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頻発する救急患者の受け入れ拒否。地方から消える小児科医や産科医。これら全ての原因を「医療訴訟の増加」「コンビニ受診」など患者側に押し付け、さらなる待遇を獲得していく医師たち。医療にまつわる最新の出来事を取り上げ、医療問題の核心に迫ります。

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2008/05/21

割りばし事故をめぐる朝日新聞の報道

 「やはりそうだったか」との思いが
一瞬にして頭の中を巡りました。

 先週5月13日(火)の朝日新聞の
社会面に「掲載後対応に問題 修正は
求めず」と題する記事が掲載されまし
た。

 これは数年前にメディアの注目を集
めた幼児の割りばし事故の裁判を取り
あげた朝日新聞の記事について、
朝日新聞社の「報道と人権委員会」(
PRC)が出した見解を紹介するもの
でした。

 PRCに記事の修正などの申し立て
を行ったのは、亡くなった幼児の両親。
 
 そして、記事の修正を求められたの
が朝日新聞に2007年5月から朝刊
に連載された「ドキュメント医療危機」。

 連載当時から読んでいましたが、こ
れほどまでに医師側の立場に貫かれた
記事は過去に見かけたことがありませ
ん。 

 とりわけ、この割りばし事故に関す
る記事は患者側を一方的に悪者にした
もので、読んだときに背筋が寒くなる
思いがしたものです。

 その後、この連載記事は朝日新聞社
から昨年末に出版されますが、その内
容が修正されることはありませんでし
た。

 そこへこの記事です。

 

 先日までの「コンビニ受診」につい
ての検証ははしばらく休止とさせてい
ただき、
 この朝日新聞の連載記事の問題点、
医療におけるメディアのスタンスに
ついてしばらく考えていきたいと考え
ています。
 
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