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『企業は人なり』という言葉は、企業の盛衰は人材によって決する…という意味だと考えます。しかし、この言葉を実感し、実践されている経営者は、少ない…。反面教師となる実例をご紹介する中、もう一度、謙虚な気持ちで考えていただければ幸いです。

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2008/07/07

まぐまぐ!『実例!誤った人材観は会社をつぶす』第8号

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       実例!誤った人材観は会社をつぶす

       〜私が出会った困った経営者たち〜

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆◆◇◆◆◆◆◆◆◆  第 8号


『企業は人なり』という言葉があります。
私は、これを真実だと確信しています。

経営者の方々からも、しばしば、この言葉をお聞きすることがありま
すが、残念ながら、本当にそう思っているのだろうか…と疑問に感じ
ることも少なくありません。

そうした経験(苦悩・憂慮)と、それに関わる私の考えを、この場を
かりてご紹介させていただきたいと思います。(団体・個人名は匿名)

そうすることで、読者の方々にも、改めて、この言葉の意味するとこ
ろと、その実践の必要性を感じていただければ幸いです。

文中、少々手きびしい内容も含まれますが、どうかご容赦ください。


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目次 ■コラム「朝令暮改な気まぐれ社長」
   ■ご意見・ご感想の紹介(募集中)
   ■余談「義に殉じた戦国武将たち」第4回(上杉景勝・直江兼
    続 編)
   ■[PR]業務書類の作成・管理支援ソフト「業務の友」のご紹介
   ■編集後記
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■コラム
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●朝令暮改な気まぐれ社長

社員からすると、「まったく〜」と思われてしまう朝令暮改な気まぐ
れ社長は、やはり中小企業に多い。
では、その理由は何だろうか…。
中小企業の社長は、大企業や中堅企業の社長よりも劣るから…とは、
必ずしもいえません。
私は、それを以下のように考えています。

 1.すぐに決断しなければならない状況が多く、部下との十分な
   検討をしないまま自分一人で決めてしまうため、あとから問
   題があることに気づく。

 2.少人数の家族的会社であり、社員への周知が簡単であるため、
   安易な決定をすぐに社員に伝えてしまう。

 3.社長である自分がすることは社員に咎められることはないの
   で、何をしてもかまわないと思っている。

理由のいかんを問わず、社員にとっては迷惑なことですが、朝令暮改
も、たまには仕方がないことだと思います。
しかし、頻繁にそうならないように注意しましょう。社員からの信頼
がなくなることは当然ですが、社員のやる気を削ぎ、軽蔑さえされる
に至るかもしれません。

朝令暮改をしてしまったら、少なくともそれを認め、社員に伝えるこ
とが大切です。

自分の間違いを認めることが恥ずかしいですか?
へたに誤魔化そうとしても、社員にはわかってしまいますよ。そのほ
うが、よほど恥ずかしいことだと思うのですが…。


次回予告:「社則違反をする社長」(仮題)


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■ご意見・ご感想の紹介
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ここには、ご了解いただきました皆様からのご意見・ご感想を掲載す
る予定です。
皆様からのお便りをお待ちしています。


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■余談
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●「義に殉じた戦国武将たち」第4回(上杉景勝・直江兼続 編)

上杉景勝(当主)と直江兼続(筆頭家老)は、まさしく上杉謙信の
「義」の信念を受け継いだ人たちです。

景勝は謙信の養子の一人であり、兼続は謙信の小姓をしていましたが、
謙信が亡くなると、兼続はすぐさま行動を起こし、景勝が家督を継ぐ
ことに貢献したといわれています。

さて、豊臣秀吉存命中、景勝は大谷吉継とともに東国の検地を行って
いたときのことです。吉継の家臣が農民と問題を起こし、一揆に発展
しまいましたが、景勝は一言も文句を言わず、吉継に協力したそうで
す。
吉継は、なぜ助けてくれたのかを景勝に尋ねると、不慣れな地で面倒
な検地という仕事でも、吉継が愚痴の一つもこぼさない懸命な姿に感
心したから…とのこと。きっと、困っている人を見過ごすことは義に
反するもの…という使命感にも似た感覚だったのでしょう。
吉継はもちろん感激し、このことは、後の吉継に多分に影響を与えた
…と言う歴史家もいます。

一方、いわゆる「直江状」で有名な兼続ですが、この書簡には、上杉
家の「正義」が表れています。
徳川家康が上杉家を服従させるため、あらぬ疑いを吹っ掛けてきまし
たが、それに対して、上杉家の事情と潔白を訴えるとともに、一戦も
辞さない覚悟を伝えてきました。たとえ御家が滅びようとも、正義を
貫く強い信念が伺えます。
これに激怒した家康は、諸大名に声をかけ、全国各地から上杉征伐軍
が会津に向かったのでした。

謙信以降、上杉家は、義をもって家内をまとめ、その統率力のとれた
軍勢は、諸候に恐れられていたものです。
関ヶ原合戦の後、上杉家は、家康によって米沢二十万石に転封されて
しまいます。
しかしながら、家康の前に現れた景勝と兼続は、悪びれた態度は一切
なく、正々堂々としたりっぱな姿だったと伝えられています。


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■編集後記
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お読みいただき、ありがとうございます。

風邪をひいて、先週はお休みさせていただきましたが、やっと本調子
になりました。
と思いきや、真夏を思わせる蒸し暑さに閉口してしまいますね〜。
もうじき、私が住む関東地方も梅雨明けになるでしょう。
皆さんも、風邪や熱中症には、十分気をつけてください。

では、これからもご愛読のほど、よろしくお願いいたします。


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