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60、70年代、東映やくざ映画の銀幕で語られた名セリフの数々。それらを、いま再現し、現代のビジネス、人生、恋愛等に活かすテクニックを公開。

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2009/03/20

メルマガ やくざ映画に学べ!ビジネス、そして人生  vol.25 2009. 3/20

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       メルマガ やくざ映画に学べ!ビジネス、そして人生

     発行者: プランドゥ・アシスト
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     Blog  : http://plando.cocolog-nifty.com/blog/
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           vol.25  2009. 3/20 

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 1960年代から70年代にかけて、青春時代を過ごしてきた筆者にとって、
 映画館の暗闇は、心の安寧を得る場所、未知の世界を垣間見る場所とも
 いうべき、まさしくドラえもんの「どこでもドア」でした。

 いま思い返すと、やくざ映画から学ぶことも多かったように思います。
 さまざまな映画から、さまざまな人生訓も得ました。いまの時代に改めて、
 それらを紐解いてみることも意味があるように考えます。

 やくざ映画も日活、大映といった各社で制作されましたが、
 本メルマガでは東映作品を中心にとりあげ、その中から、ポイントとなる
 セリフを掲載し、筆者の感想、実践テクニック等を綴ってゆきます。

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今回は、遂に任侠映画の代名詞、「昭和残侠伝」の登場です。

さあ、大海原に砕ける波濤の東映マークから銀幕人生がスタートです。

◆親娘の絆、兄妹の絆
秋津親分
「加代、さぞ冷てえ親だと俺を恨んでるだろうな。
 たった一日でもおめえを看病してやりたかった。
 こんな親でも死ぬ前に会いてえと思ってくれたお前の気持ち、
 お父っつあん、心底嬉しかったぜ」

竜三
「今度生まれてくるときは、
 同じ星のもとに生まれてきましょうや。
 美枝、俺のことなんか忘れて、幸せになあ」」

「昭和残侠伝 一匹狼」(第3作)1966年。監督 佐伯清。
脚本 松本功、山本英明。出演 高倉健、池部良、藤純子。

「昭和残侠伝」は、東映任侠映画の代名詞ともいえるシリーズです。
なかでもシリーズ3作目の本作は、屈指の名作です。
筆者の中ではシリーズベストともいえる作品です。

流れ者の桂木竜三(池部良)に親分を殺害された
関東島津組の武井繁次郎(高倉健)が殴りこみにゆくオープニングから、
ふたりの因縁が始まります。そして、その因縁は、漁師町である銚子で
さらに新しい因縁が生みます。

そういった因縁を縦糸に話が展開し、桂木竜三の妹であり、
15歳で奉公にだされ、今は呑み屋を開いている美枝(藤純子)との
恋を横糸に、義理と人情の濃密な世界が展開します。

繁次郎は、肺病で死んだ子分の女房であり、
同じ病の加代(扇千景)を父親の元に連れて帰ります。
その父親は、銚子の潮政一家の親分でした。
かつての確執から縁をきった親娘は溶ける間もなく、
加代は死んでしまいます。
最初のセリフは、その墓前で父親である秋津親分が語るものです。

潮政一家と力ずくで漁師を囲いこもうとする川銀一家。
その川銀一家に竜三は草鞋を脱いでしまい、
過去の因縁もあり、何度か繁次郎と竜三は対決することになります。

ラストシーンでは、川銀一家の振る舞いに堪忍袋の緒が切れた繁次郎と
竜三が殴りこみにゆきます。舞台が海辺ということで、
ふたりの殴りこみの道行が海岸という珍しい作品です。

殴りこみで傷を負った竜三が繁次郎と美枝に今わの際に語るのが
次のセリフです。このほかにも、兄、妹の情感あふれるやりとりは、
本作の随所で語られます。

親娘の絆も、兄妹の絆も、離れて暮らしていようとも、
心の中では、しっかりと結ばれていて、切ろうとしてもきれない。
そんな因縁を引きずって、人間は、生きてゆくことになります。

親となったのも縁、子となったのも縁。その縁をしっかりと感じながら、
生きてゆきたいものです。

本作には、他にも名セリフがちりばめられており、
任侠の世界に浸ることができます。

それでは、ラストシーンでの加代のセリフ。
繁次郎と竜三のふたりの間で翻弄している美枝が
やくざの義理の世界に対し、思いのたけを打ち明けます。

加代「そんなことのために命のやりとりをしなきゃいけないの・・・」
繁次郎「あっし達には渡世の義理ってもんがあるんです」
加代「馬鹿よ、あなたも兄も・・・」

★★サイトでは、映画「昭和残侠伝 一匹狼」の映像も見られます。★★
  ぜひご訪問ください。

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 ◆編集後記
  3月になり、雪模様の日もありましたが、ようやく春らしい日差しを
  感じる日々となりました。
  これから、アウトドアで活動する日も多くなるのですが、
  やくざ映画も忘れずに・・・

  メルマガ発行スタンドの2月のSCOREランキングで総合第9位を
    受賞しました。読者のみなさまありがとうございます。

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