メルマガ やくざ映画に学べ!ビジネス、そして人生
□■■■■ メルマガ やくざ映画に学べ!ビジネス、そして人生 ■■■■□
発行者: プランドゥ・アシスト
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Blog:http://www.pd-assist.com/nanitomo_plando/
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創刊準備号 2008. 4/17
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1960年代から70年代にかけて、青春時代を過ごしてきた筆者にとって、
映画館の暗闇は、心の安寧を得る場所、未知の世界を垣間見る場所とも
いうべき、まさしくドラえもんの「どこでもドア」でした。
いま思い返すと、やくざ映画から学ぶことも多かったように思います。
さまざまな映画から、さまざまな人生訓も得ました。いまの時代に改めて、
それらを紐解いてみることも意味があるように考えます。
やくざ映画も日活、大映といった各社で制作されましたが、
本メルマガでは東映作品を中心にとりあげ、
その中から、ポイントとなるセリフを掲載し、
筆者の感想、実践テクニック等を綴って行く予定です。
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創刊準備号の本号は、時代劇の股旅もの(広い意味でやくざ映画)の
名作である、この作品から上映開始です。
さあ、大海原に砕ける波濤の東映マークから、銀幕人生がスタートします。
◆人生の特効薬。それは、時間
「お小夜さん、このシャバにぁ、悲しいこと、辛えことがたくさんある。
だが、忘れるこった。忘れて日が暮れりゃ、あしたになるんだ」
「関の弥太っぺ」 1963年。監督 山下耕作、脚本 成沢昌茂、
主演 中村錦之助、十朱幸代
股旅ものの古典的名作の何度目かの映画化です。原作は、云わずと知れた
長谷川伸。東映やくざ映画時代に先立つ時代劇全盛の時代に作られたやくざ
映画です。というわけで掲載しました。なお、このセリフは、原作にはなく、
映画オリジナルです。
弥太郎(中村錦之助)は、川で花を摘む少女 小夜が川に落ち、流され
そうになるのを助けます。
十年後、弥太郎と小夜(十朱幸代)の再会、別れのシーンのセリフです。
白い槿(むくげ)の花が咲く垣根越しに対峙する情景です。
小夜は、再会した弥太郎の素性、やくざな旅人であることを知らなかった
のですが、十年前に聞いた、その同じ言葉で彼が命の恩人であることを
初めて知るのでした。そしてエンドマーク。
槿の花を使ったシーン。まさに山下耕作の真骨頂です。
人生には、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、いろいろあります。
そんな場面に出会うたびに一喜一憂してしまうのが、人間です。
それを乗り越えるために、人それぞれの対処方法を持っているかもしれ
ません。しかし、万人にいえることは、時が過ぎれば、忘れてゆくということ。
そんなふうに時間が解決してくれる、時間に解決してもらえるということを
心の根幹にもっていましょう。そうすることで、生きてゆくのが楽になります。
それをこの映画では、名セリフに置き換えています。
時が経ち、忘れてゆくことで、また新しい日が、新しい人生が展開する。
くよくよせず前向きに生きていこう。そんなメッセージを送っています。
後年の実録シリーズに出演した、安藤昇のエッセイの中にも、ツキを呼ぶ
気分のありようのひとつとして、”忘れること”が挙げられています。
安藤昇曰く、ツキを呼ぶには、いろいろな場面ごとに完結させることだ
といいます。
彼は、法政大学を中退した本物のやくざでした。その後、映画俳優に
なった変わり種です。
この時代の股旅ものでは、同じく中村錦之助の「瞼の母」 (1962年。
監督 加藤泰)、「沓掛時次郎 遊侠一匹」(1966年。監督 加藤泰)も名作
として有名です。両者とも、加藤泰の監督作品です。
本号では、創刊準備号ですので、東映やくざ路線が始まる前の時代劇から、
筆者が、これだけは掲載したかったセリフを掲載しました。いかがでしょうか。
さあ、次号からは、高倉健、鶴田浩二、藤純子らが主演する任侠シリーズ、
菅原文太、小林旭、そしてピラニア軍団が活躍する実録シリーズ、
60、70年代やくざ映画どっぷりです。
まずは、その歴史からスタートです。
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◆編集後記
サイト「何はともあれPlanDo!」の「特集」ページに掲載する内容の
メルマガです。
いまでは、なかなか観ることも難しくなっている東映やくざ映画の数々。
それらの映画から、ビジネス、人生に役立つ名セリフを掲載してゆきます。 乞うご期待。
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