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2008/07/26

映画のデジタル化にはビジネスチャンス満載

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      ウォールストリートジャーナから見た起業のヒント
        〜ビジネスアイデアと英語力の習得〜
                  2008/07/26  Vol.36
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◎本日のニュース(2008/07/25)

1)見出し 

News Corp.'s Fox To Help Theaters Enter Digital Age
2)要約

ニューズコーポレーション傘下の21世紀フォックスは、全米の映画館にデジタル
映画放映機を設置する資金の援助を行うことに合意した。

この合意により、他の大手映画作成スタジオも同調することが期待され、うまく
行けば、全米最大の映画館にて、デジタル映画放映機が標準になりえる。

デジタル技術により、映画館は簡単に早く映画を切り替えることができ、人気作
品への切り替えを適時に行うことにより、チケット売り上げを伸ばすことができ
る。

一方、映画作成側は、デジタル化により1作につきフィルム作成にかかる約1000
ドル以上を削減することができる。

また、3Dシステムを容易に導入することができ、興行成績を引き上げることが可
能になる。

現在、1スクリーンのデジタル化導入費約50000ドルから約80000ドルを誰が負担す
るかで、映画館側と作成側が議論している。

3)気になる文章

Theater owners and studios have been bickering about how to pay for the 
digital systems, which cost around $50,000 to $80,000 a screen, much
 more than traditional projectors. Three years ago, studios agreed to 
temporarily pay around $1,000 as a "virtual print fee" for each digital 
copy of a movie to help defray theater costs in buying the systems. 
However, they have been slow on the next step of striking deals with 
individual theater chains.

4)気になる文章の和訳

映画館所有者と映画作成スタジオは、デジタルシステム導入費を誰が負担するか
で議論している。

デジタル化にすることにより、今までの放映機よりも1スクリーンにつき約50000
ドルから80000ドル費用が増えることになる。

3年前には、作成スタジオは1つの映画のデジタルコピーにつきバーチャルプリン
ト代として約1000ドルを支払い、映画館がデジタルシステムを購入する費用負担
を援助していた。

しかし、作成側は、個々の映画館チェーンと契約を結ぶという次の段階になかな
か進まないでいる。


5)気になる単語
contingent(形容詞)1依存する(on)2不確かな、起こり得る3偶然の、不慮の
(例文)His success is contingent upon his efforts.
「彼の成功は努力次第だ。」

6)今回の起業のヒント

映画館でもデジタル化を進める動きがあるようだ。

しかし、考えようによっては遅い動きとも言える。

家庭用では、ビデオテープがDVDに取って代わられ、デジタル化が進んだ。

現在は、DVDからさらに高容量のブルーレイへとシフトしている。

携帯電話では、アナログから3Gへデジタル化が進んだ。

テレビも、2011年からデジタル化へ移行する。

このように、データのデジタル化が進む中で、映画館のデジタル化がこれからと
いうことは遅く感じる。

記事にもあるように、デジタル用の放映機導入費が高いことが、普及しない要因
となっているが、これは一つのビジネスチャンスと言える。

このように、問題が生じるとそれを解決するための方法がビジネスになりえる。

例えば、導入の初期費用が高いならば、リースなどの方法が考えられる。

導入することにより、人気作を適時に放映できれば、売上・利益が伸びることを
プレゼンすると、リース導入はそれほど難しくないように思える。

デジタル化により、問題がないわけではない。

映画館の一番の差別化は巨大スクリーンと大音響であるが、アナログフィルム独
特の情緒を愛している人もいるだろう。

デジタル化により、アナログファンが離散しかねない。

CDが一般的になった今でも、レコードがある特定のマーケットには売れているこ
とを考えると、ある程度の観客が離れることは回避できないだろう。

しかし、ここでも、アナログフィルム限定の映画館の登場など、新しい映画館業
態が登場する可能性はある。

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《今回のヒントのまとめ》                
                              
▼データのデジタル化がトレンドである以上、映画のデジタル化は避けて通れな
いだろう。

▼デジタル放映機の初期費用が高いという問題は、新しいビジネスチャンスにな
りえる。

▼アナログフィルムファンのためのアナログ映画館という業態が今後登場する可
能性は高い。

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編集後記

こんにちは、高尾です。
今回は、ニューズグループの21世紀フォックスの記事を取り上げました。
ニューズグループと言えば、数年前にソフトバンクとともにテレビ朝日の株式を
取得したニュースを思い出します。
その時に初めて、この会社とルパードマードックを知りました。
大変興味を持ち、彼の人生を描いた小説を読んだりしました。
だから、ニューズコーポレーションは私にとって少し意味深い会社です。
ヒントでも書いたように、映画のデジタル化は確実なトレンドとすると、新しい
ビジネスチャンスが生まれることでしょう。
「デジタル化」は今後すべての産業のトレンドであり、ビジネスのキーワード。
自分自身の起業アイデアの中にも取り入れる予定です。
仕事の方はまだまだ忙しい状況が続いております。
製造へは関与していないので、肉体的にも精神的にしんどいのが現状です。
得意先にも大変大きな迷惑をかけていますが、こういう状況だからこそ、各得意
先の本音が見えてきます。
例えば、こちら側の事情をある程度理解してくれて、こちらの要望を聞いてくれ
る企業もあります。
一方で、こちらの事情はお構いなしに、自分の都合だけを一方的に要求する企業
もあります。
取引は、買い手と売り手とありますが、厳密に考えるとどちらも対等の立場にあ
り、双方がウィンウィンの状態になった時に取引が成立します。
買い手は売り手を選択することができるように、売り手も買い手を選択すること
ができると言われます。
もちろん、そのためには売り手に競争力が必要になります。
今後の取引を考える上でも、興味深い考えだと思います。
ブログの更新が毎日できず、恥ずかしい限りです。
仕事の関係上毎日は難しいとしても、できる限り更新いたします。

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■編集・発行:高尾亮太朗 http://wsj.jugem.jp/
■ご意見・ご感想・お問合わせはお気軽に!→  tryotaro1975@aol.com
■発行人ブログ(ビジネスブログ):http://ameblo.jp/caferics/
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