2009/11/30
☆☆ 面接試験の『キモ』じつは、これがポイントです。☆
☆☆ 面接試験の『キモ』じつは、これがポイントです。☆ 一次試験の合格を手にされた皆様方におかれましては、 いよいよ、これからが勝負です。 今日も、終日、面接の模擬練習の保護者の方々が、一時間刻みに お見えになられ、面接の練習が終わり、控え室としているお部屋の 方で、保護者の方からの質問に答えていると、次の組の方が入って いらっしゃるという感じで、午後もずっと、ひっきりなしに、 皆様おみえになられ、お茶を一口飲むひまも、お手洗いに行く暇も ないほど(失礼!笑)の、うれしい大忙しの一日でした。 面接試験の練習というと、問答に答える内容や、答え方に 意識が向きがちですが、面接試験の本当のポイントは、違う ところにあると考えます。今回は、二つのポイントに搾って お伝えいたします。 ローレンシャンスクールでは、通常のレッスンの際、レッスンが 始まる前は、お椅子にすわって、お鞄、上着などの身支度を調えて、 先生が自分の席に来られるのを待ちます。 先生がきたら、すっと席をたって、先生に、「どうぞ、お座りく ださい。」と言われて、はじめて着席します。もちろん、その際 には、「よろしくお願いします。」のご挨拶も忘れません。 少しお話しがそれるようですが、スクールでは、例えば事務を 担当してくださるスタッフの方を面接する際にも、先に席にお 通しし、その後、面接者が挨拶に参りますが、その際に、席を 立たない方は、面接云々の問題ではございませんので、主旨を 説明し、ご退出頂きます。 どうして、この話を書かせていただいたかというと、立ち振る 舞いというのは、お子様方は、自分のまわりの大人の振る舞い をみて、知らないうちに身についていくものであるはずである と考えるからです。スクール内で、何気なく目にする大人であ るスタッフの一人が、これから雇用されるかもしれない側の人 と初めて会った時に、座ったままで、平気で挨拶してしまうよ うでは困るわけです。 同じ事が、ご家庭や、お子様を囲む周りの世界においてもいえ ると思います。 先日も、HPで書かせて頂きましたが、『とことことこと歩い てきて、お辞儀をして椅子に座る。』これだけの行動の中に、 そのお子様の品性も知性も全て凝縮されて現れます。大人にお いては、それ以上のことであるというのは、言うまでも無いこ とです。 面接試験は、ドアをあけて、椅子に座るまでで、8割がた評価が 決まるといっても過言ではありません。学校側は、南山小学校 の保護者としての品格を持ち得、ともに歩んでいく事のできる 良きパートナーとなってくださるご家族かどうかを、そのほぼ 一瞬のうちに、判断していると思います。 それでは、そのような家族であると、面接する側に感じてもら うためには、どうしたらよいのでしょうか? ドアを開けて、椅子に座る練習を何回も何回もすればよいので しょうか? もちろん、違います。 日頃の立ち振る舞いにおいて、物に対する感謝があるか、周りの 人、とくに目上の人に対して、正しい振る舞いができているか、 そういったことに気をつけながら、もう一度日々の生活を見直し てみてください。 朝起きたとき、お父様・お母様が、「おはよう!」と仰られるのは OKです。けれども、それに対してお子さまが対等に「おはよう」 では、いけません。受験は、小学生になるための準備です。小学校 入学後に、校長先生はもちろんのこと、学校でお世話をしてくださ る関係の方々に朝お目にかかり、小学生が「おはよう」といっては おかしいというのは、理解されていらしても、お家の中では、実践 されていらっしゃらないご家庭というのは、実は結構おありではな いでしょうか? 目上の方に対する敬意や、その場にふさわしい振る舞いを学ぶ第一 歩は家庭内での躾です。朝の大切な第一歩のご挨拶なのですから、 家族の間でも、ご両親には、「おはようございます。」で、始め たいものです。 ここまでが、ポイント1です。 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これからは、ポイント2です。 次に大切なのは、家族の一体感です。ご夫婦の一体感、お子様と、 特にお父様との一体感というのはとても大切です。これも、普段 からの関わりが大切になってきます。 先程の話と重なりますが、ドアを開けて、ぱっと御三人を見たと き、それが、一体感がある三人なのか、どこかちぐはぐな3人なの かというのは普段のご夫婦のやりとりや、普段のお子さまとのか かわりが実は滲み出ます。 特に、父親とお子さまとの関わりの深さは、いうまでも無く重要 なポイントです。 ご夫婦の一体感については、これからでもまだ遅くありません。 面接の問答集などをご夫婦でよみながら、これまでの子育てや、 自分達夫婦が大切にしていること、大切にしていきたいことを改 めて話し合ってみてください。 毎年、受験が終わったときに、『すべてがとてもよい経験でした。 とりわけ、志願書や面接の準備のために、夫婦で何時間も話し合っ たことは、本当に貴重な経験となりました。こんなに夫婦ではなし あったのは、実に結婚式の準備以来のことでした。』と笑ってお話 をされる方がいらっしゃいます。 今日の面接問答の中で、お父様に、 「普段、お子様に読み聞かせている本は、なんですか?」とお尋ね し、 今度は、その本について、お子様に、 「その本は、○○くん、☆☆ちゃんは、好きですか?」とお尋ね しますと、ここまでは、はいと答えられますが、 「そのお話しのどんなところが好きですか?」とか、 「それは、どんなお話しですか?」と続けて、尋ねると、 「わかりません。」と、おっしゃられるお子様がいらっしゃいま した。 お父様は、ここで、がくっとこられます。笑 このやり取りのなかで、お子様の反応は、もちろんポイントですが、 興味深く拝見させて頂いておりますのでは、この質問をさせていた だいたときの、お父様の反応です。 普段、お子さまとの関わりが薄いお父様は、どうしても、肩に力が 入ります。 その逆に、普段からしっかりと関わっていらっしゃるお父様は、 とても落ち着いて、リラックスして、お答えになられます。 ここでのポイントも、やはり、普段の生活におけるリアルな関わりです。 例えば、もし、お父様のお仕事が最近とても忙しくて、気持ちはあっても、 なかなか、時間が十分にとれていらっしゃらないお父様がお見えになった とします。 その方が、面接で、「子どもとは、なるべく時間をとって過ごすように しています」などとおっしゃられると、どこかちぐはくな感じが拭いき れません。 面接官は、何十人、何百人とみてきておられますから、そういったこと は、すぐに見破られてしまうものです。 そういったお父様におかれましては、「もっと、子どもとの時間をとり たいと考えておりますが、最近は仕事が大変忙しく、十分な時間がとれ ていません。けれども、今回の受験をきっかけに、改めて、子どもとの 関わりの重要性に気がつかされましたので、今後は・・・・」とお話し された方が、よほど誠意も、子育てに対する熱意も感じられます。 残り、あと5日間ですが、まだまだできることはあるはずです。 是非是非残りの毎日を大切にお過ごしになられ、今一度、ご夫婦のスタ ンス、また、お子さまとのこれまでの、また、これからの関わりについ て、真剣に考え、話し合ってみてください。 皆様方の合格を、こころよりお祈り申し上げますとともに、 今回は、ついつい力が入り、長くなってしまいましたが、 最後まで読んでくださった皆様方の2次試験のご準備において、 以上に申し上げましたことが、少しでも参考になるようでございましたら 幸いです。 ローレンシャンスクール 校長 中村 和世 ローレンシャンスクール:本年度 一次試験合格実績 100%!


