2008/08/06
まぐまぐ!『実例!誤った人材観は会社をつぶす』第12号
◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆ 実例!誤った人材観は会社をつぶす 〜私が出会った困った経営者たち〜 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆ 第12号 『企業は人なり』という言葉があります。 私は、これを真実だと確信しています。 経営者の方々からも、しばしば、この言葉をお聞きすることがありま すが、残念ながら、本当にそう思っているのだろうか…と疑問に感じ ることも少なくありません。 そうした経験(苦悩・憂慮)と、それに関わる私の考えを、この場を かりてご紹介させていただきたいと思います。(団体・個人名は匿名) そうすることで、読者の方々にも、改めて、この言葉の意味するとこ ろと、その実践の必要性を感じていただければ幸いです。 文中、少々手きびしい内容も含まれますが、どうかご容赦ください。 ============================================================== 目次 ■コラム「中途採用社員の受け入れ方」 ■ご意見・ご感想の紹介(募集中) ■余談「義に殉じた戦国武将たち」第6回(前田慶次郎 編) ■[PR]業務書類の作成・管理支援ソフト「業務の友」のご紹介 ■編集後記 ============================================================== ************************************************************** ■コラム ************************************************************** ●中途採用社員の受け入れ方 企業が中途採用を行うとき、次のような目的が考えられます。 1.欠員補充 2.業務拡大による増員 3.業務の改革 そして、企業としての採用する人材への期待感と採用実現の難易度は、 いずれも次の不等式のとおりとなるでしょう。 3>2>1 実際には、これらの複数を目的とした採用を行いたい場合が多く、そ の過度の期待が、しばしば、採用する側・される側にとって、残念な 結果になることもあります。 さて、いずれの目的であっても、社内に新しい人材が入ってくること に変わりはありません。 そして、それを受け入れる既存社員の間には、期待や不安、それに反 感などの感情が生まれてきます。前述の不等式と同様に…。 以前、私が中途入社したとき、営業社員から異様な反感の眼差しを受 けたことがあります。後日知ったことですが、その理由は、営業社員 の歩合給の改定を私がやることになっているということが、私が入社 する前から知れ渡っていたからでした。理由がわかったことで私は安 心し、改定の趣旨などを説明して理解を得、協力してもらうことがで きました。 また、ある会社では、早期に年俸制を確立するという目的で入社した にもかかわらず、それを邪魔するように他の仕事を押し付けられたこ ともあります。 これらのことは、中途社員に期待するばかりで、受け入れ体制は整え られていないことになります。私は、これらのとき、本当に期待され ているのだろうか…という疑問をもちました。また、社内での実績が ないためか、上司は既存社員の意見を優先する傾向にもありました。 これでは、何のために入社したのだろうか…ということになります。 新しい社員を迎え入れたら、新しい風が職場に吹き込んでくるのです。 それを否定してしまっては、何も変わりません。 既存の社員は変わることを嫌うでしょうが、経営者までも同じ気持に なってしまっては…。 経営者は、中途採用の新入社員に、自分の受け入れ体制の構築までも 期待しているのでしょうか? たとえ、優秀な大学を卒業し、社会人としての実績が豊富にあろうと、 それは無理というものです。 手間隙かけて採用した人材なのですから、せめて入社当初くらいは、 その人が能力を発揮できるよう、配慮していただきたいものです。 さもないと、採用活動が無駄になってしまうかもしれませんね。 ************************************************************** ■ご意見・ご感想の紹介 ************************************************************** ここには、ご了解いただきました皆様からのご意見・ご感想を掲載す る予定です。 皆様からのお便りをお待ちしています。 ************************************************************** ■余談 ************************************************************** ●「義に殉じた戦国武将たち」第6回(前田慶次郎 編) 前田慶次郎といえば、「傾奇者」として有名な人物です。 一般的に傾奇者とは、「異風のいでたちを好み、他が驚くような異様 な振る舞いや突飛な行動を好む者」とされていますが、慶次郎は豪快 な武将でありながら、文学・芸能にも優れた文化人でもありました。 私が思うに、慶次郎は、自分自身に正直であり、思うことを言葉にし、 行動しているに過ぎなかったのではないでしょうか。そして、信念を 貫き通すことが、自分に課した掟だったように思います。 たしかに、「人と同じではつまらない」という悪戯心はあったでしょ うが…。 慶次郎が歴史資料の中にはじめて登場するとき、すでに40歳を過ぎ ています。 織田信長の忠臣・滝川一族の武将として登場し、その後、前田家に仕 え、最後は、直江兼続の誘いに応じ上杉家に士官しました。 徳川家康の上杉征伐に対抗するも、関ヶ原の戦いの後、上杉家は米沢 に移封され、慶次郎も米沢に移り、その地で生涯を終えています。 さて、慶次郎にとっての義とは、何か…。それは、「信義」であった ように思います。 自分が信用した人に対しては、とことん信用する。それで、裏切られ たなら仕方がない…という考え方です。ゆえに、自分が人を裏切るこ となど、彼の生きざまの美学には、決してあり得ないのです。 戦国の世の中、家臣の返り忠(寝返り)は、日常茶飯事のことでした が、慶次郎は、いかなる理由があろうともそれを良しとせず、叔父に あたる前田利家などを軽蔑していたようにも伺えます。世に聞こえた 武功が多くありながらも厚遇されなかったのは、そんな気持を言動に 表してしまう結果だったのでしょう。 そんな慶次郎に、豊臣秀吉は、天下御免の傾奇者の御墨付きを与えた といわれています。秀吉の呼び出しに応じ、秀吉の前で、臆すること なく堂々と傾奇者の意地を通したことが、秀吉に気に入れられたよう です。 また、慶次郎は、傾奇者の外見で疎まれることもありましたが、交友 関係は広く、直江兼続や結城秀康(徳川家康の二男)といった武将か ら、千利休をはじめとする文化人や商人、さらには公家に至るまで、 多岐に渡っていたようです。 もし、慶次郎の才能を引き出せる将器ある人物が早くに慶次郎を見出 していたなら、あるいは、慶次郎が利家に奪われた前田家の家督を継 いでいたなら、戦国の世は、大きく変わっていたかもしれません。 ───────────── ◇PR◇ ───────────── ●「業務の友」(業務書類の作成・管理支援ソフト)のご紹介 このソフトは、簡易データベースによる業務ソフトで、業種・職種を 問わない11種類の機能を搭載しています。いずれもデータベース化し ておくと便利な機能ばかりです。 機能は以下のとおりですが、詳細については、ホームページをご覧く ださい。(http://www42.tok2.com/home/paicon/) なお、起動20回までは、すべての機能を無料でお試しいただけますの で、どうぞご検討ください。 また、各書式が実情に合わない場合は、カスタマイズ(有償)もお受 けいたしますので、どうぞお問合せください。。 [機能] 1.取引先管理 2.文書管理 3.書類送付状の作成・保存 4.FAX送信状の作成・保存 5.Eメールの作成・送信・保存 6.休暇欠勤等届の作成・保存 7.遅刻早退届の作成・保存 8.業務日報の作成・保存 9.議事録のの作成・保存 10.出張報告書の作成・保存 11.研修報告書の作成・保存 動作環境:WindowsXP/Vista 価格:2,800円(1ライセンス) 姉妹製品:採用管理の友(中途採用編)、自治会の友、PTAの友 ************************************************************** ■編集後記 ************************************************************** お読みいただき、ありがとうございます。 今週は、水曜になってしまいました…。 たいへん申し訳ありません。m(_ _)m 参考資料として、前田慶次郎に関する書籍を読み始めたのですが、な かなか読み終えることができませんでした。 読み終えたことで、これまで疑問に思っていたことのいくつかを解消 することができ、すっきりした気分です。(^-^) では、これからもご愛読のほど、よろしくお願いいたします。 -------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利 用して発行しています。 バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000264621/index.html 登録・解除 :http://www.mag2.com/m/0000264621.html -------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ PAIコンサルティング ・人事およびIT等に関する各種コンサルティング業務 ・ソフトウェアの開発・販売 [製品] 採用管理の友(中途採用編)、業務の友、自治会の友、 PTAの友 Email:paicon@sann.jp(ご意見・ご感想・ご要望・お問い合わせ) URL:http://www42.tok2.com/home/paicon/ <-- こちらに移転済み ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *このメルマガの著作権は、PAIコンサルティングが有します。



