2009/12/03
ドイツ語圏文化講座・・・vol.38
─[PR]───────────────────────────────── □□□ オランダ語TGVセミナー(東京)のお知らせ □□□ 2日間でオランダ語の初級文法を学習しませんか? 12月5日、6日(土日・午後): オランダ語初級・TGV(超速習) 詳しくは http://www.polyglot.jp/polyglot2/seminar_info.htm ─────────────────────────────────[PR]─ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ドイツ語圏文化講座…vol.38 http://www.polyglot.jp ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆さん、こんにちは。 早いもので2009年も師走に入りました。 年賀状にクリスマスカードに大掃除に・・・とやるべきことが目白押しですが、 押し迫ってから焦ることのないよう計画的に進めたいものです。 それでは、第38号をご覧ください。 ━━[INHALT] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.ウィーン美的逍遥36~アウガルテン庭園の砲塔ほか (2区、門はObere Augartenstrasse 1) 田川とも子 2.ドイツ料理講座(13)~Fruchtiger Sauerkraut-Currysupppe 藤沢エリス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─[PR]───────────────────────────────── □□□ 12~2010年1月の1日セミナー(東京)のお知らせ □□□ 12月23日(水祝・午後): ラテン語・続・入門 12月26日(土・午後): ドイツ語・翻訳演習と語彙増強 1月9、10、11日(土日月祝・午後): イタリア語初級・TGV(超速習) 1月16、17日(土日・午後)、23日(土・午後): ドイツ語初級・TGV(超速習) 1月30、31日(土日・午後): スペイン語初級・TGV(超速習) ☆詳しい内容、2010年1月までのその他の各国語のセミナーの予定は下記を参照。 http://www.polyglot.jp/polyglot2/seminar_info.htm お問合せは小川 seminar@polyglot.jp までどうぞ。 ─────────────────────────────────[PR]─ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.ウィーン美的逍遥36~アウガルテン庭園の砲塔ほか (2区、門はObere Augartenstrasse 1) 田川とも子 ──────────────────────────────────── アウガルテンといえば、ハプスブルク家御用達の名窯である。有名な「ウィーン のバラ」(可憐な薔薇柄の陶磁器)をはじめ、素人目にも可憐で気品ある逸品はハ イクラスの人々をも満足させる。1718年の創設以降、今も工房のなかで綿々と受け 継がれる職人の手わざ。制作工程を見学することも可能だし、直営のショップで目 移りしながらお土産を探すのもいいだろう。 工房のたたずまいもなかなか風情があるが、このあたりはもともと皇帝一家の狩 猟場であり、そのための城と庭園だった。つまり工房自体がもともとはいわば宮殿 なのである。それをヨーゼフ2世が一般市民の娯楽のために解放したのだ。1775年 のことである。近くに白いアウガルテン宮殿があるが、シェーンブルン宮殿やヴェ ルヴェデーレ上宮下宮に較べると、なんとも地味で影が薄い。このアウガルテン宮 殿ではかつてモーツァルトやシューベルトのコンサートが行われ、今はウィーン少 年合唱団の根城となっていて立ち入り禁止である。 陶磁器を買い込むマダムにはなれない私は、もっぱら庭園の散歩だ。あたたかな 陽射しに、緑の芝生と高く聳える樹木。ゆっくりジョギングする人や、子ども連れ や犬。ベンチで読書したりパンを頬張ったり、犬をかまいながら飼い主とあいさつ を交わしたり、静かに流れる時間をゆったり過ごせる。観光ではないが、旅先での こういう時間が私にとっては贅沢なのである。 ところが、そうした平和な気分を脅かす無気味な影がここにはある。敷地の一画 にそびえたつ不釣り合いなドーム。その巨大などす黒い円柱は、高さ40メートルほ どもありいやでも目につく。鉄筋コンクリートの無骨な外壁はところどころ欠けて ヒビ割れ、わずかに小さく開いている窓(というより穴)には鳩だかカラスだかが 巣食っており、内部は鼠だらけだと言う。ゴシック的な廃虚ではない、もっと無粋 で即物的なものだ。ほど近くにもう一基、角柱ともいうべき四角い塊が存在する。 これは第2次大戦時の高射砲塔であり、ナチスが残した遺産だ。とたんに2区で あるこの場所が、ユダヤ人居住区をかすめていることが思われる。攻撃のためのも のであると同時に、シェルターとしての防御機能も兼ね、かくしてこれほど頑強な ものになったのである。 この異物…、負の遺物をウィーン市もただ見過ごしてきたわけではない。過去の 過ちを忘れないための歴史的な建造物として積極的に残している、と言えば一理あ るが、実際は残さざるをえない、というところのようだ。作られた目的が目的だけ に、あまりにも丈夫すぎて何をもってしてもうまく解体できないのだそうである。 爆破するにも市街近くで危険すぎるし、音もとんでもないだろう。化学薬品で溶解 するにも莫大な経費がかかりすぎる。融通の聞かないその強固さは、そのままナチ スの面影に直結する。数十年の歳月が流れても、決して消えることのない事実に思 いを馳せれば、その冷たいコンクリートの塊はそれ自体があたかも無言の墓碑銘の ように見えてくるのである。 ウィーンにはあといくつかこの手の砲塔が散らばっており、現存している。その なかで今有効に使われているものが一基だけあるのだが、それは次の回にでも。 ─[PR]───────────────────────────────── □□□通信教育(プチ・コース) 12月生募集中□□□ ドイツ語: 冠詞・名詞複数形・形容詞格変化の各ドリル 翻訳入門 翻訳入門より 「ドイツ語の翻訳を目指す人のための講座です。様々な分野の翻訳の勉強をする前に、 文法知識に欠陥はないかチェックするのを目的としていますので、初級文法を一通り 終わった方なら受講できます。もちろん、長年ドイツ語勉強で伸びなやんでいる方、 壁に突き当たっていると感じている方などに特にお勧めのコースです。」 詳しくは http://www.polyglot.jp/polyglot2/petit/p_index.htm ─────────────────────────────────[PR]─ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.ドイツ料理講座(13)~ Fruchtiger Sauerkraut-Currysupppe 藤沢エリス ──────────────────────────────────── 今回は「ザウアークラウトのフルーツ風味カレースープ」です。 りんごとザウアークラウトの酸味を生クリームとはちみつでまろやかにし、さら にカレーと塩・こしょうでピリッと引き締めています。りんごをスープに?と思 われるかもしれませんがなかなか美味ですのでぜひお試しください。 【材料 4人分】 りんご(酸味のあるもの)100g 玉ねぎ 中1個(約200g) ソーセージ(あれば香辛料を効かせたもの)80g サラダオイル 大さじ 1/2 ザウアークラウト 100g 野菜ブイヨン 600cc ロリエ 2枚 生クリーム 60cc はちみつ 大さじ1/2 カレーパウダー 小さじ 1 塩・こしょう・ 適宜 あさつきまたは小ねぎ 適宜 【作り方】 1.皮をむいたりんごと玉ねぎを1cmのサイコロ切りにします。ソーセージも7 ミリ程度の厚さの斜め切りします。 2.鍋にオイルを熱し、りんご・玉ねぎ・ソーセージを入れて、中火で玉ねぎが 透き通り始めるまで炒めます。ザウアークラウトを加え玉ねぎが完全に透き 通るまで炒めたら、ブイヨンとロリエを加えます。一度沸騰させた後、弱火 にして15分煮込みます。 3.15分経ったら火を止めて、生クリームとはちみつを加え、カレーパウダー・ 塩・こしょうで適宜味を調え、彩りにあさつきまたは小ねぎを散らします。 ─[PR]───────────────────────────────── □□□通信教育(11か国語) 12月生募集中□□□ 通常コースは http://www.polyglot.jp/polyglot2/euristica/eur_index.htm ドイツ語科: 初級・中級・上級・実務翻訳 ─────────────────────────────────[PR]─ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - このメルマガでは特殊文字を次のように表記しています。 A Umlaut : ae O Umlaut: oe U Umlaut: ue エスツェット: ss ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本メールの内容の複製・転載、および本メールの転送を禁じます。 著作権はポリグロット外国語研究所に帰属します。 Copyright (C)2008-2009 Polyglot Linguistic Institute. All Rights Reserved. ●発行元: ポリグロット外国語研究所 [http://www.polyglot.jp/] ●編 集: 藤沢エリス、大石和香 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行して います。解除は http://www.mag2.com/m/0000262506.htm からできます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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