2009/01/15
【縁起マガジン】第49号 「築地本願寺新報」新年号。新門様と輪番の新春対談。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009.01.15 Vol.049 ━ ○◎○ ┏━┏━┏━┏━┏━┏━ ◎●◎ ┃縁┃起┃マ┃ガ┃ジ┃ン 縁起プロジェクト ○◎○ http://www.engi-project.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 釈尊は、異教の修行者から死後の世界について議論することを挑まれて いますが、何も答えず、沈黙をもって答えとされました。 私たちの頭では、また現代の科学をもってして、死後の世界、「生死」 を超えた世界を解明することはできていません。にもかかわらず、死後の 世界をネタにして不安と恐怖をあおり、金品を巻き上げる者がいます。 また、前世や来世を占って、人の心を支配する者もいます。 少なくとも、それが仏教の名の下におこなわれることがあるなら、まっ たく仏教の道理からはずれています。 仏教は、「生」と「死」ではなく、「生死(しょうじ)」と一つのこと と考えます。ですから、「死んだらおしまい」ではありません。少なくと も仏典の初期の段階から輪廻転生(りんねてんしょう)は説かれているの ですから。 行いを「業(ごう)」といいます。身体での行動、言葉、そして心に思 うことです。それらのすべての「業」の蓄積が、その人の有りようを決定 していくというのです。業の蓄積は、死によって断たれるものではないの です。これも仏教の教えの要の一つでしょう。 これらの考えは、現代人にはわかりにくい、なじみにくい、納得のいか ない、説明のつかない・・・ものかもしれません。 何もかも物質化され、存在が証明され、人間の頭で理解できるものばか りではありません。自分の頭で理解できないことを、馬鹿げた話や戯言と 捨ててしまうことはできません。 私にできることは、まずは仏教の教えをしっかりと聞くこと。そして 生き方としては、「いま」「ここ」を精一杯生きること。それがこれまで 聞いてきた仏教の教えにほんの少しでも合致しておれば、それは立派なこ とです。かけはなれていたとしても、あとで振り返って教えに沿った生き 方ができるように精進することが必要です。 仏教は理論の体系であると同時に、実践の大系でもあります。学び、思 索するとともに、教えにしたがって実践することによって、必要なことと 不必要なことがわかってきます。釈尊が死後の世界の議論を沈黙すること で答えとされたことがわかってくるのではないでしょうか。 ------------------------------------------------------------------------- ≪目次≫ 1.「築地本願寺新報」2009年1月号 2.2009年1月のパイプオルガンランチタイムコンサート 3.御示談 4.築地歎異抄入門講座 5.築地本願寺仏教文化講座(第2221回) 6.築地本願寺英語法座 ------------------------------------------------------------------------ ■┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 1.「築地本願寺新報」2009年1月号 築地本願寺1月号は、新宿越しに見える富士山です。昨年4月の着任 された大谷光淳副住職が、年頭のご挨拶とともに、豊原大成輪番との 新春対談をなさっておられます。 ・年頭挨拶 大谷光淳新門(築地本願寺副住職) ・特集 「新春対談」 大谷光淳新門・豊原大成輪番 ・くらしのなかの基幹運動 「いのちの日 いのちの時間」 松本智量 ・マダムキッコのおもてなしレシピ 「牛肉の赤ワイン煮」 石川紀久子 ・教学 「安心論題入門(10)」 内藤知康 ・人 「中村弘さん」 西原静香 ・有縁散歩 酒井 淳 ・仏教書レビュー ・プラザ ・プラザ・NEWS ・スケジュール ■┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 2.2009年1月のパイプオルガンランチタイムコンサート 新春のランチタイムコンサートは、築地本願寺正オルガニストの伊藤繁 さんが登場です! 大事な旋律が右手にある曲→左手にあるもの→ペダル(足鍵盤)と順番 に、いろいろな曲を演奏していただきます。重要なメロディが、高い音か ら徐々に低いところへ下がって行くさまを、実際に耳で確かめることがで きます。ありとあらゆる世界中のどの楽器よりも広い音域が演奏できるパ イプオルガンの醍醐味を、たっぷりと肌で感じてください! (小島弥寧子) 【日 時】 2009年1月30日(金) 午後0時20分〜0時50分 【場 所】 築地本願寺・本堂 【演奏者】 伊藤 繁氏(築地本願寺正オルガニスト) 【演奏曲目】(予定) ・仏は常に:伊藤 完夫作曲 ・のんのさま:東村 美穂作詞・中村八大作曲 ・シャコンヌ ニ短調:パッヘルベル ・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549:J.S.バッハ 【演奏者からひとこと】 パイプオルガンの特徴は、音色が豊かなこと、足鍵盤があることで しょうか。きらびやかな高音、お腹に響く重厚な低音。低く静かな 低音も聴きどころでしょう。 そんな音楽をお聴かせできたら、とプログラムを考えてみました。 ◆ どなたでもご自由に無料でお聞きいただけます。出入りも自由 ですが、演奏中はお静かに出入りしていただきますよう、お願 いします。 <問い合わせ> 築地本願寺伝道学事部 電話 03−3541−1131(代表) ■┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 3.御示談 僧侶による説教は間違いがなく、聴衆は疑いを差しはさまずそのまま受 けとるものとされました。それゆえ、聴衆の側から質疑することは許され ませんでした。 後に浄土真宗では、説教が終わってから聴聞者が説法に対する理解を語 り合うようになりました。また、自らの信仰を披露し質疑する機会が設け られました。この質疑を御示談と言います。 【日 時】 2009年1月15日(木) 12時30分〜 【場 所】 築地本願寺・聞法ホール 【講 師】 五十嵐大策師(本願寺派司教・東京仏教学院講師) ■┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 4.築地歎異抄入門講座 【日 時】 2009年1月17日(土) 午後3時〜午後4時 【会 場】 築地本願寺 【講 師】 山崎龍明師(武蔵野大学教授) 【講 題】 「施入物の多少にしたがって大小仏になる」のこころ (第十八条) ■┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 5.築地本願寺仏教文化講座(第2221回) 【日 時】 1月31日(土) 15時〜16時30分 【会 場】 築地本願寺 【講 師】 川添泰信師(龍谷大学教授) 【講 題】 師と弟子 −「みちびき」と「とぶらい」− ■┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ 6.築地本願寺英語法座 【日 時】 1月31日(土) 17時30分〜 【会 場】 築地本願寺・聞法ホール 【講 師】 長谷尾大圓師(東善寺住職) 【講 題】 御文章に学ぶ - 蓮如上人の教え January 31 Rev. Daien Haseo Resident Minister of Tozenji Temple Learning from Rennyo's Letters ===================================== 【縁起プロジェクト】ホームページ この『縁起マガジン』と連動しています。縁起マガジンでみることができ ない写真情報や詳細情報を見ることができます。ほぼ毎日更新しています。 http://www.engi-project.net/ 【縁起マガジン・モバ!】 一回の配信字数は250字以内の携帯版の「縁起マガジン」です。5日に1回 の発行で、元気の出る言葉、自己を振り返る言葉を、毎回ひとつずつ紹介し ていきます。 <登録の方法>は、下記のアドレスに、空メール(本文に何も書かずに 送るメール)してください。 M0084351@r.mini.mag2.com ・パソコンから登録される場合は、下記URLから登録して下さい。 http://mini.mag2.com/m/M0084351.html ===================================== 【縁起プロジェクト】ブログ ・「説法師子吼」 78歳、日本仏教界の重鎮が築地本願寺でブログする 築地本願寺輪番 豊原大成 http://blog.engi-project.net/rinban/ ・「築地のお寺でパイプオルガン」 築地本願寺副オルガニスト 小島弥寧子 http://blog.engi-project.net/pipe/ ===================================== ┏━┏━┏━┏━┏━┏━ ┃縁┃起┃マ┃ガ┃ジ┃ン 第49号 【発行元】 築地本願寺伝道学事部(東京メトロ日比谷線 築地駅1番出口 徒歩1分) 問い合わせ先:info@engi-project.net 【発行システム】 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 【配信の登録および配信の中止(登録の解除)はこちらから】 http://www.mag2.com/m/0000263583.html ===================================



