2009/01/21
日本泳法ポップアップ~水との対話~ 【#22】技術編その3=振り子の定理
●○◎────────────────────────── 日本泳法 ポップアップ −−−水との対話−−− 【#22】技術編その3=振り子の定理 ──────────────────────────◎○● 日本泳法ポップアップの仕掛け人、小里文生(こざとふみお)です。 今までの経験による日本泳法の技術論をお話します。 これは経験によるもので流儀の主張に偏るものではありません。 従って流儀の約束事などとは違う事もあるかと思いますので悪しからず。 次の言葉を座右の銘として発信します。 ■ 体験してはじめて身につくんだなあ(相田みつを)■ ◇ ◇ ◇ 前回の「ヌキデ」についてのお話の続きですが、分かりやすく「平游」の話から始 めます。 平游ではカエル足で水を蹴った後(正しくは足の裏で水を後ろに押して行った後) 身体が平面になるので、次の動作をする前に身体を元に戻す必要があります。 平游で足を蹴った方向(伸脚方向線と言う)が水面よりも深くなければいけません。 これは海で波があるようなときに有効になる方法で、現在の競泳のように尻の後ろ に足を担ぎ、胸を張るような姿勢の平游では水上に足が出てしまいます。 カエル足は身体の中心線上を踵が通るように引いてきて、中心線上を蹴る動作をイ メージすることが重要です。 (実際は螺旋を描くので直線上を引く事はできませんが・・・) その時の伸脚方向線は水面と平行ではなく、深くなります。 これで波があっても足が空中に出ること無く泳ぐ事が出来るのです。 一般に平泳ぎとして泳がれている泳法では、平面に近い体位を取っている事が多い のです。 プールなどではスイスイと泳げるのですが、自然の水ではてこずる事が多いようで す。 小池流ではこの種の平面平泳ぎを「平游略体」または「行(ぎょう)」の平泳ぎと 呼び、「平游正体」と区別しています。 脚を曲げて足を尻のところに引いたときに身体が立つと、伸脚方向線は水面に対し て深くなります。 身体を立てるためには「振り子の定理」を知る事が重要です。 「振り子」とは肩を支点にして胴体や下半身が水面と大きい角度を持つ様に沈める 事です。 手で浮きを取るときに水を掻きながら、肩を少し後ろに引くことを意識する事で身 体を立てる事ができます。 抜臂の時も身体を立てると、足を蹴り出した時に肩が楽に水上に出ます。 身体が平面状であれば肩を十分に抜き出す事はできませんし顎が上がって沈みやす い姿勢になります。 振り子の練習の仕方については「技法」を研究中で、練習会でも色々と試していま す。 ○○○ 今日の一言 ○○○ オヨギの型は真似る事が出来るが、オヨギは真似る事ができない ◇ ◇ ◇ 【編集後記】 最後までお読みくださり、ありがとうございます。 先師加藤石雄は常に「書くことは難しい、どのような事実が後から出てくるか分か らない」と言っていました。 ましてオヨギの方法を書くというのはまさに畳の上の水練で、難しい事です。 読む人によって受け取り方が違います。 このメルマガを読まれた皆様の率直な感想をお待ちしています。 感想は以下のWebで「管理者へコンタクト」からお願いします。 http://www.popup-swim.net また会員様向けのフォーラムをこのWeb上に設けましたので、そちらへの投稿も歓迎 します。 ────────────PR────────────── 腰痛・膝痛でお困りの方は是非一度ご相談ください。 ↓ ↓ 下記のURLから連絡が取れます。 http://www.cosmowave.com ◇ ◇ ◇ バックナンバー:http://www.mag2.com/m/0000262753.html 携帯でもご覧いただけます:http://a.mag2.com/0000262753 ミニまぐのバックナンバー:http://m.mag2.jp/b/M0082262 ●○◎───────────────────────── 日本泳法ポップアップ〜水との対話〜 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら:http://www.mag2.com/m/0000262753.html ミニまぐはこちら:http://mini.mag2.com/pc/m/M0082262.html ─────────────────────────◎○●


