2009/10/22
バチカン新聞、「マルクス思想、現実性失わず」
★☆★ 「現代ロシア政治・経済の展望」 ★☆★
2009年10月 22日 (木)
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(Newsru.com)(HTV)(Vesti.ru)(ejru)他より
★ メドベージェフ大統領の「笛吹けど踊らぬ」ロシア経済批判
(dailyonline.ru参照)
今週、クレムリン・エカテリーナの間で開催された
「実業界との懇談会」で、大企業の旧態依然の体質批判。
再度経済危機が到来した際は、「消滅する」と警告。
資源価格の上昇で気を抜く「政府」、「国営企業」の自己改革が
徹底していないと警告。
そして、大統領府も大統領自身も変革しなければならないと自己批判。
これは、プーチン首相への当て付けとも解釈できる文脈。
1、税の支出効率が引く過ぎ
2、大企業の海外投資も結構だが、国内への投資を要請する
3、中国モデルは魅力的。しかし、メンタリティーと政治体制が異なる。
ロシアはロシアの道を行く
ほか。
出席者のうち、全ロシア・産業・企業家同盟ショーヒン会長が
2011年から引き上げ予定の雇用主による社会保険負担率アップの
延期を要請。
アルファ銀行フリードマン頭取、反独占法適用の曖昧性を指摘。
下院で検討されている「刑罰7年以下の自由剥奪」など。
また、倒産の法的判断の厳密化要請。アルミ王デリパスカ氏の
方を見て発言と言うから、「貸し倒れ」で恨みや深し?
フリードマン氏が指摘したIT周波数枠(3G用)に関しては、
軍用周波数の一部配分を検討すると約束。
大統領府からはナルイシキン長官、ドゥボルコーヴィチ
経済担当補佐官が、政府からはクードリン第一副首相(財務相兼任)、
ナビウリーナ経済発展相らが出席。
財界の大物のほとんどが招待されている。
また、全ロシア中小企業者同盟会長のセルゲイ・ボリーソフ氏、
「財界ロシア」のボリス・チトフ会長も出席していたのが注目される。
★ スールコフ・大統領府副長官、地方選、与党の勝利に負い目なし
イデオロギーと広報を担当する同副長官、10月11日実施された
統一地方選の結果に関して、国中が「不正選挙」批判で揺れている
事態を受け、10月16日、与党「統一ロシア」の地方議員を前に、
「勝利は選挙民の投票の結果であり、いかなる批判も根拠なし。
堂々としていれば良い」と檄を飛ばしたとのこと。
「dailyonline.ru」の投票結果に関する中央選管の発表を信ずるか、
と言うアンケートに対し、
10月18日現在、63%が「NET」(二エット)(No)
37%だけが「DA」(ダー(Yes)
勿論、モスクワ市議会のように、結果はどうであれ、3議席を
「割り振られた?」共産党は「副議長ポスト」と言う餌に喰らいつき、
妥協。残り32議席は与党「統一ロシア」。
★ 急増するロシア・ルーブル偽札
中央銀行が発表した偽札(1000 ルーブル札が多い)の発見数
19.2%の伸び(対前年比)。銀行、街頭為替交換所ではご注意!
★ チュバイス社長(現・ロシア・ナノテク社長、
前「ロシア統一電力システム」(電力網)社長)、
サヤン・シュセンスク水力発電所事故責任問えず?
全ロシア世論調査センター(民間)のアンケート(10月13日)
によれば、責任は
1、 現責任者 39%
2、 大統領、首相 14%
3、 作業員 7%
4、 チュバイス氏 6%
5、 設計者 3%
と言うことで、ソ連時代の建造物の形式的継承者だったチュバイス前社長
(しかも、分割分社民営化で巨人のロシア電力会社を見事に市場に出した
功績は否定できない)に濡れ衣を着せるわけには行かないであろう。
1992年からの「国有資産配給券」で貧富の差を創り出したと言われる
チュバイス氏、このような世論の変化、まさに「時間の経過」に救われた?
★ メドベージェフ大統領、海外流失頭脳の帰国を期待
上院に対する大統領教書が11月のどの時期に提出されるか未定のようだが、
経済、科学、技術の構造改革を柱とする今回の教書作成で、
大統領は10月初旬に発表した「ロシアよ前進」(「前進!ロシア」)に
対する一般国民、官僚、海外ロシア人から寄せられた13,000通に
上る提案、批判などの反響に気を良くしているようである。
このような双方性の情報交流がメドベージェフ大統領の際立った
手法であり、プーチン首相との違いを強調する狙いがいよいよ
露骨になってきている。
資源依存経済からの脱却は当然であるが、今回は海外に流出した
科学者からの提案が取り上げられた。
ロシアの高度な知的財産の利用、応用が余りにも実体経済に
反映されていないので、この分野の強化を図ると言うもの。
そこで、今回、大統領の口から海外流出頭脳の帰国を
期待する旨の発言が出たわけである。
★ アルミ王、デリパスカ氏を狙うスペイン辣腕判事
バルタサール・ハルソン氏
ロシアマフィアを経由してマネーロンダリングの疑惑。
12月、モスクワに出張捜査予定とのこと。
2001年~2004年にかけて、400万ユーロ。
同判事はピイノチェト氏やベルルスコーニ氏、グシンスキー氏などの
経済犯罪をも摘発してその名を馳せているとのこと。
デリパスカ氏側はロシア最高検察庁にあて、「根拠のない話」と
文書を提出済みとか。
★ ロシア、公務員汚職逮捕者、昨年比50%増、
5年で全員?のジョーク
最高検察庁捜査委員会バストルイキン委員長の談話
極東のブリヤート共和国内務大臣、密輸幇助で逮捕。
久し振りの大物摘発。連邦内務省と最高検察庁のお手柄。
★ ドイツ財界、ロシアビジネスと賄賂で毅然態度
(ドイチェベレ放送、10月15日、電子版)
ドイツ経済・東部委員会委員長クラウス・マンゴルド氏が
同放送のインタビュで答える。
行政の規制緩和と賄賂体質の改善が必要と。
ドイツ人ビジネスマンは多くの場合、賄賂の強要を拒否しても
成果を挙げているとのこと。
ロシアはドイツ経済にとり魅力ある市場とも。
★ カザフスタン、大豊作、小麦の輸出は中国が幾らでも買う
(liter.kz、10月20日)
今年の農産物、大豊作。
小麦は2270万トン(対前年比 34%の増量)
米 32万2000トン(対前年比 26%の伸び)
ジャガイモ も50%の増産。国内消費を完全カバーできる
数量と言う。
出てきたのが余剰小麦の輸出問題。最近北京を訪問した
マッシーモフ首相(中国留学経験者)、この問題で中国側と協議。
何と、「貴国が出せるだけ買いましょう」と言う中国側の確約を
得たとのこと。
問題は輸送問題。鉄道タリフの安定と穀物輸送貨車の確保。
★ ロシア・ルーブル、2010年は対ドル23ルーブルも
原油高、資源高が進み、海外資金が流入すれば26ドルも視野に。
高値23ルーブルも有りうると、経済発展省クレパッチ副大臣。
現在、29ルーブル近辺なので、有りうる?
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文責 ヨーゼフ・サハロフスキー
チュバイス氏のしぶとさの根拠、自らは株の所有者になっていないこと?
ロシア統一電力システム社長時代にもそのような噂がなかったような
気がする。大財閥になれるものを。
意外と、海外に溜め込んでいるか?
バチカン新聞が、「マルクス思想、現実性失わず」と書いている
らしいですが、ネオ・マルクシストがバチカン宮殿には棲んでいる?
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