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家族が認知症になったらどうする?私が認知症になったら、どうする?認知症の判断はどうやってするの?認知症の人に対してはどう接したらいいの?60代でアルツハイマー病、認知症になった母とぐうたらな私の普段の会話をご提供します。

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2008/06/27

さくら ねこ でんしゃ

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◆ 認知症宣告 その9 ◆

前回までの内容

64歳の母、アルツハイマー病かどうかを検査する為に
A病院にて検査を受けることに

※(  )内は私の心の声

母  「今って平成元年ちゃうの?」

心理士「おしいですね」

私  (全然、おしくないやん!!)

心理士「では、今から私が三つの言葉を言いますので覚えてくださいね」

母  「はい」

心理士「 さくら  ねこ  でんしゃ  」

母  「さくら、ねこ、でんしゃ」

心理士「では、後でまた聞きますから覚えておいてくださいね」

母  「さくら、ねこ、でんしゃ」

心理士「そうです、さくら、ねこ、でんしゃです」

母  「はいはい」
    
私  (わーじゃまくさそうな顔してるぅ)

心理士「では、この絵を、こちらの紙に同じように書いてみてください」

母に手渡された紙には、立方体の図形が書かれていた

母  「これを、こっちの紙に書くの?」

心理士「そうです」

母  「箱の絵やな・・・」

母は、紙に立方体の図形を丁寧に書き写し、心理士に渡した

心理士「すごい!早いですね」

私  (そんなん、あたりまえやろ)

母  「こんなん、簡単やん」

心理士「はい、では、先ほど私が、覚えておいてくださいねと
    言った、三つの言葉を言ってもらえますか?」

私  (さくら、ねこ、でんしゃ・・・
    ほんま、馬鹿にされてる気分になるやろーな)

母  「えっ、そんなん言ってた?」

私  (???)

心理士「はい、先ほど三つの言葉を覚えてもらいましたよ」

私  (なんで、わかれへんねん)

母   私の顔を見て
   「そんなん、言ってた?」

心理士「一つは、植物でしたよ」

母  「・・・さくらか」

心理士「そうです。覚えておられますね。では、二つ目は?」

母  「なんやったっけ?」

心理士「動物でしたよ」

母  「犬?」
   
心理士「うーん、違いますね」

母  「ほんなら、猫」

私  (あてずっぽうやな・・・)

心理士「はい、そうです。では、もう一つはなんでしたか?
    乗り物でした」

私  (でんしゃやで、でんしゃ!!)

母  「自転車?」

心理士「うーん違いますね」

母  「わかれへんわ」

心理士「電車です」

母  「あーそやそや、電車電車」

少し前の記憶が消えてしまうという母の症状を間の辺りにした

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