いのちの碑が序幕
4月26日、長崎市で「いのちの碑」の除幕式
が行われました。
「いのちの碑」とは何でしょうか?
地元紙・長崎新聞は当日付けの社説でこの式典
について次のように説明します。
「長崎市の伊藤前市長が凶弾に倒れた事件をきっ
かけに、暴力のないまちづくり、いのちの大切さを
考えようと建立された暴力追放モニュメント、『い
のちの碑』がきょう26日午前十時から…開かれる。
長崎新聞社の提唱で昨秋、モニュメント建立実行
委員会が発足した。
モニュメント建立のための募金活動には、県内外
から賛同者が相次ぎ…目標の1500万円の二倍近
い2800万円あまりが寄せられた。
『互いに支えあう気持ちがあれば暴力は起こらな
い』
『暴力反対という市民の意思を示したかった。』
…
募金活動に参加した人たちは、異口同音にその思い
を語っている。…」
しかし、そうした願いとは裏腹に、伊藤前市長が
凶弾に倒れた同年12月には、佐世保市で散弾銃の
乱射事件が発生、二人の尊い命が失われました。
なぜ、長崎でこうした事件が続くのでしょうか?
二つの事件にはある共通した側面がありました。
それは、県警の対応次第では、事件を未然に防ぐ
ことが可能だった、ということです。
伊藤前市長の事件では、犯人が現場に行くとの情
報が事前に寄せられていたにも関わらず県警は放置
していました。
佐世保の事件では、容疑者の近隣住民から銃の許
可を取り消して欲しい旨の要望があっていたにも関
わらず県警は無視していました。
そして県警はこれら一連の不作為について謝罪す
るどころか、「適切であった」と繰り返します。
そして驚くべきは、地元メディア、とりわけ地元
紙・長崎新聞の対応です。
長崎前市長銃撃事件から佐世保の散弾銃乱射事件
における地元紙・長崎新聞の報道を追いながら、
地方メディアの抱える問題点、平和都市・長崎の
抱える政治風土の問題点、さらに日本の平和活動の
問題点を明らかにして参ります。
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