飛翔(起業)〜挫折(倒産・破産)〜そして、その後 RSSを登録する

独立・起業・倒産・破産・蟻地獄での苦しみ。波乱に飛んだ人生。雑草のように、七転び八起を硬く誓い、日々もがいている今の姿を日記形式で綴る。時に打ちのめされ、時に希望に胸を膨らませ、一冊の本を完成させるべく毎日奮闘している現在の姿。

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/05/12
  • 発行部数 19
  • マガジンID 0000263564
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/04/23

運命の日

この記事を取り寄せる

平成19年8月9日午前10時 私は、一人孤独と不安を感じながら
東京地裁に居る。
「早く来て欲しい」と思いながら、内心と裏腹に平静を装い廊
下の長椅子に腰を下ろして待った。
そこに破産管財人の弁護士が現れた。
会うのは二度目、私の身方では無いが優しそうな先生だ。
挨拶をすると、『何も問題が無かったので、大丈夫ですよ。』
と、先に中に入って行った。私は、ホッと安堵し不安が消えた。
おそらく債権者であろう方も数名やって来て、中に入って行った。
初めてお会いする顔の方ばかりで、どこの会社の方かわからずに
ただ深々と頭だけを下げた。
私の身方のはずの弁護士は、まだ来ない。10分・20分が、かなり
長く感じられた。
債権者集会を開いて居た人達だろうか、ぞろぞろ出てきた。
話の内容を聞いていると、「あそこに土地を持っていたはずだ」
とか「まだ資産を隠している」とか、何だかきな臭い会話だ。
管財人らしき弁護士さんに先生、先生と語りかけていた。
先生と呼ばれる方の声が何処かで聞いた事が有る様に思い、顔を
上げると、テレビの法律相談所の弁護士軍団の左端の方だった。
今私の置かれている立場上、すぐ下を向き何事も無かったように
じっとしていた。
やっと弁護士が来て、私の横に座った。孤独感が消えた。

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る