2009/04/03
中国株投資レッスン
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2009年4月3日 第44号
「中国株投資レッスン」
TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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目次
1. 米中G2がG20よりも重要?
2.お知らせ
1. 米中G2がG20よりも重要?
4月2日、G20金融サミットが閉幕した。各国政府はIMFなどの
国際金融機関に1兆1,000億ドルの資金を注入することを決めた。
これによって危機的状況に陥った国への支援を厚くすることができる。
世界経済の安定に一定の効果はあるだろう。
また、参加国が来年末までに総額5兆ドルの財政出動を行うことも首脳宣言
に盛り込まれている。しかし、財政出動に際し、各国ごとに目標値が
割り振られているわけではない。日本、アメリカ、中国は、財政出動に
積極的だが、財政規律を重んじる欧州は消極的である。
一方、今回の金融危機への反省から、欧州、中国は、再発防止のために、
ヘッジファンド、格付け会社に対して、厳しい監督管理を求めたのに対し、
アメリカ、日本は反対したようだ。各国それぞれ経済システム、金融システムは
異なっており、世界感、国益も一致することはない。20カ国の意見を
一致させるためには強力なリーダーシップが必要であるが、現在のアメリカは
もちろん、中国にも、それだけの力はない。
しかし、2国間なら、うまく調整できることも多いのではないか。両国に
有利なことはたくさんありそうだ。そのことが、日本や世界にとっても有利だ
とありがたいのだが、果たしてどうだろう。
最近、ある英語系雑誌に、アメリカ、中国によるG2の方がG20よりも
ずっと意義があるといった内容の記事が載ったそうだ。両国の経済は非常に
密接となっている。両国の経済の回復が、世界経済全体の回復に大きな影響を
与える。アメリカにとって、中国は最大の国債保有国である。アメリカは中国の
経済成長によって需要を拡大させることができる・・・。
G20金融サミットの直前に、初めてとなる胡錦涛、オバマ会談が開かれた。
目前の金融危機への対応、お互いに関心のある国際・地域問題について
意見交換した。また、米中戦略経済対話を再開すること、今年後半オバマ大統領が
中国を訪問することなどが決定している。
米中戦略経済対話はブッシュ政権時代のものよりも、一段格上げされるようだ。
これまでのような経済関連中心の会議ではない。エネルギーや環境問題を含め、
あらゆる国際問題が議論される。両国には、自国のはっきりとした国益がある。
その国益を最大限守りつつ、両国が協力して世界をよりよくしていく・・・。
日本では、オバマ政権が日本を軽視して、中国を重視すると嘆く方がたくさん
いるようだ。しかし、嘆く前に考えてほしい。日本はアメリカに対して何を
要求したいのか。日本の国益は何か。世界の一員として何ができ、
また何をしたいのか・・・。国家を代表する日本政府に対して、まず同じことを
問いたい。小さな政府を追及するあまり、国家戦略を立案する能力が著しく
低下してしまったような気がする。税金が高いのではない。政府のサービスが
税金の額に合わないのである。なんとかしなければ・・・。
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2.お知らせ
【チャイナビ】
ユナイテッドワールド証券ホームページ上の中国株情報コーナー
「チャイナビ」を担当しています。チャイナビでは、映像で中国株情報を
お伝えします。時間は3分〜5分、毎週月曜日、水曜日に更新されます。
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配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000265585.html
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