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2008/07/08

良い家に住みたいあなたへのメッセージ (メールマガジン)【 構造と耐震強度 】

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家づくりについてのホームページ

http://naltd.biz/

私の著書「プロが教える 後悔しない家づくり」 北方新社刊

http://onoprint.jp/ols/item/i0/i11/

と、合わせてお読みください。

---------------------------------- 目次 -------------------------------

知識コラム・・・【  家づくりの法的手続き 】

知恵コラム・・・【 構造と耐震強度 】


---------------------------- 知識コラム ----------------------------


【  家づくりの法的手続き 】


■家を建てるとき、どんな法的手続きが必要ですか?

・確認申請・・・確認済証

・中間検査・・・検査済証

・完了検査・・・検査済証

・表示登記

・所有権登記

土地区画整理区域内に建てるなど、特殊な状況ではその他の申請も必要ですが、プ

ロにまかせましょう。



---------------------------- 知恵コラム ----------------------------


【 構造と耐震強度 】


■軽量鉄骨、ツーバイフォー、パネル、木造軸組などの構造の耐震強度は「構造基

準を最小限クリアする程度の強さにして建てている」のであり、あなたが特に指示

しないかぎり、それ以上の強さにつくることはありません。


「この程度の強さの家にする」と決め、そうなるような構造計算をし、その設計

図通りに建てると、「その強さの家」になります。


家の耐震強度は安全率が同じであれば、どの構造でも強さは同じです。

2倍の強さにするときは、構造基準の2倍の数値を入力して構造計算し、その通り

に建てると、2倍の強さの家になります。


あなたが、「構造基準の1.5倍の強さの家にしてください。」と、要望すれば良いの

です。

ただ、その分だけ窓などの開口部が制限されたり、工事費は上がります。


このように、「構造」と「耐震強度」は別のことであり、「我が社は○○構造なの

で、他社より耐震強度が大きいです。」と言う表現は不適切です。


■では、あなたは、どのくらい強くすれば安心できますか ? 

地震のとき、他家はしっかりしているのに自分の家だけ倒壊したくありません。

大地震のとき、他家が皆、基準をクリアする程度なので、同時に倒壊しますが、そ

のとき自分の家だけ倒壊しないようにしますか ?


強くつくってあれば倒壊はしないが、屋根、壁、床など、家全体として大きなダ

メージを受けるので、そのまま住むことはできないでしょう。

それゆえ、他家と同じに、構造基準をクリアする程度で良いのではないですか。

それより、問題は別のところにあります。


■設計が構造基準をクリアしていても、実際に家がその強さを持つためには、その

設計図通りの工事が条件です。

そうでなければ、最初に倒壊するかも知れないので、設計図通りにつくつているか

どうかをチェックする工事監理が大切です。


■阪神大震災で建物が倒壊した原因は、現基準が弱いのでなく、旧基準の建物と、

工事不良です。

そのために基準法の工事監理が強化され、上棟時に、基礎と上部構造についての中

間検査が義務づけられました。

この中間検査をクリアできれば、家の構造については大丈夫です。

構造だけに過大な予算配分をしないで、全体的にバランスある予算配分にしなけ

れば、良い家にならないでしょう。


■耐震偽装の姉歯事件がありました。

分譲マンション販売者は「耐震性が十分ある安全なマンションです。」と言って販

売していました。

その一方で、姉歯設計に「経済設計しろ。」と言っていました。


今の構造計算ソフトはもともと経済設計するようになっていて、誰が設計しても同

じ結果になることを知らなかったから、「私なら他の設計者より経済設計できま

す。」という姉歯設計のウソに気がつかなかったのです。


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●発 行 元  (有)布川建築設計事務所
        〒036-8332 青森県弘前市亀甲町84
        TEL 0172-33-8801  FAX  0172-33-8468
                ホームページ http://naltd.biz/
        メール  nainc@ruby.plala.or.jp
●発行責任者  布川二三夫
●発 行 日  毎週 火、金
●ご意見・ご感想・ご質問は、メールでお願いします!!

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