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出版業界のあれこれを独自の「偏見」で物申します。

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2008/05/07

ベストセラーへの道のり(出版社の苦労)

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 今回もGW明けということで、水曜日に配信します。 
 
 さて、ベストセラーへの道のり(出版社編)ですが、
出版社側として苦労することに「資金繰り」の問題があります。
 
 これは、出版には大きく雑誌と書籍(ここでいう本はこちらのことです)が
ありますが、資金の面で共通しているのはどちらも取次に委託すれば、
また直販できればお金が入ることです。

 一方違いとしては、雑誌には「広告収入」があることです。

 つまり、雑誌は「一粒で二度美味しい」といえます。

 そのため、雑誌と書籍の中間で「ムック(Magazine+Book)」という
ジャンルもあります。余談ですが…。

 したがって、雑誌のない出版社は大変です。

 何しろ委託してもらわなくては「売り上げ」が立たないからです
(売り掛けともいいます)。

 しかも取次から支払われるのは、新刊を委託した場合は
基本的には6ヶ月後です。

 一方、本を作るには制作費がかかりますが
(制作費の内容については、後日お伝えします)、
その支払いはそこまで待ってくれることは皆無です。

 たくさん作れば、印税もその分かかります。

 さらに、たくさん作って返品がきたらどうでしょう?

 倉庫で保管するには保管料もかかりますし、
再び委託すれば委託手数料がかかります。

 したがって、ベストセラーはなかなか一度には誕生しにくいのです。

 ほとんどの場合は、重版、増刷をコツコツ重ねてベストセラーへと
進んでいくのです。

 では、コツコツと重ねるには、どうすればよいのでしょうか?


                         〜つづく〜

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