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2008/08/21

若年性認知症について

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          介護のいろは       VOL.18
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若年性認知症について
 

「認知症は高齢者の病気」そんな風に考えている人は多いと思います。しかし、

実は働き盛りの年代でも認知症になることがあるのです。それが「若年性認知

症」。18〜64歳で発症する認知症の総称です。旧厚生省の研究によれば、患者

数は推計27,000〜35,000人。現実にはその3倍以上におよぶとも言われていま

す。ここでは代表的なアルツハイマー病や脳血管障害について説明いたします。


■うつ病と間違いやすいアルツハイマー病 

 
脳に「老人班」と呼ばれるしみのようなものができて、引き起こされるもので

す。しみの正体は、「ベータ・たんぱく」という新種のたんぱく質からなる「ア

ミロイド」という物質。これがどんどん溜まることで、脳細胞の機能が阻害され

てしまうのです。遺伝によるケースもあり、その場合、発症年齢は30〜50歳くら

いと言われています。初期は頭痛やめまい、不眠等。さらに不安感、自発性の低

下、抑うつ状態も。本人も気づかないことが多いうえに、うつ病と診断されやす

いので厄介です。ポイントになるのは「人格の平板化」。以前に比べて、頑固で、

自分中心になり、他人への配慮がなくなった――と感じたら要注意!ひどい物忘

れや、帰宅途中で迷子になるようなことがあれば、赤信号です。


■生活習慣病が引き起こす脳血管障害 
 

脳梗塞により、血管が詰まったり、血流の量が減るなどして、脳細胞のはたらき

が低下するために起こります。男性に多く、50〜60歳で発病しやすいです。  

「物忘れが多い」「計算ができない」などのサインは見逃せません。「まだらボ

ケ」と言い、あることは忘れても、ほかのことはしっかり覚えていたりします。

抑うつ症状のほか、喜怒哀楽が激しくなるなどの変化も。脳梗塞による運動機能

の低下、言語障害をともなうケースもあります。高血圧や脳卒中の経験がある人

は注意が必要です。  


■治療法はさまざま 
 

一口に「若年性認知症」と言っても、治療や対応法はまちまちです。例えば「脳

血管障害」なら、外科手術、薬物・運動療法によって症状はほとんど改善します。

またアルツハイマー病でも、早期発見し、リハビリに努めれば回復の可能性もあ

ります。


■若年性認知症は生活改善が予防のカギ 
 

きちんとした食事や睡眠、適度な運動を心がけるなど生活習慣を見直せば、発病

の確率は減らせるはずです。また、趣味や職場以外の社交場を持つなど、毎日を

生き生きと暮らす工夫も大切です。
   

■もしも家族がかかってしまったら 
 

もしも、家計を支える働き盛りの家族が認知症になってしまったら…。やはり経

済的な問題や心理的ストレスはとても大きいものでしょう。高齢者と違い、若い

だけに体力もあるので、介護する側もエネルギーを消耗してしまいます。

現在のところ、専門施設や情報の不足も深刻です。とはいえ少しずつではあるが、

助け合いの輪は生まれつつあります。自分たちだけで抱え込まず、いざというと

きはSOSを出すようにしましょう。  


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基本的なことをできる限りわかりやすく伝えたいと思い書いていますので、ご存

知の方にとっては物足りない内容かと思いますが、次回以降もご拝読いただけれ

ば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 
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行政書士浅井事務所 行政書士 浅井順
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