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40歳を過ぎてすぐにうつ病にかかってしまいました。2ヶ月間の休職の後、復職。なんとか元気になってきました。鬱病を通して、学んだこと、感じたこと、再発しないための予防策、などを書いていきたいと思います。

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2009/10/18

うつになってしまったサラリーマン 第18号「最悪の事態を想像してみる」

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        うつになってしまったサラリーマン

            2009年10月18日発行(第18号)

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こんにちわ。しょ~きち です。


今回のメルマガは ちょっと いつもと違う感じで。


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ある夜、とてもイヤなことがあったので、クルマで居酒屋に行き、
お酒を何杯も飲んでしまった。

自暴自棄になり、かなり酔ったまま、代行を頼まずにクルマを
運転して家に帰ろうとした。

信号の無い交差点で、いきなり自転車が飛び出してきた。
避け切れずに、僕の運転するクルマはその自転車をはねてしまった。

乗っていたのは老人だった。
頭から血が流れている。。。

すぐに携帯で救急車を呼んだ。
老人はまったく動かない。
救急車が来て、老人を運んでいった。

救急車と一緒に来たパトカーから警察官が下りてきた。
警察官は、僕に「お酒を飲んでるね」と聞いた。
「はい」僕は弱々しく答えた。

僕はその場で逮捕された。
すぐにパトカーに乗せられた。

警察署に着くと、すぐにアルコール濃度の検査をさせられた。
取調べを受けた後、留置場に入れられた。

僕の帰りを待っている、妻と2人の小学生の息子はきっと心配しているだろう。
その晩は頭を抱えたまま一睡もできなかった。

■

僕が轢いてしまった老人は亡くなった。
僕は裁判で、無期懲役を求刑された。

■

妻が、面会に来る。
あんなに明るかった妻は、悲嘆にくれた顔をして、どんどんやせていっていた。

亡くなった老人の家族に謝罪に行っても、罵倒されて追い返されてしまうこと。
小学生の2人の息子が、近所や学校でいじめられて、引越しをしたこと。
家を売って、今はアパート暮らしをしていること。
すぐに噂が広まってしまい、働き口も見つからず、お金に困っていること。
を聞かされる。

■

僕は刑務所の中で、何も力になってやることが出来ない。
死んでしまいたいが、死ぬこともできない。



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一番の不幸な状態を想像してみた。

今日にでも起こりうる不幸だ。

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どうして、いきなりこんな想像をして文章にまでしてみたのか?

■

うつから回復して約2年。

僕は、休まず会社に行き、仕事もそれなりにこなしている。

■

でも、僕には、

もっと世の中のためになって自分がもっとイキイキと出来る仕事がしたい、

という夢がある。

今年の7月くらいから、その準備を始めて、

勉強したり、作業をしたりしている。

しかし、なかなか思うようにはいかず、落ち込むこともある。

■

季節のせいもあるのだろうけれど、先週末あたりは、

うまくいかないことが多くて、かなりダメな気分だった。

家族ともギクシャクしてしまうような状態だった。

■

そんな状態を友人にメールをしたら、

その友人は、

以前お寺の住職さんに聞いたお話を書いてくれた。

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あなたには、

雨風をしのぐ家があり、

十分な衣服があり、

毎日3回の食事がある。

さらには、愛する家族がいて、

やるべき仕事があって、

健康な体を持ち、

多くの夢を持っている。


できないこと、持っていないことばかり意識して、

毎日をつまらなくしてはいけません。

まだ来ない未来のことに不安を感じて、

今を台無しにしてはいけません。


すでにできていること、持っているものに心から感謝して、

日々を過ごしなさい。

夢や希望を持ち、毎日を過ごせることに、

心から感謝と喜びを感じなさい。


この世界には生まれた国によって、

衣食住が満たされず、

夢や希望を持つこともできない、

たくさんの人がいるのですから。


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心に沁みた。

自分が持っているものを再認識したら、

今の僕の不幸なんて、取るに足らないものだ。

■

最悪の状態を考えてみて、

それと現実を比べたら、何でも出来そうな気になるんじゃないか

と思ったのだ。

■

2年前の今頃、

僕は「ウツ」でひどい状態だった。

あの状態から回復した時、

(オレは幸せだ)

と思えたのに、それが当たり前になると

そのありがたさを忘れてしまう。

■

「幸せな今を十分に生きる。」

この気持ちを忘れてはいけない、と今、自分に言い聞かせている。












では、また第19号でお会いしましょう。

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うつになってしまったサラリーマン

【発行者】しょ~きち
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