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毎回1問1答形式でペットの病気等のQ&Aやそれに対しての独断的な意見やアドバイスを盛りこみながら紹介いたします。この質問回答は「だいじょうぶマイペット」からの抜粋で私(獣医師)も回答者のひとりになっております。

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2009/12/02

犬の胃捻転

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☆★   どうぶつトラブルQ&A 
★     動物診療室
      「第23号」      
               http://www.iwata-animalclinic.com/    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ 
Q.胃捻転と吐き気

はじめまして。アドバイスお願いします。
柴のオス15歳(推定年齢)です。
一年前に前庭疾患をおこし寝たきりになりました。
食事は1日4~5回、缶とドライフードをふやかしてミキサーした流動食を
食べています。

ある夜、一年の寝たきり生活で、あばら骨が見えるほど痩せていたお腹が、
風船のように膨らんでいて、気持ち悪そうに唸っていました。
1~2時間おきに水のような液体を吐いていました。

翌日、かかりつけの病院に行き、超音波とレントゲンをした結果、
「胃捻転」気味とのことで、口から管を入れてガス抜きをしてもらいました。
本来なら緊急手術でもおかしくないとのことでしたが、年齢的な麻酔による
危険性もあり、私が手術はどうなのかと迷っていたら、
応急処置として鼻から細い管を通し、また膨らんできたらお腹を押して
ガスを抜いてみる処置になりました。
一時的にお腹がへこみましたがまた徐々に膨らんできています。

「この鼻からの処置も普通はしません。治療ではなくある意味気休めですよ。
この処置もうまくいかなかったら覚悟しておいてください。」と言われました。

胃捻転における手術も成功率は高くないとのことですが、
やはり手術がいいのでしょうか?
こういう状況で少しでも、体に負担にならいように何かしてあげる事、
気をつけたほうがいい事はありますか?
よろしくおねがいいたします。

natsu ショウタちゃん (男の子・15才) 柴犬 6 

☆獣医師からの回答☆

とても素晴らしい処置をして頂いていると思います。
胃捻転時は径鼻カテーテルはとても挿入し難いものです。熟練した技術を要します。
主治医の先生は謙遜されて気休めとおっしゃっておられる様子ですが、
最適な治療行為だと思います。

今の処置をしていてもガスが抜けた時に自然に整復されることも多いと思います。
ある程度落ち着いたらガスコンなどのガス産生抑制剤を投与しつつ消化のよいものを
少量ずつ数回に分けて与えるとよいのではないでしょうか。
もちろん私には状況は分かりませんので、内科療法のタイミングは主治医の先生の
指示に従ってください。

手術が可能かどうかは診察をしている先生の判断にお任せしたほうがよいでしょう。
軽率にこっちに一票と言う訳には参りません。 
お大事にしてください。

◆natsu さんからのお礼の言葉◆
 
ご回答ありがとうございます。あの後の経過をご報告致します。

処置をしていただいた後、家でご飯をあげたらギュルギュルとすごい音がして
又お腹が膨らんできたのですが、管からガスが出せましたので
お腹の音も少し経つと落ち着きました。
でも又徐々にお腹も凹みはじめ、翌日経過を診察していただく頃には
元の状態に戻ってしまいました。

状態が元に戻ったのですが、食事ができ、排泄(大便)もしていたので、
管をとってこのまま、経過を見ることになりました。
それから、一日半経ちますが、今のところお腹が膨れてくることはありません。

なんとか手術や管を通した姿にならなくて済みました。
本人(犬)が頑張ったのはもちろんですが、先生に適切な処置をしていただけた事で
私たち人間の気持ちもすごく落ち着きました。

食事の時にすごく苦しかったのか、まだ、食欲は元通りには回復していません。
かかりつけの先生のアドバイスいただいた通り食事はもっとペースト状にして
少量を今まで以上に時間をかけてあげるようにしています。
あと、食後にはなるべく動かさずそのまま寝かせるようにしています。

ご回答いただきありがとうございました。

@コメント@
犬に特徴的な胃の病気として胃拡張ー捻転症候群があります。
この病気は突然発現して急性経過をとり治療を施しても
短時間のうちに死んでしまうことから手術までたどりつくまで
行かないないしは手遅れでの手術のため成功率が高くないと
いうことです。
早期発見(腹部膨慢が1時間から4時間以内)、救急処置を必要とする
代表的な病気の一つです。
大型犬(ジャーマンシェパード等)のオスが多いようです。
遺伝的な要因も考えられています。

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【編集後記】  
皆さんお元気ですか?
11月にはいり寒くなってきました。
こないだの日曜日(11月29日)はスポーツでてんこ盛りでした。
まずジャパンカップがありました。本命ではなかった「ウォッカ」が鼻血を出しながらも初優勝しました
が規定により「有馬記念」には出場できなくなりました。残念。。

鼻血といえば亀田興毅と内藤大介とのWBCフライ級タイトルマッチがありで内藤が亀田の強打で
鼻血をだしました。結果大差判定で亀田興毅が新チャンピオンとなりこれで2階級制覇と23歳の若さで
記録を作りました。

記録といえばこの日は大相撲千秋楽で白鵬が年間86勝の新記録をうちうたて今場所は15戦全勝し
圧倒的な強さを見せ付けました。

彼等の共通点は否定的感情無し。また試合中は本当に冷静なのです。焦りはまったくみられず。
自分が鍛錬してきた事を信じてそのとおりの結果をだしました。それが「自信」なのでしょう。
私たちも彼等の長所を参考にいかにそれを自分流に工夫して生活に生かしていけるか考え実行して
いきましょう。そのためには努力は必要ですが信念をもてるかどうかに継続実行できるかかかって
きます。それができたなら必ず幸運を自ら引き寄せられると思います。
それでは。
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