理数系の力が子どもを伸ばす_第3号
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理数系の力が子どもを伸ばす
〜学力低下不安解消術〜
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こんにちは。理系教育コンサルタントの原さちこです。
目次
■ ご意見・ご感想・ご相談について
■【今回のテーマ】理科の実験を理解する
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■ ご意見・ご感想・ご相談について
メルマガについてのご意見・ご感想をお寄せいただいております。
お寄せいただいている方、ありがとうございます。
これからも、参考にさせていただき、メルマガを発行してまいります。
些細なことでも結構ですので、ご意見・ご感想をお待ちしております。
また「こういう取り組みをしている」など、アイデアがありましたら、
それもお待ちしております。
ご相談についても、受付中です。
できるだけ詳しく、お子様の学年、様子、学習の取り組み方などについて
お書きいただきまして、メールでお送りください。
理系科目に限らず、教育全般のどんなご相談でもお受けいたします。
不登校について、いじめに関すること、進路についてなど、
生活に関するご相談もお受けしたことがあります。
もし何かお困りであれば、またメールいただきますよう、
よろしくお願いします。
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ご意見・ご感想・ご相談をお待ちしております。
原さちこまでよろしくお願いします:sachiko.hara@gmail.com
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【今回のテーマ】理科の実験を理解する
理科離れが深刻な問題になっています。
世界のトップ技術を誇っている日本も、今後はどうなるかわかりません。
理科離れを防ごうと、テレビ番組でも楽しい実験をするようになりました。
簡単な科学実験を扱う塾も増えてきています。
しかし、それらは根本的な理科離れを防ぐ解決にはなっていません。
実験を見て、楽しい、おもしろいと興味をひくことはあっても、それで終わり。
その現象をしっかり理解させようという大事な部分はおろそかになっています。
理解する楽しさまで教えることができていないのが現状なのです。
理科の実験の問題が出題されたとき、解くことができない子どもが増えています。
興味がないというよりは、どのように理解したらいいのかわかっていません。
複雑な見たことがない実験問題の場合は特に、データを読み取る力がないのです。
では、実験をどのように理解したらよいのか、見ていきましょう。
2つのパターンがあります。
・実際に学校などで実験を行う場合
・実際に実験をせず、教科書などで学習する場合
実験を多くする学校もあれば、ほとんど行わない学校もあります。
実験を行わなくても、理解できる力が必要です。
・実際に学校などで実験を行う場合
まず、ノートに何を書き込んでもいいページを作ります。
きれいに書く必要はまったくありません。
丁寧に書き込む時間は、実験を行っている時間にはないからです。
そこに、実験手順を箇条書きで書き込んでいきます。
同時に、なぜその手順を行うかも書きます。
その「なぜ」が重要なのです。
(例)温めたアルコールに葉をつける(葉を脱色し、指示薬の色を見やすくするため)
実験器具の名前や使用法についても同じように書きます。
(例)アルコールを温めるときは湯せんをする(アルコールは引火しやすいため)
そして、実験結果を書きます。
このときも、丁寧に表にしたり、図にしたりすることは必要ありません。
あとから見てわかるように、一言添えて、ひたすら書くだけでいいです。
(例)1回目の数値… 2回目…
これから何がわかるかを考え、箇条書きにして書きます。
ここで重要なことは、教科書に頼らないことです。
教科書に書かれた知識をそのまま書いてしまいがちですが、大きな間違いです。
教科書の実験と全く同じ実験をしたとは限らないということと、
知っていることを本当にこの実験で確かめられたかどうかがわかっていないからです。
大切なのは、実験からわかることを自分で探し出す力なのです。
各実験の比較や数値の変化をしっかり見ることが重要です。
実験が終わったら、レポートを作成します。
レポートといっても、ノートに以上のことを今度は丁寧にまとめるのです。
1.実験の目的
2.事前にわかっている原理・原則
(物理・化学実験などは特に、こういう数値になるはずという予想を導くのに重要)
3.実験手順とその注意点
4.実験結果
(表や図、絵などにまとめて、見やすいようにする)
5.結果の考察
(2で予想した数値とのずれはないか、実験結果からわかったことは何か)
このように、実験を始めるところから、レポートを作成することで、
どのように実験をし、何がわかったかを理解することができます。
大学での実験もこのような手順で行います。
実験の基本なのです。
・実際に実験をせず、教科書などで学習する場合
実際に実験を行うように、「手順・注意点・なぜそれを行うか」に注目します。
特に教科書などで学習する場合は、複雑な実験器具は想像しにくいことがあります。
一つの本で見るのではなく、参考書なども見ながら、
どのような場合に使われる器具で、どんな仕組みになっているのかを理解します。
教科書などに書かれた実験結果を見て、考察は自分で行うようにしてください。
ここで、時間をかけて、悩むことが重要です。
データや結果から何を読み取れるか、訓練を重ねることが必要です。
そうすることで、見たこともない実験が出題されても答えることができるようになります。
自分で考えた結果が正しいかどうか、教科書などで確認します。
読み取ることができなかった点、間違ったとらえ方を見直し、正しく考察します。
基本的なことですが、これを手順よく学習することで、実験問題に強くなります。
しかし、これはただ単に、実験問題を解決する手段ではありません。
自分で問題を提起し、解決方法を考え、実行し、解決する力を育てているのです。
社会に出たときにも通用することです。
例えば、市場マーケティングを考えてみてください。
今、何が流行っているか、どんなことに関心が高いのかを、
アンケートを取ったり、資料を集めることで、そこからデータを作ります。
データから読み取れることを考察し、マーケティング戦略に生かします。
このように「自分でなぜ?と思うこと。それを解決すること。」
その力を育む手段が実験なのです。
実験をただ問題を解く手段と考えず、
日々の考え方にも活用できることを覚えておいてくださいね。
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ご意見・ご感想・ご相談をお待ちしております。
原さちこまでよろしくお願いします:sachiko.hara@gmail.com
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『理数系の力が子どもを伸ばす〜学力低下不安解消術〜』
発行:理数系教育コミュニティ
発行者:女流理系教育コンサルタント 原さちこ
お問い合わせ・ご相談:sachiko.hara@gmail.com
メールマガジン登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000264071.html
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