【頭脳明晰】2008/06/17号 嗅覚刺激(3)
<ご挨拶>
皆様、こん○○は。
管理人の「のりぼ」です。
ちょっと配信が遅れてしまい申し訳ありません。
第四号をお届けします。
この日曜日に、市のイベントで「子供地質調査教室」に参加してきました。小6、小1の二
人の男の子を連れての参加でしたが、山道を歩きながら岩石を採集するなど、日頃運動をし
ていない身には、単なる山登りでも十分キツイー(≧ヘ≦)
お陰で家に帰ってからはバタンキュー(死語?)でした。
<脳と五感の関係、第四回>
脳と五感の関係についての第四回目です。
前の号で、ウッディやフローラルなど、香りに対する表現をちょっとだけ記載しました。
たまたまですが、先日、会社で扱っているアロマをホームページ上で文字だけでどう表現す
べきかの雑談になりました。「XXXはフローラルな香りではない」「じゃあウッディ?」「女
性的というより男性的な香り」と、その表現も感性も様々なものでした。やはり香りを言葉
で表現するのは難しそうです。そもそも、体系的に分類が出来ていないのが、原因のようで
す。
色は赤、青、黄の三原色の組み合わせで出来ています。
同様に、味覚は甘味、塩味、苦味、酸味、そしてうま味の5つの基本味から成り立っていま
す。
ならば、嗅覚に関しても基本香とでもいうようなものがあるのでしょうか?結論からいう
と、いまだ明確に基本香、原香は定まっていません。
甘味、塩味、苦味、酸味の4つの基本味は、ドイツの心理学者ヘニング(Hans Henning)に
よって提唱されたのです(5つ目の基本味であるうま味は、池田菊苗が発見)が、彼はまた
嗅覚に関しても分類を試みていました。彼の分類では、花香、果実、腐敗、薬味、樹脂、燃
焦の6つでした。
匂いの分類を試みた歴史は結構古く、プラトンやアリストテレスなどの古代ギリシア哲学者
たちの著書に幾つかの分類方法が記されています。
20世紀以降では、先に挙げたへニングやイギリスの生化学者アムーア(John E. Amoore)な
どが分類を試みていますが、決定打は出せずにいます。
嗅覚も味覚も、化学物質分子を受容体で受け取り、その化学反応によって生じる感覚です。
このため、どうしても主観的にならざるを得ない面があり、これが嗅覚などの研究が遅れて
いる原因のひとつとなっています。
来週も引き続き、嗅覚刺激の話をお届けします。できれば、次回で嗅覚刺激の話は一段落さ
せていただく予定です。


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