2008/05/14
文型の利用法 Part II
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 第7回 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 5月も半ばになりますが、皆さん、新しい学年、新しい年度にもう慣れてきたでしょうか? 世の中ではよく5月病などと言いますが(最近ではもっと早いものも言われているようですが) ただ単に新生活に疲れたというだけでなく、慣れてきた頃に「何かやらなくては!でも何をやった らいいか分からない!」とか、「やることは分かっているつもりだけど、どうやったら良いか方法 が分からない!」とかいうときにも、無力感からこのように感じてしまうのかもしれません。 「何かやらなくては!」と思った方は一緒に英語に取り組んでみませんか?「英語をやると決めたけど、 どうしたら良いか分からない!」という人も一緒にどう取り組んでみるか考えてみませんか? ☆ Language School 〜航〜 ☆ では、英語の学習全般に対応しております。 ホームページも新たにしましたので、是非ともご覧下さい! URL: http://www.lswataru.com しかも、このメールの最後の方には ★ 夏の始めと終わりの “BIG EVENTS” ★ の告知を致します。お楽しみに! ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ◎ いきなり質問です。選択肢から( )に当てはまる適切だと思われるものを選んで下さ い。 帰ろうとしているお客さんに“I”が言うセリフ。 “I’ll ( ) my son drive you home”. (a) let (b) make (c) have (d) get ================== ★ ★ 解答と解説 ★ ★ ==================== 答えは(b)の “have” です。 下に示しましたが、my son (O) の後に“V(原形)=drive”がきているのが一つのポイントで(d)の“get”は答えにはなりません。 (“get”は『手に入れる』動きをしますので、“to”が必要だと思って下さい。しかも『手に入れる』ということから 『何とか頼んでOにVしてもらう』感じで『息子に頼んでお客さんを送ってもらう』感じになるため お客さんは恐縮 してしまいますよ。) (a) let も (b) make も (c) have も “my son (O)”の後に“V(原形)が取れるので、 ★ ★『形が同じ』ということは『意味』を考えなければなりません。★ ★ ☆“let”は『許可』ですから、息子に許可するということは、息子が行きたがっているということですよ。 お客さんは奇麗なお姉さんなのでしょうか? ☆“make” は人が主語のとき『強制』ですから、『息子に無理矢理送らせます』ということで、お客さん引いちゃいますよ ☆ 息子にあなた(お客さん)を送らせるのは『当然』ということであれば、お客さんもそんなに気にしないでしょう。 ◎ I’ll have my son drive you home. 『息子にご自宅まで車で送らせましょう』 ================================================================= ▲▽▲ S V O C (OとCの関係=s’v’) の“C”に“V(原形)”をとれるV ▲▽▲ (1) 知覚動詞 see/ hear/ feel など (2) 使役動詞 let (許可) /make (人がSのとき強制) /have(当然の関係) (3) help O (to) V(原) OがVするの を助ける・手伝う/に役立つ (toが入ると「きっかけを助ける」と言う意味) ▲▽▲ ▽▲▽ ▲▽▲ ▽▲▽ ▲▽▲ ▽▲▽ ▲▽▲ ◎ ではもう1問! 同じように( )に当てはまると思われるものを選んで下さい。 Stephanie’s father ( ) her study overseas against her will. (a) let (b) made (c) had (d) compelled ================== ★ ★ 解答と解説 ★ ★ ==================== 答えは (b)made です。 “her(O)”の後に“study=V(原形)”がきているのがポイントの一つで、下にあげたように“compelled”はだめです。 もう一つのポイントは“against her will”=『彼女の意志に反して』です。『意志に反して』ということは、 『強制的に』させたということになります。 勝手に『彼女が留学したかったんだ!』と考えないで下さいね。そうすると、『許可』=“let”になっちゃいます。 ◎ Stephanie’s father made her study overseas against her will. = Stephanie’s father compelled her to study overseas against her will. 『ステファニーの父は、彼女の意志に反して、海外留学させた』 ◇◆◇◆◇◆ ------- 言い換え/書き換え -------- ◆◇◆◇◆◇ let O V(原) = allow O to V(原) ⇒OがVするのを許可する/OにVさせてあげる make O V(原) = force /compel / oblige O to V(原) ⇒ΟがVするのを強制する/義務づける/OにVさせる have O V(原) = get O to V(原) ⇒ΟにVしてもらう/OにVさせる ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ とこのように、『Sが (原因で) OにVさせる (OがVすることになる/Vできる)』という場合は、 ほとんど“to V(原形)になります。 ☆ ---------- ☆ --------- ☆ --------- ☆ ---------- ☆ Sが働きかけたこと(許可したり,強制したり、励ましたり、促したり)により、 OがVする方に向かっていく(未来志向は“to V(原形) ) ☆ ------------------- --------------------- ------------------☆ と考えれば良いでしょう。 ということは、先ほどの例文は、こう考えたら良いんじゃないでしょうか? ◎ Stephanie’s father made her study overseas against her will. = Stephanie’s father compelled her to study overseas against her will. 『ステファニーの父が原因で(父のせいで)、ステファニーは自分の意志に反して海外留学をしなくちゃならなかった』 ★ そうです。SVOCの文型は 『S が原因で O C=結果』と捉えられます。★ ---------------- ☆ ★ other examples ★ ☆----------------- This medicine will make you feel better. S V → O C 『この薬を飲めば、きっと気分が良くなるよ』←“medicine”は『飲み薬』だから His help enabled me to attain the goal. S V → O C 『彼が手伝ってくれたおかげで私は目標を達成できた』 ------------------------------------------------------------------- ============== ▼△▼ 発展 △▼△ =============== ◎ ところで, O C がs’ v’ のような関係ならmake は文(she was happy.のようなsentence)を 取れば良いじゃないか!と思いませんか? 答えはYes でもあり, Noでもあるのです。 もちろん、『因果関係』を表す“make” は文の形をとれず “O C” です。 =Richard made her very happy. S V O C 『リチャードは彼女を幸せにした。→ リチャードのおかげで彼女は幸せになった』 ☆ 理解の鍵はこんなところにあります。次の例文を見て下さい。 I can’t make out that much water is coming in. make はout を伴って“that+文”の形を『目的語』に取ることがあります。 この場合、日本語で言えば、「〜を理解する」という意味で使えます。 ← 答えを作り(make) 出す(out)と考えれば良いでしょう。(“out”は『外に出す時は完全に』というニュアンスも入ります。) =figure out 〜/figure 〜 out ←計算して(figure) 答えを出す(out) =work out 〜 /work 〜 out ←働きかけて(work) 答えを出す(out) ☆そもそも『文を目的語に取る動詞』は、前回書いたように ◆メンタル系の動詞=思考、理解、感情、(発言)=think, understand, feel, (say) 等 ◆ などの『頭の中で行われる』ことで、表に出るものではありません。 つまり『結果は作り出さない』のです。 ------------------------------------------------------------------------- 発言は頭の中で行われたことを表に出す行為ですが、言っただけではその結果は生まれません。 『私は、金持ちになる!と言いました。』ほら、言っただけじゃ金持ちにはなれないでしょう。 ------------------------------------------------------------------------- ☆ですからSVOC のOC は直接文(SV)の形にはなりませんし、取らないことに意義があると言えるでしょう。 ★★★★★★★★★★★★★★★★ お知らせ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ language School 〜航〜 では夏の始めと終わりの“BIG EVENTS”として (1)7月17〜19日 もう一度“Over the TOP” (2)7月21〜25日 Language Acquisition theory(言語習得理論) 本質から攻めよう!音から身につける英語 (Overwrapping, Sight translation, Shadowing等を駆使) 聞いて、言って、読んで、書いて! (3)8月18〜20日 理性と感性をフル活用!もっと面白い英語の捉え方。 (前置詞、単語、熟語、文法+正誤判定) (4)8月28〜31日 “Over the TOP”への長文読解 + Academic writing 早慶上智、東大、京大 恐るるに足らず! (5)8月17〜20日 TOEIC講座 8月28〜31日 TOEFL講座 9月2〜5日 TOEIC講座 9月2〜5日 TOEFL講座 詳細、正確な講座名、さらに他の講座は、近々ホームページでUPします。ぜひ、この日程は開けておいて下さい! 皆さんの夢、希望を叶える方法をお教えします! 問い合わせ、ご希望等ありましたら lsw@lswataru.com までメールを御送り下さい! あっ、携帯用メルマガでも(ミニマグ)配信することにしました。そちらもよろしくお願いします。(もう少し御待ち下さい) ★★★★★★★★★★★★★★★★ 次週予告 ★★★★★★★★★★★★★★★★★ 何週か後に、また詳しく文型の話はします(因果関係を表す文型も合わせて)。 来週は『時制』の話をしてみたいと思います。『時制』苦手だという人も多いんじゃないでしょうか? でも大丈夫。一緒に『理性と感性をフル活用』しましょう!


