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2009/06/05

一体感を出せなかった男

◇ 一体感を出せなかった男


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  『誰でも笑わして愛される笑いのトーク術』   第49回

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みなさん、こんにちは。

上村です。



『笑いのトーク術』


今回もよろしくお願いします。




ある大学生の男性から、


こんな話を聞きました。



その男性は、仲間数人と野球をしていたのです。



野球でホームランを打つと、


チームメイトがハイタッチで迎えますね。



で、彼の味方の選手が、ホームランを打ったのです。



当然みんなハイタッチで迎えます。


もちろんその男性も、

ホームラン選手とハイタッチをしようと思った。



ところが・・・。



その男性は、「超」がつくくらい、恥ずかしがり屋だったのです。


ハイタッチをしようと思ったのだけれど、つい躊躇してしまった。



でもハイタッチはいわばお約束ですから、

しないわけにはいかない。



そのちょっとした瞬間に、

タイミングがずれてしまったのですね。



その男性がハイタッチのポーズをした時には、

ホームラン選手はもう前を通り過ぎていた。(笑)



彼が、その掲げた手をどのように処理したのかは知りませんが、


相当恥ずかしかったみたいです。



実際、その場面を見たメンバーは、みんなどっと笑ったそう。



確かにこういう場面を見ると、

悪気はなくても笑ってしまうかもしれません。



僕もその話を聞いて笑ってしまったのですが、


後からふと、僕自身にも同じような経験があることを思い出し、

愕然としました。(笑)



それはこんなことです。



数人の仲間と、カラオケに行ったのですね。


カラオケというのは普通、

時間が経てば経つほど、盛り上がっていくものですね。



お酒も入って、周りはどんどんハイテンションになっていきました。



でも僕は、歌も苦手だし、酒も飲めない。


なので、どちらかというと、おとなし目にしていました。



すると、ある曲がかかったのです。



当時流行っていた、

郷ひろみの、『ゴールドフィンガー'99』という曲です。(少し古いのをお許しください)



非常に盛り上がる曲で、


全員が声をそろえて歌い出したのです。



この曲は、振り付けも流行りました。



「ア・チチ・アチ・燃えているんだろうか〜」


というところで、両手を使って、パフォーマンスをする。



その時は、歌詞に合わせて、みんな一斉にその振りをしました。


なかなかの一体感です。



しかしながら、そこに一人だけ、

振り付けについていけない人間がいました。



何を隠そう、この僕です。(笑)



振り付けが難しくてできなかったのではなく、


恥ずかしかったのです。



「みんなやってるのに、恥ずかしがることはないだろう」


と思うかもしれませんが、



恥ずかしいのに理屈はないのです。(笑)



で、そうやって一人ズレたことをしていると、


必ずツッコンでくる人間がいますね。



その時も、


「どうした上村。いっしょにやろうぜ」


と同調を求めてくる奴がいました。(笑)



こう言われると余計できなくなるから不思議。(笑)



もちろん、こういうノリというのは、必要な時がありますね。



さっきの野球でもそうですし、


カラオケでもそうでしょう。


会社の宴会もそうかもしれない。



一人シラ〜としているのもヘン。



しかし輪に溶け込めないとか、


消極的だとかで、


ノリに交わるタイミングを逸する時があります。



そういう時は、

「自分って、なじんでいないなあ」


と悲しくなるかもしれない。



あなたには、そんなご経験はないでしょうか?



しかし僕はこう思うのですよ。


タイミングがズレてもいいじゃないか、と。(笑)



それはそれで、他人から見ればおもしろいものです。


別に場をシラけさせるとか、そんなことはありません。



どうも昨今は、「KY」とか、


雰囲気に外れたことが何か悪いことのように思われています。



しかし人間は一人一人違う以上、


そんないつも同調性を発揮できるとは限りませんよね。



時に「KY」になったりすることがあるかもしれない。



なので、タイミングがズレたり、

輪に溶け込めなかったりすることを恐れてはいけないのですね。



で、そういうことを恐れない人が、


かえってタイミングよく場に入っていくことができるものなんです。



不思議ですが、そういうものなのですね。



「場についていけない人」は、


思い切って「場についていけない自分」をアピールすればいい。



それがあなたの特徴になって、存在感が増すはずです。



もちろんわざと場についていけなくすることはありませんよ。(笑)


あくまで自分の個性に忠実になればいいわけです。



そういう人が、相手を楽しませたり、興味を引く話ができたりするものなんです・・・。



いかがでしょうか?



では、今回はここまでにしますね。



次回もよろしくお願いします。





今日のワンポイントアドバイス
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「場についていけない人」は、
思い切って「場についていけない自分」をアピールするのも一法。

そうすればかえって「場についていく自分」を発見できるでしょう。
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発行人氏名         上村 英明  
発行人メールアドレス      spkaiwa@kcc.zaq.ne.jp
発行人サイト        http://talkpremium.skr.jp/
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バックナンバー   http://archive.mag2.com/0000262009/index.html

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