飛翔(起業)〜挫折(倒産・破産)〜そして、その後 RSSを登録する

独立・起業・倒産・破産・蟻地獄での苦しみ。波乱に飛んだ人生。雑草のように、七転び八起を硬く誓い、日々もがいている今の姿を日記形式で綴る。時に打ちのめされ、時に希望に胸を膨らませ、一冊の本を完成させるべく毎日奮闘している現在の姿。

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/05/12
  • 発行部数 19
  • マガジンID 0000263564
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/05/06

起業独立・倒産・再起(夢)の途中(七転八倒)の今

この記事を取り寄せる

人生、何が起こるかわからない。
誰もが『自分は大丈夫、石橋を叩いて渡っている。』と、思っています。
私もそうでした。
まさか自分の身に降りかかるとは、...。
また、再起がこんなに大変だとは。
もがけど、あがけど蟻地獄。
『将来何に成りたい?』、『社長!』。
幼い頃からの夢【起業】を成し得、その先の夢に向かい驀進し・先が見えず苦しみ・ギブアップの倒産・新しい夢【再起業】に向かい足掻く今。


それは、新規オープンの支店だった。
営業は皆が新規採用。

初日の感想は、『今日から始める同じスタートラインの営業の人達に、絶対負け
ない。』だった。
会社は変われど営業をしていたという人が、ほとんどだった。
支店長が同じ年齢、他の上司は皆年下。
でも、経験は上司の方が上だから、見よう見まねでマネをした。
言われた事は、真剣に聞き・素直に、全て実践した。
通勤電車の中でのマニュアル復習、家での練習、ロールプレイング、何でもやった。
基本給が安いから、契約を取って歩合を貰わないとやった価値がない。

3日間研修をして、外へ出た。
『これでやって行くのだ、行けるのだ。』という自信も・確信も無い。
初オーダーを、皆が一斉に目指した。
自信も・確信も無いから、上司の指示通りやった。

毎朝、朝礼で、今日のポイント・ヒントを上司から聞かされる。
それを、そのまま外に出て実践してみる。
実践してみると、その通りになる。
だから、いつもヒントを貰い、自分流にアレンジして行動に移した。
ただ、営業は初体験なので、会話をしながら考え・導く事が難しく、他の人の3倍歩いた。
慣れるまで足で稼ごうと、昼も食べず、休憩も取らず、動いた。
夢中で集中していた。

夜、支店に戻り日報を書き、直属の上司に見せる。
皆、何やらあちこちで、罵声・怒声が聞こえて来る。
離職率が大きいのは、これが原因の1つだと思った。
私は、アドバイスを素直に受け止め・実践していたし、他の誰よりも動いて居たので、1度も何か言われる事は無かった。
感心されど言わせなかった、それだけ動いたという事だけは、自信を持って言える。

初めてアポイントを取ったのは、外に出て3日目。
それも続けて2軒。
その日のうちに時間設定をして、上司(クローザー)に来てもらい、訳もわからぬ間に1軒契約。
1勝1敗。1敗も止むに止まれぬ事情が有ったので、新人としては2勝。

そう、営業を初めて経験して、3日目に初オーダーが取れた。
それも支店初オーダー。
ビギナーズラックでは、無かった。
『アポイントってこうやって取れば良いのだ。取れば上司が契約をしてくれるのだ。』と、思った。

不安が、確証と自信に変わった瞬間だった。
それからは、おもしろくなって益々動き、『アポイントを取り、上司を利用しよう。』と懸命になった。

初月から、全国の営業ののベスト3に入った。
確か当時、営業が2000人ぐらいだったと思う。
営業は初めての経験なので、そんなに凄い事とは思わず、給料が基本給の10倍ぐらいに膨らんだ事への喜びだけだった。

入社後1ヶ月。
支店長に呼ばれ、『今日から、自分で契約をしてきて下さい。』と突然言われた。
支店の部下育成成績も有っての事だろうが、アポイントを取る術は覚えたけれど、契約に関しては考えていなかった。
『せっかく上司が来ているのだから、今のうちにアポイントをもう一本。』と、途中で抜け出してしまうぐらいだから、何も知らない。

やれと言われるのだから、やるしかない。
でも、アポイントは取れるが、契約までには至らず、初めて自分一人で契約が取れたのは、1週間後。
とにかくこの1ヶ月で上司のやった事を見ていた所だけ思い出して真似た。
途中で次を探しに行ってしまっていたのでそれ以上はわからない。
本当に見て記憶に有る事しか、しなかった。しようがなかった。

『あれ?契約取れちゃった!何でだろう?こんな感じ?こういう物なのかな!』としか、感想が無かった。
何故、契約が取れたのか、その理由がわからなかった。
感覚的にコツを掴み、そこからまたバタバタと上がった。

徐々に会話のコツもわかって来た。
勿論それでも、足を止めず良く廻った。
人の3倍は廻っていた。
夜、会社に戻り自分の席に着くと、緊張がほぐれホッとして、疲労が出て30分位は放心状態、身動き出来ない。

見て居ると多くの営業は、社に戻ってからが緊張のようだ。
上司の叱責をいかに最小限に留めるかを考え、小さく目立たなくなっているようだ。
良くあちこちで上司の怒鳴り声や罵声が聞こえて来たものだった。
『いい大人が、自分の為なのに。』と思い、上司達が怒鳴りたく成るのも良くわかる。
『もっと昼間の時間に動いて、しっかりやれば良いのに。自分の給料だぞ。それじゃ、食えないだろうが。』と、思ったものだった。





皆さんも、現在営業の方・経験者は、わかるでしょうが、雨の日・暑い日・寒い日、大変ですよね。
特に雨の日等は、外廻りをしていると疲労が普段の何倍にもなります。
そこに、何かつまらないハプニングでも加わる様な事が有れば、本当に過酷なものですよね。
経験のある方は、良く御存知だと思います。

精一杯やって納得出来れば簡単・楽しい仕事ですが、手を抜くと苦しく・辛いものです。
またメンタル面でも、いかに簡単に・楽しく仕事が出来る様に気持ちを持っていくかが大切だと思います。
自分との闘いです。
自分に勝つ姿勢が無ければ、仕事に勝ちません。
1日、納得の行くように精一杯やる事です。

それに塩・コショーを振りかけて、『如何に楽をして・如何に稼ぐか!』。
常に、『何かないかな?』と、アンテナを四方八方に張り巡らせて、いつも頭を動かす事です。

頭を動かす事は、誰でも難しく有りません。
何故なら、『いかに楽をして結果を出すか!』を常に考えて居れば、『何かないかな。』と、常に自然に考えます。
すると自然に頭も動きます。
自然に工夫しようとします。
常に自然にイメージしています。
それが『頭を動かす』ことです。

『楽』をする為に。いかに『楽』に良い結果を出すか。それがポイントです。
誰も『苦』の為に、なるべく『苦』るしむ為に動く人など、居ません。

私も、常に『いかに楽をして結果を出すか!』を前提で動いて居ました。
それが結果として、人の2倍・3倍の動きに成ったとしても、苦では有りませんでした。
『楽』が前提に有るので、身体も・頭も動き、『苦』に成りませんでした。

営業で苦しんでいらっしゃる方は、ちょっと視点を変えて、『いかに楽をして、結果を出そうか。』と試しに思って見て下さい。
1歩も動かずに結果が出るのが1番良いのです。
それを基本として、本気で『少しでも動く範囲を狭める為には?』と考えると、常に『何かないかな?』と、四方八方にアンテナが自然に伸びる事と思います。
それが、心身共に前向きな・良い気持ちに結びつき、良い結果が生まれる事と思います。
『楽』が転がり込むのを待ち、ボーっとしていては駄目ですよ。
『楽』を追求するのです。『楽』の為に、行動するのです。
今、『苦』るしいけど、これをやったら『楽』に成れるなと思ったら、先の『楽』の為に今の『苦』を乗り切るのです。





話を戻します。
少しだけ動いては、公園で自分の世界に浸り、閉鎖的に成るおじさん。
仕事中に1杯飲み屋に入ってしまうおじさん。
『行ってきます』と言って会社を出て、連絡が取れなくなる若者(馬鹿者)。
当然、そんな人達はすぐに消えていくが、色んな人が居る。
話が私の耳にも良く入って来た。
上司達が『まったく。』と、私に愚痴をこぼしていた。
忍耐強い上司達だと思っていた。

一人ですべてやる為、おかげで、また歩合がアップした。
『やったぁー、もっと給料がもらえた!』と、喜んだ。

また、週休2日になった。
契約の取れない営業は、名目週1日の休みが有るが、出されていた。
精一杯やってならしょうがないが、本人が食べて行く為には当然だと思う。

私は、週2日自由に休めるが全く休まなかった。
ある日、支店長に呼ばれた。
『皆の目標の人が休みも取らずにやっていては、他の人が希望を失ったり、仕事が難しく感じたりする。だから、きちんと休んで下さい。』と、言われた。

それからは、週2日、朝礼が終わって営業が皆一斉に出かけてから出社した。
他の人とは合わない様に営業が戻る前に退社するか、帰りが遅くなったら直帰をする様にした。
陰でコソコソやった。
タイミング良く?休みのはずなのに契約が上がり、皆にバレる事も有った。

やれやれだった。
普通、早くても1人でやるのは、3ヶ月を要するらしい。
しかし、支店オープンの為、上司も早く成績を残したいという事情が有ったのだろう。
無謀にも、一人にさせられてしまった。
始めてまだ、右も左もわからない業界で、おまけに経験の無い営業を初めて経験しているのだから全くわからず、何が凄いのかわからなかった。
それが当たり前と思っていた事が功を奏した。
(この後、3ヶ月後には、営業を卒業させられ、上司達の仲間入りさせられてしまった。)




次回に続きます。




起業して、順調に進んでいた時期、厳しくなった時期、耐え切れず倒産した時期、再起業をと悪戦苦闘する今。
私の過去の経験・今の経験から、起業を目指す方・現在がんばる方々に『何かを得て欲しい。』などとカッコ良い事は言いません。
言う余裕も・思う余裕も全く有りません。
日々、精神的な焦り・苦しみの連続です。
ともすると、今日の生活も危ぶむ毎日の繰り返しです。
『蟻地獄』とは良く言ったものです。
そんな時々の思いを綴ります。

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る