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2009/09/19

【286号】アマゾン、PB販売を強化。

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      ウォールストリートジャーナルから見た起業のヒント
          ~ビジネスアイデアと英語力の習得~
              2009/09/19  Vol.286
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◎9月19日 12時44分現在のトップニュース
Fed's Pay Plan Divides Bank Industry 
アメリカ政府による金融機関従業員への報酬規制について、
金融機関側と議会側の意見が大きく分かれている。
http://online.wsj.com/article/SB125329457656923483.html#mod=WSJ_hps_LEFTWhatsNews
◎本日のニュース(2009/09/18)

1)見出し 

Amazon Is Selling Designs of Its Own 
 
2)要約

アマゾンドットコム社(アマゾン)は、先月、
木製まな板のデザイン特許を取得し、独自ブランドで発売している。

北米の第二四半期売上を見ると、
家具やテレビなどの一般消費財の売上が、
本やCDなどのメディア売上を上回っており、
アマゾン=本のネット通販サイトという概念が崩れつつある。

また、靴販売店のザッポを買収するなど、
一般消費財の販売を強化している。

このように、ネット上の一般小売店を目指す一貫として、
PBの販売を強化していると思われる。

アマゾンによると、ネット通販の場合、
利用者からの評価・意見を集めやすく、
PBの品質改善を行いやすいという。

ただし、PB開発には、一般的には、
品質管理や法令順守、デザイン作成など、
小売店が持たない技術が必要とされているので、
ネット通販企業ではPB導入に慎重な企業が多い。

さらに、PBの販売が、既存のNBと競合する恐れもある。

現在、アマゾンでは、PBの販売はまだごく一部にすぎず、
全体の売上に影響を与えるほどの規模ではない。

3)キーとなる英文
Amazon.com Inc. is quietly expanding its private-label business
 in a bid to diversify away from its online bookstore roots and
 become more like a general retailer.

4)キーとなる英文の和訳
アマゾンドットコム社は、ネット書店の根源から離れて多様化するために、
徐々にプラベートブランドビジネスを広げている。
その結果、より一般的な小売店に近づいてきている。

4)気になる単語・表現と解説
(気になる単語・表現)
 a bid to do 	名詞句	~しようとする努力・企て

(解説)
なし

5)今日のヒント
アマゾンが、ネット書店から一般小売店を目指している理由は、
◎メディアの利益率が低いから
◎メディア以外の利益率が高いから
と予測する。

昨日BSで見た財部経済研究所では書店の生きる道が取り上げられていたが、
一般書店の場合、粗利は20%ほどだという。

アマゾンの場合、販売量が膨大なので、粗利ももっと大きいと考えられるが、
送料・運営維持費を考えると、書籍などのメディアの販売だけでは、
ほとんど残らないのではないだろうか。

一方で、アマゾンのサイトは、アクセス数が膨大でブランド力を持つ。

このサイトを活用して、利益率を高めるために、
メディア以外の一般商品の販売を強化しているのであろう。

この戦略から考えると、粗利の高いPBの販売強化は腑に落ちる。

さらに、PB販売により、小売専門のアマゾンには難しかった
販売商品の差別化が可能となり、価格競争を避けることができる。

このように考えると、リアル店舗を持つ大手スーパーは、
ネットスーパーやネット通販を強化しているが、
粗利が高く差別化できるPBの露出・販売を拡大することであろう。
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《今回のヒントのまとめ》                                            
▼アマゾンは、一般商品のPB販売を強化している。

▼アマゾンが一般商品の販売を始めたのは、当初販売していた
書籍やCDなどのメディアの粗利が低いからだと思われる。

▼この戦略からすると、さらに粗利の高いPBを強化するのは納得でき、
さらにPB販売により販売商品の差別化を行うことができ、価格競争を回避できる。

▼同じように、ネットスーパーやネット通販を
強化する大手スーパーも、粗利が高く差別化ができるP
Bのネットでの露出・販売を強化するものと思われる。

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