:アジアンバリュー代表 山野浩二氏 第2部 「ベトナム不動産」の魅力 講師:ユナイテッド投信投資顧問 代表取締役 増田雄輔氏 第3部 「なぜベトナム投資なのか」 講師:TS・チャイナ・リサーチ 田代尚機氏 ★ベトナム投資視察ツアー 7月7日〜12日 【セミナー】 5月29日(金)、19:30より、ユナイテッドワールド証券主催のオンライン セミナーで講師を務めます。テーマは「景気回復の信憑性を探る」です。 詳しくは、ユナイテッドワールド証券ホームページをご覧ください。 【チャイナビ】 ユナイテッドワールド証券ホームページ上の中国株情報コーナー 「チャイナビ」を担当しています。チャイナビでは、映像で中国株情報を お伝えします。時間は3分〜5分、毎週月曜日、水曜日に更新されます。 --------------------------------------------------------------- 中国株投資レッスン 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000265585.html ---------------------------------------------------------------


