【書店塾便り】 vol.63
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【書店塾便り】 倒産版元
vol.63 2008.07.08
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おはようございます、【書店塾】の塾長Mです。
今日のテーマは、『倒産版元』です。
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倒産、解散、営業停止、民事再生法の申請、自己破産、廃業など形態は
さまざまですが、出版出版社の倒産が続いています。昨年1月からの
主な倒産版元を列挙してみると、東京法軽学院出版、嶋中書店、リーフ、
雄飛、あおば出版、桃園書房、司書房、朝日ソノラマ、エクスメディア、
山海堂、チクマ秀版社、新風社、草思社、はまの出版、アスコム、
アスキー、大阪書籍、彌生書房、九天社、、、倒産が噂されている
出版社はいくつもありますし、これからも出てきます。
出版社の倒産で問題になるのは、在庫の処分です。出版社の倒産は一刻も
早く商品を返品し、取次が倒産した場合は返品せずに商品を持っておく。
これが大原則です。とはいえ、出版社の倒産の連絡があって、返品した時は
もう既に遅しということが多いのが実情です。新刊委託期限内の商品と
常備は返りますが、それ以外は大抵逆送されます。取次の精算が半年後
位ですので、その時に枠があれば書店の返品が可能になる場合もあります。
倒産情報は、新文化通信や文化通信等の業界紙のホームページに掲載され
たり、取次からFAXで連絡が来ます。もっとも、その時はもう遅いのですが。
出版社が倒産した時点で、再販契約が消滅しますので、書店は残った在庫
商品をバーゲンにして叩き売ることになります。最近ではエクスメディア
のように在庫が大量にあるものはワゴンセールで半額で売った書店が
多かったようです。どうにもならない時は、こっそり新古書店に持ち
込んだりして処分しているようです。
異業種の立場から見ると、メーカーが倒産して右往左往しているのは
出版業界くらいではないかと思います。普通は商品は買取が基本ですから、
自店で値引きして売るのは当然です。何万円もする商品でも別に慌て
たりすることはありません。もっとも粗利率は書店の倍以上あるのが
普通ではありますが。委託販売制度というのは、いつまでも改善され
ない異常な返品率といい、無責任な販売と言い、そろそろ考え物でしょう。
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【書店塾便り】
発行者:【書店塾】塾長
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