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2008/07/24

裁判員物語。会社に報告。

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この物語は、裁判員制度を分かりやすく知るための架空の物語です。

   ☆会社に報告

 出勤すると、すぐに課長に裁判員の件を報告する。
「裁判員?何だそれは・・・」
課長は裁判員制度について何も知らないらしい。私自信も裁判所からの
通知がこなければ、知らなかっただろう。
 私は、にわか勉強で溜め込んでおいた知識を使って、制度の内容をか
いつまんで説明した。
 「アメリカの陪審員制度みたいなものなんだな、それで休むのはいつ
なんだ?」
「裁判所に出頭するのは○月末なんです。午前中に審査があって、選ば
れなかったら午後には会社に出られると思います。しかし、裁判員に選
らばれたら、そのまま公判に参加することになりますので、まる三日は
休みをいただくことになるでしょう」
私はその足で総務部に行った。
さすがに総務は、この制度についてよく研究していた。
「わが社で初めての第1号ですね」を部長は言った。
 業界団体や労働基準監督署から、制度についての協力願などの文書が
いろいろときているそうだ。
「大企業の中には、普通の有給休暇とは別に、裁判員休暇というものを
有給で設けているところも出てきているんですよ」


    ‖ちょっと疑問‖

裁判員に選ばれた人が、裁判当日に休暇を取ることができるか。それを
理由に、ボーナスを減らされたりすることはないか。

           ↓

裁判員裁判に参加するために休暇を取得することは、法律で認められて
いる(労働基準法七条)。また、会社が裁判員裁判に参加したことを理
由に、解雇などの不利益な扱いをすることは、法律で禁止されている
(裁判員法百条)。



  次回に続く。

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