2009/11/06
ユニバーサルプランナーズの仕事のサプリ
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「ユニバーサルプランナーズの仕事のサプリ」 http://www.u-planners.com ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ユニバーサルプランナーズの講師が、仕事に役立つエッセンスをお届け いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■〔INDEX〕 ■〔1〕岡嶋力也の新興企業解読 ■〔2〕ある業界人の独り言・・・ ■〔☆〕相互広告のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ■■〔1〕岡嶋力也の新興企業解読 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■(株)エス・エム・エス【前編】 今回の振興企業解読の対象とするのは、08年3月に東証マザーズに上場 した(株)エス・エム・エス(以下SMS)。 介護、医療関係に特化した就職、転職サイトを始めとした21のサイトを ネット上で展開するいわゆるネットベンチャー的企業で、現社長の諸藤 氏が03年4月に設立した。 同社が運営するサイトの中でも、ケアマネジャー人材紹介の「ケア人材 バンク」、介護福祉職の求人情報サイト「カイゴジョブ」、介護関連の 資格講座情報サイト「シカトル」、看護師人材紹介の「ナース人材バン ク」、看護師の求人情報サイト「カンゴジョブ」は、介護分野・医療分 野それぞれで認知度も高く、高いシェアを誇る。 少し話が逸れるが、同社の諸藤社長は、今年32歳を迎える。 ということは、25歳で同社を設立し、30歳にして会社を株式上場させた ことになる。 ネットベンチャー的企業においては、この諸藤社長に限らず若い経営者 が多い。 余談だが、上場企業の社長の史上最年少記録は、(株)アドウェイズ (証券コード2489)の岡村社長とのことで、同社が06年6月に東証マザー ズに上場した時の年齢が26歳と2カ月。 上には上がいるものだが、いずれにしても、同氏らのように才覚のある 若き経営者が、志高くして会社を興し、信念に基づき企業を成長させて いく姿は傍で見ていて非常に頼もしく思える。 さて、この若き経営者が率いるSMSであるが、業績の方も至って好調 だ。 売上は設立以降、ほぼ倍々のペースで伸びており、上場後初決算であっ た08年3月期は売上高27億円(前期比+176%)、経常利益4億円(前期比 +154%)を計上。直近の09年3月期も売上高51億円(前期比+190%)と さらに躍進し、経常利益に至っては12億円(前期比+288%)と前年のほ ぼ3倍の実績をたたき出している。 世の中の多くの企業が減収、減益を余儀なくされている中、今期に入っ てからもその勢いは止まらず、10年3月期の業績予想は売上高83億円 (前期比+162%)、経常利益16億円(前期比+135%)となる見込みで、 利益の伸びは少し鈍化した感はあるが順調に業容を拡大しているのが窺 える。 こういう数字を見せられると、同社が展開する事業には何か特殊なもの が存在するのではないかと考えがちであるが、ビジネスモデルそのもの は多くの事業者が展開するものと大きな差はない。 というのも、同社の事業セグメントとしては、「人材紹介事業」と「メ ディア事業」に大別できるが、「人材紹介事業」は、同社が立ち上げる ポータルサイトを利用して人材を求める事業者と職を求める従事者のマッ チングを図り、サイトを通じて契約が成立した場合に成功報酬として事 業者から手数料を受け取るという極めてオーソドックスなモデルである。 他方の「メディア事業」についても、自社が運営するサイトおよび今年 に入ってからM&Aによって取得した紙媒体の専門情報誌の広告枠を使っ て求人広告や商品の斡旋広告を掲載し、これによって広告収入を得ると いうものである。 では、なぜ当社は先程のような好決算を連続させることができるのであ ろうか。 結論から先に申し上げると、その答えは事業戦略の要諦と言える「セグ メンテーション」、「ターゲティング」、「ポジショニング」の3要素の 組み合わせが、時代背景、市場の規模、競合の状況、自社の能力(ケイ パビリティ)に照らし合わせてみて、極めて的確であったことにあると 私は思っている。 後編では、この点にフォーカスしてさらに深く見ていくことにしたい。 (以上 文責:岡嶋力也) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ■■〔2〕ある業界人の独り言・・・ ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■通信販売と広告 最近はテレビもラジオも新聞も、通信販売の広告が出ているのはご存じ でしょうか。 新聞紙面の広告枠では、半分近くが通信販売、テレビでは午前の情報番 組やインフォマーシャル、番組枠を買って流している場合もあります。 一昔前はメーカーなどの広告が主流で通信販売の広告がなかなか流せな い(コスト的に厳しい)状況でしたが、今では通信販売の企業に媒体が 頼っているような状況に変わってきています。 このような現状を見ると、やはり広告業界自体が厳しくなってきている のが感じ取れます。 通信販売会社は、広宣費や販促費などのコストに対してどれだけのオー ダーがあったのかというCPO(cost per order)を考えて広告を出稿 しますから、CPOに見合った媒体を使っていきます。 つまり、単純に認知された、多くの人に見てもらえた、というものに対 してはなんの価値もなく、どれだけ売れるのかが重要になってくるわけ です。 企業も真剣に考えて出稿しますから、媒体社や広告代理店も生半可な気 持ちで広告枠を売ることはできません。 通信販売の世界では、新規顧客を広告で獲得し、そのお客さんがしっか りとリピートして何度も購買してさらには周りの知人やネット上での推 奨をしてくれることで、利益が捻出されます。 日用品や食料品、化粧品のメーカーなども同じことがいえるのではない でしょうか。 広告で認知してもらいながら、店頭で買ってもらえるまでの導線を作る。 買っていただいた方の顧客満足を高めて、ブランドや商品を愛してもら いリピートしてもらう。 その商品が良ければ、周りの人に推奨したり、ネット上で紹介したりす ることで、情報が勝手に拡散していく。 今では、このような仕組みをしっかりと作ることが主流になってきてい ますが、これからはさらにCPOに近いものを求められる時代になるか もしれません。 広告代理店は、クライアント企業の売上や利益向上に向けてのお手伝い をする会社ではありますが、今まで以上に真摯に取り組むことが大切に なってくるのでしょう。 4Pでいうところのプロモーションを扱うのが広告代理店の役割だとす ると、たとえ一部でも商品やサービスの売上にしっかりと寄与すること が重要なのは、昔から言われてきていることなんですね。 と言うことは、媒体を売る代理店業というモデルはすでに厳しい段階に 来ているのかもしれませんね。 そういうことからもメディアニュートラルの考えが生まれてきているの でしょう。 次回はメディアニュートラルの考えから来ている、今広告業界で話題の コミュニケーションデザインについて、書いてみたいと思います。 (以上 文責:関憲一郎) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ■■〔☆〕相互広告のご案内 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本メルマガと相互広告をしませんか? タイトルに「★相互広告希望!」とお書きの上、info@u-planners.com まで、「URLを含むサンプル広告文」(32文字×5行)とともに、 メールをお送りください。折り返し詳細をご連絡いたします。 ※広告の掲載は、サンプルを拝見させていただき、本メルマガの読者の 方々にふさわしい内容のメルマガに限らせていただきます。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ メールマガジン「ユニバーサルプランナーズの仕事のサプリ」 月、水、金、発行 ■【発行者】ユニバーサルプランナーズ ■【執筆者】http://www.u-planners.com/members.html ■【ホームページ】 http://www.u-planners.com/ ■【メルマガ解除】 http://www.mag2.com/m/0000263446.html ※全文もしくは部分引用する際は、以下の表記をお願いします。 「ユニバーサルプランナーズの仕事のサプリ」より引用 http://www.mag2.com/m/0000263446.html ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



