「現代ロシア政治・経済の展望」  RSSを登録する

2012年、再選を決意で慎重姿勢のメドベージェフ大統領!プーチン首相、官僚、財界完全掌握でも大統領返り咲きは微妙に!経済危機はプーチン政権に変革をもたらすことなく、他力(中国・インド他)と金融努力で脱出。国営企業の株式公開で第2次民営化の波!保守派(既得権益死守派)と改革派(停滞回避は政治改革と企業の公正競争重視派)のせめぎあい活発化。プーチン前大統領の功罪、歴史的必然。急がば回れ、「民主化」こそ、救国の道!

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/12/30
  • 部数 219部
  • メルマガID 0000265174
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/04/23

ロシア政府、中小企業の育成、救済、本格化


      ★★ 「現代ロシア政治・経済の展望」 ★★
     (2009年4月23日)(木)

      ★ ロシア政府、中小企業の育成、救済、本格化

      4月22日、モスクワで「全ロシア・中小企業フォーラム」開催。
      プーチン首相、シュヴァーロフ第一副首相、ルシコフ・モスクワ市長
      らが発言。大規模な「金融支援」、「規制緩和」、「減税」などの
      緊急政策を打ち出す。

      プーチン首相は中小企業への減税措置の実行と銀行による貸し渋りを
      是正すると公約。
      課税最低額を、これまでの売り上げ3千万ルーブル(約9千万円強)
      以下から今後(5月1日以降?)6千万ルーブル(約1億8千万円強)
      以下に引き上げる。
      また、中央銀行を通して民間銀行に融資された資金が確実に企業や個人
      に行く届いているかの管理を徹底化する(シュヴァーロフ第一副首相)。
      国家予算による発注の20%を中小企業に割り当てる。

      同席したルシコフ・モスクワ市長も興奮冷めやらない口調で、「今回の
      中小企業フォーラムは画期的。プーチン首相の発言は大変意義深い。
      約250万人が中小企業で働いており、家族を合わせると750万人が
      それで生活しているモスクワ市としても、中小企業支援策を強化する。
      国と同様に、モスクワ市予算からの民間発注枠の20%を中小企業に
      割りふる。オフィス賃貸料金を8割程度補助する。行政による過干渉や
      審査の不当行為に対しては、「緊急苦情受付機関」を設置し、指導を
      強化する。・・・」と全面支援を公約。

      そして、プーチン首相は翌日、個人や企業に対する金利緩和策を発表。
      中央銀行の公定金利13%に対し、民間銀行が実施している現行金利は
      高過ぎ、16%以下にするよう指導するとのこと。

      まことに結構な緊急措置で、下部機関がこれらの決定を確実に実行する
      ことを祈りたい。

      プーチン首相にも国民の率直な声が聞こえている証と期待したい。

      参考までに、以下に、メドヴェージェフ大統領のブログに書き込まれた
      一市民の書き込みを引用して見る。これは、ロシアにおいて中小企業を
      起こす事が、如何に大変であるかを如実に物語るもである。
      勿論、日本もまた、他人を批判できるほど行政や金融機関が立派とは
      言えないのだが、参考にはなる(無断引用で、大統領府からクレームが
      付かないように、本質だけを抽出しました)。

     (要約)
     2009年4月18日

      尊敬するドミトリー・アナトーリエヴィッチ
                (メドヴェージェフ氏のこと) 殿

      貴殿は個人私企業について語っておられますが、私の経験を
      お話します。
      (以下、要点のみ)
      私には大金持ちのスポンサーはいません。私自身も余裕資金は
      持っていません。銀行家の友人もおりません。
      会社を立上げ、「ズベルバンク」(注:ロシア最大の民間銀行。
      (実態は国営) に行きました。融資条件は驚くべきものでした。

      百万ルーブル(約300万円強)の融資が可能。但し、年間金利は
      20%。保証人が必要。住宅の担保差出し(家族全員の所有権)。
      それは良しとします。ところが、「ズベルバンク」のHPサイトには、
      初回支払いは融資の翌月からで、6ヶ月分、元本分と金利合わせて、
      10万ルーブル(約30万円強)。と言うことは、4月20日に
      融資を受けたら、5月20日には、10万ルーブルを返却し
      なければならない、と言うことです。
      私はこの間、商品製造とその販売が必要で、1ヶ月で、どうやって
      こんなことが可能でしょうか?
      私は自分のために頑張りたいのであって、何も銀行のために骨折り
      する気はないのです。
      これが「個人ビジネス」の実態です。

      (注:意訳と言いながら、全文を引用してしまいました。)
     (ロシア経済の健全化のためですので、どうぞ御寛恕下さい。
      大統領府・副長官スルコフ殿!言論統制派の急先鋒さんとか。)

      ★ ホドルコフスキー氏の仮釈放は可能?「ユーコス」社・
          元法律顧問バフミナ女史の仮釈放決定

      4月21日、モスクワの地区裁判所が、「スヴェトラーナ・バフミナ
      受刑者は、刑期中とは言え、反省と服役態度からみて、社会に対する
      危険性はないと判断し、10日以内に早期仮釈放を許す」との決定を     
      下した模様。
      一部報道によれば、既に釈放され、家族(夫、3人の子供)と一緒に
      住んでいると言われていたが、5月1日には確実に釈放されることに
      なる。

      現在、第2次訴訟を起こされているホドルコフスキー・元社長や
      レーベジェフ・元メナテップ社長らに対する「恩赦」の可能性を  
      示唆するものかどうかについて、さまざまな意見がある。

      しかし、9割以上の人々が、「政権側にこのような変化はありえない」
      と判断しているアンケート結果もある。


      ★ ロシアの貿易収支、縮小、1−2月、輸出43.5%減
          (対前年同期比)に。輸入も35.5%減

          輸出 367億ドル   
          輸入 239億ドル   (黒字幅は縮小)

      ★ ロシア刑務所でコーラン焼却、イスラム信者受刑者の虐待で
          中央アジア系と軋轢

       タンボフ州にある刑務所で、タジキスタン人、ウズベキスタン人
       数人が虐待を受けたとして、本国に訴え


                    文責  ヨーゼフ・サハロフスキー

       ソチの市長選は、ネムツォフ候補を取り巻く厳しい包囲網にも
       拘らず、熱気を帯びてきている。今や、モスクワ、サンクトに並び
      「第3の都市」における連邦規模の関心を集めている。民主派
      「ヤーブロコ」の一部地方幹部が、ネムツォフ副首相(当時)の功績を
       捻じ曲げて攻撃する場面も見られたが、民主派合同組織「連帯」の
       選挙運動は着実に支援者を獲得している。

      ■ このメールマガジン は『まぐまぐ!』を利用して
           発行されています。
           発行システム:『まぐまぐ!』 
           http://www.mag2.com/ 
      
       ■ 無料購読の登録と解除は随時、画面上から出来ます。
           また、配信中止はこちらでも可能です。
          http://www.mag2.com/m/0000265174.html
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る