芥川龍之介の鎌倉物語 ― 青春のうた(鎌倉文学館企画展図録)
■鎌倉を知るための100冊■
毎週、「鎌倉を知るための本」を1冊ご紹介します!
今週、紹介するのは↓
芥川龍之介の鎌倉物語 ― 青春のうた
(鎌倉文学館企画展図録)
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芥川龍之介の知られざる鎌倉での青春時代を紹介する1冊。
芥川は、作家を目指しながら横須賀の海軍機関学校で
英語教師をし鎌倉に暮らし、
新進作家として華々しい文壇デビューを果たします。
また、鎌倉から婚約者へ熱烈なラブレターを書き送ります。
「文ちゃんがお菓子なら、頭から食べてしまいたい」。
そして、新婚生活を鎌倉で送りました。
芥川龍之介のイメージを「明るい湘南の若者」に変えた
展覧会の図録です。
「これから鎌倉はいい
平地からだんだん高い所へ移って行った春が今は山々の上にある
新緑という語ではいい足りない複雑な
光沢のある若葉がどの山にも一ぱいになっている
そうしてその上で時鳥が啼く」(大正6年5月友人への手紙)
■芥川龍之介の鎌倉物語―目次
1あこがれの海へ―英語教師と新進作家
2先生との別れ―夏目漱石の励まし
3美しい言葉へ―『羅生門』の成功
4文ちゃんへの想い―鎌倉からのラブレター
5幸せな作家生活―「蜘蛛の糸」の池
6大好きな友だち―鎌倉文士との交流
7帰りたかったあの家―由比ヶ浜の風
■芥川龍之介の鎌倉時代
大正5年11月〜6年9月 鎌倉由比ヶ浜で下宿生活
大正7年3月〜8年4月 鎌倉大町の家で新婚生活
■芥川龍之介の暮らした鎌倉
●円覚寺
芥川は漱石の死から1週間後、
かつて漱石が参禅した円覚寺の帰源院を訪れている。
「竹林や夜寒のみちの右ひだり」
●元八幡神社
芥川が新婚生活を送った大町の家の近くにある。
●虚子庵跡
芥川は鎌倉に住む高浜虚子から俳句を習う。
「バナゝ剥く夏の月夜に皮すてぬ」
●由比ヶ浜・由比ヶ浜海岸
かつて芥川は由比ヶ浜で下宿生活を送った。
「白南風の夕浪高うなりにけり」
●力餅家
友たちへの手紙に
「今、力餅をくいながら小説を書いている。
鎌倉権五郎のエネルギーを借りようとと思って」
とある。
力餅家は鎌倉権五郎を祀る御霊神社の近くにあり、
「権五郎力餅」で有名。
芥川龍之介が私たちの身近な存在、友達の様にも感じられる
何とも微笑ましい1冊です。
◆芥川龍之介の鎌倉物語―青春のうた 図録
定価:1,000円
鎌倉文学館
通信販売で入手可能です。
詳しくは鎌倉文学館のHPを見てください。
http://www.kamakurabungaku.com/
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鎌倉を知るための100冊
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000262207.html
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