笠谷圭司公式メールマガジン RSSを登録する

あらゆるものを取り巻く周囲の状況はそのものにとって常に不利な方向へ変転していく。利益を失わないために今どうすればよいか。変えるべきもの、そうでないものを見抜く眼が必要となる。変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/05/22

笠谷圭司公式メールマガジン 第2号

この記事を取り寄せる

         笠谷圭司公式メールマガジン
        兵庫県三田市在住 笠谷 圭司
             第2号
==============================

2008年5月22日

◎Splendid Fall(華麗なる没落)


 日本のGDP(国内総生産)は依然として世界第2位の位置を占
めているが、少子高齢化や国と地方の財政難、原油などエネルギー
依存体質、グローバル経済の進展(=日本語使用率の相対的低下)
など多くのマイナス要因により、わが国経済はさらなる成長が見込
めず、早晩中国・ドイツにその座を譲り渡すことが予測される。
 

 国の国内総生産順リスト(MER)上位10位。2008年のI
MFのレポートによると、日本は世界のGDPの約8〜9%を占め
る。(Wikipediaより引用)


 順位 国名 2007年(確定値)

  1  アメリカ合衆国 13843.83
  2  日本 4383.76
  3  ドイツ 3322.15
  4  中華人民共和国 3250.83
  5  フランス 2560.26
  6  イギリス 2772.57
  7  イタリア 2104.67
  8  ロシア 1289.58
  9  スペイン 1438.96
  10  ブラジル 1313.59

 

 2位であることにあぐらをかいている手合いも多かろうが、各国
のGDPの変動を微分すれば、日本はマイナスである。日本が既に
縮小モードに突入している事実を自覚すべきだ。冒頭述べた点を踏
まえると、どうあがいたところで国力が徐々に衰退していくことは
自明である。そこで、衰退することを前提とした長期的国策が必要
となる。衰退幅を最小限に抑えるにはどうすればよいか、適切な策
を講じていくのがこれからの政治の使命だと私は考えている。

 
 かつて英国が「Splendid Isolation(光栄な
る孤立)」と標榜したように、わが国も「Splendid Fa
ll(華麗なる没落)」などと謳ってもよいのではないか。

 
 現在の利益も大事であるが、将来のための利益も考慮しなければ
ならない。これは私の直感だが、その比率は7:3くらいが望まし
いと思う。例えば、今手元に10万円あれば、7万円使う一方で、
将来のために3万円残しておこうという意味である。今までの日本
の行政は、手元に10万円しかないにもかかわらず、自前で作った
銀行(=日本銀行)から5万円借りてきて、15万円くらいをぽん
ぽんと使ってきた。

 
 冒頭、少子高齢化、国と地方の財政硬直化、エネルギー依存体質、
経済のグローバル化(=言語のグローバル化)の4つをトピックに
取り上げた。その中でも経済と言語のグローバル化に注目したい。
日本人は外国語が使用できない民族であることは世界の誰もが知っ
ている周知の事実である。世界の人口が約60億人であるのに対し、
日本人は1億2000万人に過ぎない。


 経済のグローバル化で日本が各国から締め出しを食らうことは容
易に想定できる。現にインドでは日本の企業進出は出遅れている。
商圏を広げるためにも、現在世界の公用語の地位を占めている英語
の習得は非常に重要である。少子高齢化で日本の人口は今後1億人
を切ると予測されているだけに、なおさら急務であると言える。私
は英語を重視しているが、あくまで英語が世界の公用語の役割を現
在果たしているからで、あらたな公用語創設の動きには賛同したい。

 
 文部科学省の指導要領改訂を受け、全国の公立小学校の5・6年
生段階での英語教育が導入されている。教育審議会では、これを低
学年にまで広げたいとしている一方、様々な異論(ALT指導教員
の確保や英語教育不要論など)もあって難航しそうだが、従来まで
の英語教育がさして実を結んでいるとはいえない現状がある以上、
改革は必須である。

                         
                       (笠谷圭司)




==============================

□編集・発行 笠谷圭司事務所
 〒669-1358 兵庫県三田市藍本3781-43
 TEL 079-568-3261 FAX 079-568-3261

□購読申し込み・解除 http://kasatanikeiji.com/

□ご意見・ご感想などは mail@kasatanikeiji.com

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る