2009/12/07
ロン・ピョウ
---------------------------------------------------------- ロン・ピョウ ---------------------------------------------------------- [第91号 2009年12月7日] ---------------------------------------------------------- ■「風評被害」 ---------------------------------------------------------- サッカーW杯の組み合わせ抽選があった。興味があるので、事前に勝手に予想し てみた。抽選の数日前にシードほかのグループ分けがあったので、それをもとに 予想した。うちの奥さんもいっしょに予想した。 そうしたら、結構当たった。ジャンケンの後出し状態だが、何といわれても別に 構わないので記しておこう。 うちの奥さんは「オランダ、日本、ナイジェリア、デンマーク」と予想した。見 事だ。 私自身は「スペイン、日本、チリ、スイス」だった。日本の対戦相手としては完 全に外したが、スペイン、チリ、スイスは結果的に同組だったので、変に満足し ている。 さて、今週は『FNS歌謡祭』(フジテレビ)だったが、私は見なかった。ついに 『FNS歌謡祭』を卒業したといってよい。 自分の『FNS歌謡祭』視聴歴を振り返ってみると、結局は過去映像と(ここ数年 は)黒木瞳の空回り(草なぎ剛との噛み合わなさと言ってもよい)にしか興味が なかったようだ。 ここ数年の『FNS歌謡祭』は70年代から80年代にかけての過去映像を使い回し続 けてきた。過去映像好きの私もさすがに飽きた。 また、黒木瞳にイライラさせられるのも『FNS歌謡祭』の妙味だったが、これに も飽きた。 初年度の黒木瞳は大暴れだった。自分も司会初心者なのに相方の草なぎをこき下 ろしたり、お色直しを局アナにほめさせたり、宝塚を従えて震える声で歌わせて もらったり、「大麻疑惑」写真で大変だった嵐の大野くんに対して「今年はどん な一年でしたか」と問いかけたりとやりたい放題だった。 しかし、不景気なのか、その後、黒木瞳の暴走企画は続かなかった。今年も、全 裸逮捕の草なぎに「今年はどんな一年でしたか」とぶちかますかなとは思ったが、 それだけのために見る気はなかった。 黒木瞳といえば、そっくりさんの川島なお美が思い出される。より正確に言えば、 かつての川島なお美が黒木瞳に似ていた。 なお、川島なお美は最近はあまり見かけない川村ひかるにも似ている。 昨日、電車で川島なお美に似ている人がいた。何が似ているのかと言えば、整形っ ぽいところだ。 川島なお美が実際にお直ししているかどうかは知らないし、別にどうでもよい。 川島なお美が整っているのは確かだ。ただ、整い過ぎという気もする。自然物は あまりにも完成しすぎていると、むしろ作りものっぽく見える。 私には川島なお美を「川島なを美」と表現したくなる衝動があるが、それとこれ は関係があるのかもしれない。川島なお美は不安定な方が安定する。川島なお美 にはノイズが必要なのだ。 さて、『FNS歌謡祭』といえば、ジャニーズのヨイショでも有名だが、2009年は SMAPの終わりの始まりの年だ。私は前からキムタクの「Xデー」が近づいている と言い続けていたが、この予言は当たりつつある。 今年、嵐とSMAPの人気は明らかに逆転した。『SMAP×SMAP』は打ち切りという噂 だが、そりゃそうだろう。私は雰囲気だけでものを言うが、今年のSMAPは散々だっ た。 まず、中居くんのドラマが大コケ。キムタクの『MR.BRAIN』と香取慎吾の『こち 亀』はまずまずだったようだが、あそこまで番宣しているんだから、そのくらい は人気があって当たり前だろう。宣伝のコストを考えれば、もっと大ウケしてし かるべきかもしれない。 その点、草なぎは『任侠ヘルパー』で健闘した。実のところ、SMAPで生き残るの はかつてのお荷物、草なぎだけなのかもしれない。 テレビ界は人気だのムードだの、それを示すとされる視聴率だのが全てを決める 世界だ。良いものに人気が集まるわけではない。だから、SMAPの面々がはやらな くなったからと言っても、彼らに責任があるわけではないし、彼らの資質に問題 があるわけでもない。 「今年の彼らがひどい出来だった」ということでもないだろう。今年がひどいの なら、前からひどかっただけのことだ。 テレビ番組が終了するのは当たり前だ。しかし、視聴者はテレビ局の事情なんて 知らないから、番組の終了に対しては「このタレントの人気がなくなったから番 組が打ち切られる」となどと勝手に判断してしまう。 長寿番組ともなると、その意味づけはなおさら過剰になる。SMAPの人気の実際に 関係なく、視聴者は『SMAP×SMAP』の終了=SMAPの終わりの始まりと過剰に解釈 してしまう。 50有余年のテレビの歴史において人気を維持し続けた出演者はいない。だから、 人気が衰えるというのは当たり前の現象なのだが、全盛期を誇った出演者ほど、 人気のかげりが余計に目立つ。 テレビ界における人気は「勝ち馬に乗る」風に増減する。以前の総選挙での小泉 人気や今年の民主党人気と同じだ。だから、嵐の人気は一気に高まるし、SMAPの 凋落は過大に噂される。 去年と同じことをしていても売れる人は売れるし、売れない人は売れない。これ が水商売のテレビ界なのだ。 もはや風評被害といってもよい。中居くんがいつもすさんだ感じでいるのもしか たない。アイドルはヨゴレになり、すさんでいくことで自尊心のバランスを取っ ているのだろう。若槻千夏や眞鍋かをりが良い例だ。 眞鍋かをりは「かをり」だ。川島なお美もぜひ見習ってほしい。 (了) [PR]------------------------------------------------------- お米の魅力を味わいつくす http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=gkuWB67RDZI&offerid=126733.10002177&type=3&subid=0 ---------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------- メールマガジン「ロン・ピョウ」 発行責任者: tawashi<tawashi@yandex.ru> 登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000262007.html 登録・解除は上記サイトにてご自分でお手続きください。 ----------------------------------------------------------


