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2009/11/15

【書店塾便り】360:置いてるだけでは、、、

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【書店塾便り】vol.360 2009.11.15

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お久しぶりです、【書店塾】です。
今日のテーマは、『置いてるだけでは、、、』です。

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毎年同じようなことを書いているので、もう今年はもう触れまいと思っていたのですが、
やっぱり合点が行かないというか、歯がゆい思いがして書くことにします。何のことか
と言えば、「読書週間」です。

読書週間(10/27~11/9)にいくつかの書店を回ってみましたが、ブックフェアをやって
いるわけでもなく、それどころか店頭店内に「読書週間」という文字さえ見当たりません。
折角、新聞やマスコミで読書の秋、読書週間と言ってくれているのに、肝心の書店が何も
していないのはあまりにもお粗末です。売れない店、売れない担当者ほど何もしないと
いうのが、物事の道理なのかも知れません。

提案の無い店は滅びる、と言われてきました。品物があるだけで売れる時代ではありま
せん。書店も決して例外ではありません。取次から自動的に送られてくる新刊や自動発注
で入ってくる注文品を並べているだけでは売れなくなっているのです。

売れている店には「提案」があり「主張」があります。ブックフェアやコーナー作りと
いう話だけではなく、商品の陳列方法や見せ方、アイキャッチャーやPOPも提案の
一つです。売れていない店は殺風景です。それは入荷した商品をたんに「置いている」
書店だからです。

いろんな事をやりたくてもシステム偏重で人件費を削られ、店売に余裕が無くなって
いるのかも知れません。今や書店に「作業員」は居ても、書店員や書店人は居なく
なったのではないか、とさえ思えるのです。

入社当時の先輩から言われた言葉を思い出します。「この本を売りたいと思ったら、
何かしなくてはいられないのよ」と。そして、置き場所を考え、陳列を工夫し、
POPを書いていたのです。そう、本は置いているだけでは売れないのです。

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【書店塾便り】
  発行者:【書店塾】塾長

  【書店塾】書店人のための応援サイト
       http://syotenjuku.okoshi-yasu.com/
  【本の一言】(書店塾ノオト)書店人のための実務と朝礼のヒント
       http://syotenjukuword.blog.shinobi.jp/

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