英語の全体像【第5号】2008.04.28
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英語の全体像
第5号
2008.04.28
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<前口上>
*すでに読まれた方はとばしてください。
読者の皆さん、こんにちは、発行者の後藤です。ここでは、まず、このメールマガジンの活用の仕方に
ついてお話ししたいと思います。
読者の皆さんは、英語の習得を目指していることと思います。英語の習得の方法としては、大きく分け
て「学習」によるものと「慣れ」によるものがあります。まずは、このどちらの方法を採用するのかを
しっかりと考えることが、回り道を少なくするコツです。
この2つの方法においては、「慣れ」による習得がまずは基本となります。人が母国語を習得する過程
を考えても、言語習得において「慣れ」による部分が重要な役割を担っていることは誰の目にも明らか
だと思います。また、「慣れ」だけによって英語を習得することは可能ですが、「学習」だけによって
英語を習得することは不可能と思われることもその理由です。つまり、「慣れ」による習得は必要不可
欠であるということですね。
ただ、それなら「慣れ」による習得だけを考えればいいのではないかと思うかもしれませんが、そう簡
単にはいきません。なぜなら、時間の問題があるからです。
「慣れ」による習得は、量勝負の習得であり、恐ろしく時間がかかります。我々が母国語を習得すると
きは、やはり恐ろしく時間をかけて身につけたわけですが、これから英語を習得するにあたって、そこ
まで時間をかけることが出来ない人も多いことでしょう。
すると、「慣れ」による習得を効率化するために、「学習」による習得を組み合わせるという方法が意
味を持ってきます。「学習」による習得は、質勝負の習得なので、その質がよければかなり時間を短縮
することが出来ます。
まずは以上のことを理解しておけば、「学習」だけに力を注いで、「なぜ使えるようにならないんだ」
と悩んだり、「慣れ」だけに時間をかけて、その進捗の遅さに嫌気がさしてしまうような事態も避ける
ことが出来ると思います。
では、私が提供する教材が、「慣れ」と「学習」のどちらのための教材であるのかというと、その「学
習」の部分のみを目的とした教材です。したがって、あくまでも「慣れ」による習得を効率化するため
の教材であることを、はじめに理解しておいてください。
そして、私の教材が、どのようにその習得を効率化するのかというと、「学習」する知識の全体像を提
示することによって効率化する教材になっています。
英語は、日本人が使っている日本語とは大きくかけ離れた法則で成り立っています。したがって、日本
人は、そのなじみのない英語法則を身につけなければ、絶対に英語を使えるようにならないことはわか
りますね。もちろん、その法則を「慣れ」によって身につけることも不可能ではありませんが、恐ろし
く時間がかかってしまいます。特に、英語とかけ離れた日本語を使っている日本人にとっては。
そこで、日本人がこの英語法則の知識を効率的に身につけられるように、法則の全体像を身につけるた
めの教材を作成しました。それが、「イメージの型の組み合わせで英語の全体像がわかる」(ベレ出
版)という書籍です。以前は、ネット上でも全体像の講義を行っていましたが、全体像を把握するには
手にとって量感を感じ取れる書籍の方が適していると考えて、書籍の形で出版いたしました。
そして、その全体像の知識をさらに徹底的に身につけるための教材が、ネット上で行っているWeb講義
「英語の構造を意識に植え付ける」です。これは「慣れ」の要素も加味した上で、法則の全体像を完全
に意識に植え付けるための講義です。ネット上の英文ニュースを題材にして、英語の法則を身につけて
いきます。
このメールマガジンは、そのWeb講義の内容を紹介するものです。メールマガジンを見て、講義の内容に
興味を持った方は、是非、Webで学習してみてください。メールマガジンでは上から順番に読んでいくし
かないですが、Webならリンクを使えるので、自分の必要な部分だけを学習することが出来るようになっ
ています。
詳しくは、
http://www.j-english.net/
に書かれているので、そちらを参照してください。
それでは、よろしくお願いします。
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<今日の英文>
Tibetans denounce violence, seek sympathy(04/21のJapanTimesより)
Kyodo News
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20080421a5.html
With Japan set to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next Saturday,
Tibetans living in Japan are denouncing violence while calling for understanding of their
culture and the situation their homeland is facing.
"I do not oppose China hosting the Olympic Games. But I just want the human rights of ethnic
minorities to be protected," said 34-year-old Tsering Dorjee.
Dorjee, who has Japanese citizenship, said he wants people to understand that Tibet is in
danger of losing its culture and religion.
"We demand autonomy and freedom of education. But the Chinese government has ignored us,"
said Dorjee, a former refugee who now heads the Japanese branch of an aid organization that
provides support for Tibetans.
"Making known Tibet problems and (resorting to) violence are two different things," he said.
Tsewang Nishikura, whose father was forced into exile in 1959 along with the Dalai Lama, is a
doctor in Saitama Prefecture.
"I have been surprised that Japanese are so unfamiliar with the problem in Tibet," the 55-
year-old said.
Nishikura came to Japan as a student at the age of 13. He later obtained Japanese
citizenship.
He said he is concerned about rising nationalism in China in reaction to criticism from the
United States and Europe.
The Japan Times: Monday, April 21, 2008
(C) All rights reserved
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<今日の講義>
[01] With Japan set to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next
Saturday, Tibetans living in Japan are denouncing violence while calling for understanding of
their culture and the situation their homeland is facing.
*set<動詞5>設定する
*host<動詞3>主催する
*Beijing Olympic torch relay<名詞>北京オリンピック聖火リレー
*Tibetan<名詞>チベット人
*denounce<動詞3>非難する
*violence<名詞>暴力
*call<動詞1>叫ぶ
*understanding<名詞>理解
*situation<名詞>状況
*face<動詞3>直面する
ad
With Japan set to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next
Saturday,
A V B
Tibetans living in Japan are denouncing violence
ad
while calling for understanding of their culture and the situation their homeland
is facing.
「副-前置詞句」+イメージ3+「副-サイン節」です。
「副-前置詞句」は複雑なので後で検討しましょう。
名詞Aには「形容-分詞句」」の修飾がついています。その内部構造は、
V ad
living in Japan
イメージ1+「副-前置詞句」を利用しています。
「副-サイン節」の中には省略があります。それを補って内部構造を確認すると、
A V
while (they are) calling
ad
for understanding of their culture and the situation their homeland is facing
イメージ1+「副-前置詞句」です。このように、「副-サイン節」の中の「名詞A+be動詞」は省略され
ることがあります。この中の「副-前置詞句」の中の名詞には「形容-代用詞節」」の修飾がついていま
す。その内部構造は、
B A V
(which) their homeland is facing
イメージ3です。
では、文頭の「副-前置詞句」について検討してみましょう。
With Japan set to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next Saturday
前置詞句は「前置詞+名詞」という形をしていることが原則ですが、withの場合は例外として特殊な形
を作ります。その特殊な形とは、イメージ5の「名詞B+B’」と同じ形です。つまり、with+名詞
B+B’という形になります。この形で「〜の状況で」という付帯状況の意味を表します。
意味の把握の仕方は、イメージ5の場合と同じで、名詞B+B’の間にbe動詞を想定してみるとわかりやす
いです。今回の英文では、
Japan (is) set to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next Saturday
こうするわけですね。そうすると、この部分は、
A V
Japan (is) set
A’
to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next Saturday
というイメージ2(イメージ5の受け身)であることがわかります。「日本が、次の土曜日に長野市で
北京オリンピック聖火リレーを主催するように設定されている」という意味ですね。そして、withの付
帯状況ですから、「〜という状況で」という意味になります。
<参照>withの付帯状況
日本語訳
[01] With Japan set to host the Beijing Olympic torch relay in the city of Nagano next
Saturday, Tibetans living in Japan are denouncing violence while calling for understanding of
their culture and the situation their homeland is facing.
「次の土曜日に長野市で日本が北京オリンピックの聖火リレーを主催することになっている中で、日本
に住んでいるチベット人たちは暴力を非難している、彼らの文化や、彼らの故郷が直面している状況の
理解を求める一方で。」
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続きは、Web講義へ
http://www.j-english.net/lecture/10/10.html
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【編集後記】このWeb講義は、自著「イメージの型の組み合わせで英語の全体像がわかる」で学習する知
識を前提とした講義となっています。従って、この講義だけでは、わかりにくい部分が多々あると思い
ます。英語の全体像に興味のある方は、是非、「イメージの型の組み合わせで英語の全体像がわかる」
を学習してから、この講義に取り組んでみてください。
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http://www.mag2.com/m/0000261607.html
発行責任者:後藤徳夫
発行責任者メールアドレス:
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