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2008/06/14

ラスト・フレンズ 第5話 「衝撃の一夜」【2】

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No.023                                                 2008/06/14

フジテレビ ドラマ「ラストフレンズ 完全ガイド」

第5話 「衝撃の一夜」【2】


                        http://lastfriends.blog71.fc2.com/

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〈登場人物〉

藍田美知留(あいだ みちる) 長澤まさみ
岸本瑠可(きしもと るか) 上野樹里
及川宗佑(おいかわ そうすけ)錦戸亮
水島タケル 瑛太
滝川エリ 水川あさみ
林田 田中哲司
三田小百合(美容院の店長) 蘭香レア
平塚令奈(美容院の先輩美容師) 西原亜希
藍田千夏(美知留の母)倍賞美津子

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■フジテレビ ドラマ ラストフレンズ 

第5話 「衝撃の一夜」

【2】

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ルカの実家


ルカがミチルをダイニングへ案内する。ルカの母(朝加真由美)と久しぶりの
対面。

(ミチル)「こんばんは」
(母)「ミチルちゃん、ひさしぶり」
(ミチル)「おひさしぶりです」
(母)「まあ、きれいになっちゃって。どうぞ、どうぞ、おいしいご馳走、待
ってるわよ」
(ルカ)「おいしいご馳走とか自分でいうか、ふつう」

タケルも入ってきた。

(タケル)「こんばんはー」
(母)「こんばんは。あ、あなたがタケル君?」
(タケル)「はい」
(母)「そう。えー、かっこいいのね。ミチルちゃんの彼?」
(タケル)「じゃ、ありません」
(母)「じゃないってことは、じゃあ、」
(ルカ)「ああ!も、どうでもいいからさ、ね、早く座って、タケル」
(母)「どうぞ」

ルカの父(平田満)と弟(長島弘宜)も入ってきた。

(父)「いらっしゃい」
(ミチル・タケル)「こんばんは」
(弟)「こんばんは」
(父)「さあ、どうぞ」

テーブルにはご馳走が。

(タケル)「わぁー、すごいですね。これ、ぜんぶお母さんが作られたんです
か?」
(母)「ええ、トマトのファルシ、白身魚の香草焼、えー、カスレ」
(ルカ)「カルチャースクールで覚えたてのフランス料理、みんなに食べさせ
たくてしょうがないみたい」
(父)「味の保証はしかねますけど、どうぞ」
(母)「あら、岸本さんは筋がいいって誉められたのよ」
(ルカ)「エリーとオグリンも誘ったんだけど、今夜は二人、映画デートだっ
て」
(ミチル)「そうなんだ」
(母)「いまね、ローストビーフ出すから、ちょっと待っててね。よいし
ょ...」
(ミチル)「あ、私、手伝いますよ。なんでも言ってください」
(母)「じゃ、このカスレ、取り分けてくれる?」
(ミチル)「あ、はい」
(母)「ミチルちゃんは、ほんと、よく気が付くし、女の子らしいのよね。ル
カに爪の垢、煎じて飲ませたいくらいだわ」
(タケル)「僕も手伝います。いい香りですね。ローズマリーですか?」
(母)「わかる?料理得意なの?」
(タケル)「ええ、あのー、バイトがらみで、料理は多少勉強してます」
(母)「違うのね、最近の男の子は」
(タケル)「いえ」
(母)「ルカ、少しはあなたも見習いなさいね」
(ルカ)「もうどうでもいいからさ、早く食べようよ」
(母)「その乱暴な言葉使い、いいかげん、治しなさいよ。お嫁いってから困
るわよ」
(ルカ)「嫁になんか行かないし」
(母)「失礼ねー。連れてきた人の前で。そんなそっけないこと言っていい
の?ね?」
(タケル)「あ、いえ」
(父)「さー、はじめようか」
(弟)「いただきまーす」
(母)「たくさん食べてね」

ビールを手酌しようとする父を見てタケルが、

(タケル)「あ、大丈夫です。注ぎます」
(父)「え、ああ、悪いね」

ルカの父にビールを注ぐ。



小倉の家の前


タクシーが一台。中にはエリ(水川あさみ)と小倉(山崎樹範)。

「どう?行けそう?」
「うん、行くよ。行かなきゃな」
緊張した様子の小倉。深いため息をつく。

「離婚届も、ハンコも持ったし。ちゃんと、話つけてくるよ。ささっとさ」
「うん。じゃあ、まあ、がんばって」
「おお」

握りこぶしをつくる小倉だが、あまり勢いがない。



ルカの実家


トイレから出てくるタケル。ドアの前に弟が立っていた。驚くタケル。

「おお、省吾君」
「ね、姉貴の彼氏なの?」
「え?あ、いやー」
「姉貴、男の人連れてきたの初めてなんだよね。ウチ的には、大事件」
「はあ、そうなんだ」
「姉貴もさ、相当な変わりもんだけど、大目に見てやってよね」
「うん。わかった。ハハハ」


ルカの実家のダイニング


ミチルが笑顔でルカの母に向かって、

(ミチル)「でも、ひさしぶりで本当に楽しかった。昔よく、お夕飯ごちそう
になりましたよね。ルカの部屋で、一緒に試験勉強してて、遅くなっちゃって。
うふふ」
(母)「ねえ、もう遅いから、ミチルちゃん、泊まっていったら?ねえ」
(父)「おお」
(ルカ)「そうすればいいよ」
(ミチル)「でも、迷惑じゃない?」
(ルカ)「ううん、ぜんぜん。タケルも泊まってけば?」
(タケル)「え?俺?いや、俺は帰るよ」

そう言うタケルを後ろから父が見ている。

(ミチル、ルカ)「あはは」



小倉の家の前


タクシーのメーターが、3,590円から3,680円に上がる。小倉はなか
なか帰ってこない。

ため息をつくエリ。携帯が鳴った。小倉からだ。

「はーい」
「ごめん、やっぱ、すぐに話終わんなくて、」

家の中から小声でエリに電話する小倉。

「あー...」
「今夜、こっち、泊まってくから。やっぱ、帰ってて。ほんと、ごめんね。じ
ゃあ、」

ショックを受けた様子のエリ。ため息。



シェアハウス


タケルが帰ってきた。

「ただいまー」
「あ!おかえりー!」

リビングで、エリが一人、ワインを飲んでいた。かなり酔っている様子。

「あれ?」
「ね、一緒に飲も!じゃんじゃん飲もうよ。私、あした仕事ないから、大丈夫
なんだー」
「オグリンは?」
「え?今夜は奥さんトコ泊まるんだって」
「あ、そう」
「うん。帰ってくんのかねー、あれは。ぜんぜんわかんない。うふふ」
「え、そういう雰囲気なの?」
「そ!まあ、あいつはね、もともと奥さんに未練たっぷりだったからねー」
「ああああ、こぼしてるよ」

エリのグラスからワインがこぼれているのに気付いたタケル。

「ああ」
「結構飲んだんじゃないの?」
「ううん」

ティッシュを手にとって、

「はいはいはい」

テーブルを拭くタケル。

「ねえ、タケル」
「うん?」
「私っていい女?」
「んん?」
「結構、いい女だよね。美人だし、性格もさ、こう、ネチネチしてなくて、竹
を割ったみたいだーっなんてよく言われるんだ!あは!」
「うん」

一生懸命、机や床を拭きながら、

「エリーはきれいだよ。それに、うん、すごく優しいし。待って、ここ拭く
よ」

タケルはエリの首や顎の辺りもティッシュで拭いてあげる。すると、エリがタ
ケルの手を掴む。

「優しいのはタケルじゃん」

タケルを見つめるエリ。タケルの首の手を回し、抱きつく。固まるタケル。

「ミチルちゃんとルカは?」
「ルカんち泊まっ...てるよ」
「じゃ、今夜は誰も帰ってこないね。タケル。どうにかなっちゃおうか?」

完全に固まっているタケル。動けない。エリがタケルにキスをする。そして、
シャツのボタンを外し始めた。するといきなり、エリを突き飛ばす。驚くエリ。
見つめ合う二人。タケルはそのまま洗面台にダッシュ。水道で口を必死ですす
いでいる。

「げふっ!」

鏡に映った自分の顔を見る。震えている。


エリがいるリビングに戻ってくるタケル。

「ごめん...。エリーがだめっていうわけじゃなくて...」
「え...こっちこそ...ごめん」

微妙な空気のリビング。

「そっか...。タケルって...やっぱ...そうなんだ」

うなづくタケル。

「そっかなーとは思ってたんだけど。そっか。じゃ、あれだ、友達でいよ!
ね!あっ、飲みなおそうか、飲も!ね、飲も飲も!」
「うん」
「えへへ」


ルカの実家


ルカの部屋でミチルとルカが寝る準備をしている。

「ごめんね。ベット占領しちゃって」
「ううん、こっちも案外落ち着くし」
「でも懐かしいな...。ルカのこの部屋。変わってない。ルカのお父さんもお
母さんも。変わってない。いい家族だよね。私も、こういうウチを作りたかっ
たんだ。早く家を出て、幸せになりたかった」
「あの男とは無理だよ。キツイかもしれないけど、ミチルのために言っとく。
あの宗佑ってヤツ、ミチルを幸せにできる男じゃない。あっ、タケルってどう
よ?」
「え?」
「タケルみたいなヤツだよ、人を幸せにできるのは。ミチルもあういうヤツ好
きになればいいのにな」
「ルカは、どうなの?ルカは、誰かを好きなったことってないの?」
「え...」

動揺するルカ。

「考えてみたら、中学の頃から、ルカの好きな人の話って聞いたことない。い
っつも私の方が相談にのってもらってて」
「そうかな」
「うん。好きな人、いないの?」
「...いるよ...。ずっと前から、ずっと思ってる」
「ずっと前っていつから?」
「何年も」
「その人は、知ってるの?ルカの気持ち」
「気付いてない」
「伝えないの?」
「伝えない。伝えたってしょうがないし」
「何でしょうがないの?そんな風に決めつけることないよ。だってさ...」
「しょうがないものはしょうがないの!...いいじゃん、こんなこと、どっち
でもさ。私は、ミチルに元気になってほしかった。自分を取り戻してほしかっ
た。だからここに連れてきたんだよ」
「そっか。ごめんね、ルカ。心配かけて」


(つづく)

☆★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*★☆★
フジテレビ ドラマ「ラストフレンズ」より


次回をお楽しみに!


┌――┐感想楽しみにしています!
|\/│ メールはこちらまで
└――┘nagasawa200802@toeic.bz

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  発行人  :「ラストフレンズ 完全ガイド」 責任者 リョウ
  公式ブログ:http://lastfriends.blog71.fc2.com/
  配信解除 :http://www.mag2.com/m/0000263779.html 

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