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2009/04/20

【書店塾便り】333:学参の返品と定額給付金

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【書店塾便り】vol.333 2009.04.20

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おはようございます、【書店塾】です。
今日のテーマは、『学参の返品と定額給付金』です。

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4月の第三土曜日曜が終わり、新学期のピークは過ぎました。毎年のことなが
ら、学参ピークというほどの盛り上がりは無かったかも知れません。でもこれから
先は学参がどんどん売れるということは考えられません。

そこで、そろそろ学参の返品に取り掛かりましょう。返品はゴールデンウィーク明
けからと考えておられたかも知れませんが、この3月4月に売れないものはこれか
らも売れません。全部返品するということではなく、明らかに過剰在庫だと思われ
るものからまず返品しましょう。そしてゴールデンウィーク明けに残りを返品する
という2段階です。

返品は売場から下げただけでは入帖されません。荷造りをして運送会社に持って帰
ってもらって、取次に到着して起票されなければ返品にはならないのです。延勘の
新学期商品は4月末には請求が立つわけですから、売れないものは今の内にできる
だけ早く返品しておかねば、請求額が膨れ上がって本部は資金繰りに苦労します。

新学期の次はゴールデンウィークですが、旅行書以外に目立った動きはありません。
土日祭日は高速道路が半額になりますから、車で行ける行楽がテーマになるでしょ
う。それ以外では、ゴールデンウィークに本屋に行こう、と言ったところで無理な
話でしょう。

他業界では次々と定額給付金セールを仕掛けていますが、こういう時いつも書店は
やりづらいものです。「定額給付金で広辞苑を買おう」などと打ち出したところで
売れるものではありませんし、割引もできない。10000円で11000円分の本が買える、
というのはきっと売り文句になるでしょうが、再販制があるのでそれはできないで
しょう。結局はDVD等の第三商品の値引きしか打ち出せません。

定額給付金対応の図書カード、10000万円で11000円分使える期間限定の図書カード
などというものは考えられないのでしょうか。図書カードの販売手数料は5%です
から、この手数料を原資として5%余分に買えるカード、更にそれに5%を業界全
体で負担して11000円にするとか。でもどこが負担するかで話はまとまらず、そう
こうしている内に時期が過ぎて行くことでしょう。

それなら、自店のみに通用するもの、あるいはチェーン店独自のプレミアム金券の
発行は考えられないものでしょうか。再販だなんだと難しい議論はいろいろあると
思いますが、やれない理由ばかり探さずに、どうやったらできるかと考えるべきで
しょう。定額給付金をこのままただ黙って見過ごすのは、あまりにももったいない
と思うのですが。

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【書店塾便り】
  発行者:【書店塾】塾長

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