2009/05/17
【書店塾便り】338:『儲かる「仕組み」作りは・・・「やらないこと」から決めなさい!』を読む
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 【書店塾便り】vol.338 2009.05.17 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ おはようございます、【書店塾】です。 今日のテーマは、『『儲かる「仕組み」作りは・・・ 「やらないこと」から決めなさい!』を読む』です。 ------------------------------------------------------------------------- 『儲かる「仕組み」作りは・・・「やらないこと」から決めなさい!』(小山昇著 PHP文庫)を読みました。著者は株式会社武蔵野の代表取締役。日本経営品質 賞、経済産業大臣賞などを受賞。中小企業のカリスマ社長として有名で、全国で年 間120回もの講演・セミナーをこなし、著書も沢山あります。 本書には経営のコツや経営のノウハウが語られていますが、成功した大企業の経営 者の本にありがちな精神論や成功哲学、宇宙や神といった話は一切出てきません。 実利というか、徹底した合理主義で貫かれており、いかにして中小企業が生き残る かという実践的なノウハウや地に足がついた経営哲学が語られています。久々に「 プラグマティズム」という言葉を思い出しました。 版元の付けた「逆転の経営哲学」という帯のタイトルはイマイチ意味不明ですが、 逆転の発想という意味ならば納得できます。徹頭徹尾、中小企業のための合理主義 という内容。個人としてやらないこと、リーダーとしてやらないこと、経営者とし てやることやらないことなどをきちんと決めるなど、仕事や経営のコツや目からウ ロコの話が満載です。 「中小企業はワンマン経営で良い。意思決定のスピードが命である」というような 内容が沢山でてきます。小山社長は創業社長ではないようですが、第二の創業者、 実質的な創業者のような印象を受けます。社長自身の強いカリスマ性や指導力、求 心力があってこそ会社が成長しているような印象が強いのですが、代替わりした時 にどうなるのかという関心があります。 本書は経営のコツ、経営のノウハウが語られていますが、薄い文庫本ですし語り口 も平易に書かれていますので、中小企業の経営者だけでなく経営幹部や管理職、エ リア長や店長にも読んで欲しいと思う一冊です。 ------------------------------------------------------------------------- 【書店塾便り】 発行者:【書店塾】塾長 【書店塾】書店人のための応援サイト http://syotenjuku.web.fc2.com/ 【本の一言】書店人のための実務と朝礼のヒント http://syotenjukuword.blog.shinobi.jp/ -------------------------------------------------------


