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2009/07/17

「思想的」笑いの極意

◇ 「思想的」笑いの極意


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 『誰でも笑わして愛される笑いのトーク術』    第51回

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みなさん、こんにちは。

上村です。



『笑いのトーク術』


今回もよろしくお願いします。




突然ですが、


僕は、こんな風に考えることがあるのですよ。



「人生は、幸福の数と、不幸の数は、

どちらが多いのだろうか?」


と。(笑)



幸福と不幸を数値化できたら、どちらが多いのでしょうか?


あなたはどう思いますか?



「人によって違う」。


確かにその通りですね。(笑)



それに一口に幸福といっても、


人によって、とらえ方は様々です。



幸福なのに、それを感じない場合もあります。



でも、不幸の場合は、少し違いますね。


我々は、不幸には敏感です。



いったん不幸な目に遭うと、


幸福であった時の記憶が、いっそう辛さを増幅させることもあります。



そう考えると、


「人生は不幸の方が多いんじゃないか」


と思ってしまう。



いや、僕は何も、人生論を語りたいわけではないのです。



これは「笑いのトーク術」。


不幸をテーマにしたら、笑えなくなります。(笑)



ただ、こんなことを考えてみるのですよ。



例えば、会社員の方が、突然リストラをされたら、

その苦痛は計り知れませんね。



そんな人が、世の中にはたくさんいるわけです。



リストラだけではありません。



「不意の別離」だとか、


考えてみれば、不幸なことは山ほどあります。



日常でも、夫(妻)とソリが合わないとか、


職場でイジメられているとか、


異性に冷たくされるとか、


お金がないとか、



いろいろありますよね。



そう考えると、暗い気分になります。



いやいや僕は、悲しい話をしようと思っているのではないのです。



世の中に不幸なことはありますが、


それを和らげる武器が我々にはありますよね。



そうです。



それが「笑い」です。



「笑い」という知恵があるからこそ、

辛い状況を、少しでも克服することができるわけです。




僕は、昔、こんなささいな経験をしました。



僕は予備校で働いていたのですが、


ごくたまに、クレームを言いに来る人がいるのです。



予備校の近所に住んでいる人で、


「学生の態度が悪い」


と文句を言いに来る。



クレームと言っても、たいていは穏やかなのですが、


中には強烈な人もいました。



それこそ殴り込んでくるような雰囲気の人もいた。



ある日のことです。


血相を変えて、男性が怒鳴り込んできました。



「お前たちは生徒にどんな教育をしてるんだ」


と猛烈に怒っています。



話を聞くと、予備校の生徒が、道を広がって歩いていたそうです。


通行の障害になっていたわけです。



よくある話ですが、


とにかく怒っているので、なだめないといけない。



その時の僕の上司が、


男性に謝りました。



「今後は生徒指導を徹底します」


と。



しかし男性は納得しません。



「具体的に何をするんだ」

と問い詰めてくる。



なかなかシツコイ男です。(笑)



で、上司は仕方がなく、



「道に、予備校の職員を立たせます」


と回答。



「監視を強化する」

という意味ですね。



しかし、それでも男性は納得しません。



「立っているだけじゃダメだろ。お前らは郵便ポストか」


と言ったのです。(笑)



「郵便ポストか」の一言に、


側でやりとりを聞いていた僕は、思わず笑ってしまいました。(笑)



緊迫した場面にもかかわらず、

笑いをこらえることができなかったのです。



もちろん声を立てて笑ったのではなく、


顔を伏せて気付かれないように、肩で笑った。



なので、幸いにも、ヒンシュクを買うことはなかったのです。



でもそのジョーク(本人はそのつもりはないでしょうが)に、


緊迫した出来事も、何か滑稽な出来事になってしまったのですね。



もし、不幸が幸福を上回っているとしましょう。



それを逆転するのは、「笑い」に他なりません。



そう考えたら、何気ないジョークも、

もの凄く思想的な様相を呈してきませんか?(笑)




それはともかく、


笑いなりユーモアなりは、

それだけ強力なパワーを有しているのですね。



なので、深い心を持って、

相手を笑わせるトーク術を発揮したいものです。(笑)



「相手を楽しい気分にさせた」



たったそれだけのことですが、大げさに言えば、社会に役立っているかもしれませんね。




まあ、これがダジャレになると、

かえって害悪になったりするかもしれませんが。(笑)



いずれにしても、

「笑いの力」を意識すれば、自分にも「いいこと」がたくさん起こりますよ。




いかがでしょうか?



では、今回はここまでにしますね。



次回もよろしくお願いします。





今日のワンポイントアドバイス
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「笑い」のパワーを知れば、相手を幸せな気分にすることができます。

それは必ず自分にハネ返ってきます。

自分にも「いいこと」がたくさん起こるでしょう。
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「二股をかける」なんて言ったら、


モテる人が、


「あの人にしようか、この人にしようか」


と選んでいる場面を想像するかもしれません。



しかし、そうではないのです。



かつて僕は、「モテなくて二股」をかけたことがあります。(笑)


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発行人氏名         上村 英明  
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