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2009/07/10

【近藤昇の会社は社会の入り口だ 第031号】何かを始めるのに遅すぎるということはない

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━≫ 09/07/10 Vol.031 ━
 ●アジアを駆け巡る中小企業の“お助けマン”ブレインワークスグループ
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  近藤昇の会社は社会の入り口だ
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◆      何かを始めるのに遅すぎるということはない      ◆
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日本の少子高齢化が進む中で、
人生において、人が働く時間がどんどん増えている。
今や60歳過ぎたからといって、
全く仕事から離れてしまう人は珍しいだろう。
一昔前であれば、60歳を超えると悠々自適、
残された自分の時間を趣味と余暇に
全てを費やしながらセカンドライフを過ごす。
こんなイメージだったように思う。

私も今年46歳だが、自然と50代、60代でビジネスの第一線で
活躍する方との接点も増えてきた。
中には、70歳を超えても現役バリバリで、新規事業に乗り出し、
ゴルフの腕前もシングルという驚異的な方もいらっしゃる。
こういう方は、自分の将来のお手本としても大いに刺激を受けるものだ。

仮にざっくりと10年スパンで何かに取り組むことを考えたとして、
いまや50代でも少なくとも後2回ぐらいの
新たな大きなチャレンジが可能だろう。
単に高齢化だけの理由でもなく、
最近は明らかに元気なシニアが増えてきたようだ。
60代からでも何か新しいことを始める方々が増え、
“まだまだこれから”というムードが生まれてきたことは、
私にとっても嬉しい限り。
何歳になっても元気な人は元気。
シニアになられても元気な人は、
自然と若い人との接点を持つことにも積極的だ。
こちらも良い方向に引っ張られる。

私は日本地図を最初に作ったとされる伊能忠敬の晩年の活躍が大好きだ。
簡単に紹介しよう。
二毛作人生を送った人物として語られる彼は元々、商人であった。
江戸時代、当時平均寿命が50歳といわれていた時代に、
その年齢を超えてから測量を学び始め、
その後、73歳で生涯を終えるまで21年間日本を歩き続け、
日本地図の原型を作ったのだ。
まさに、“何かを始めるのに遅すぎるという事はない”の典型だ。

人の成長スピードには当然個人差がある。
そして、人生には必ず山あり谷あり。
若い時の成功が必ずしもシニアになってからの成功につながるとは限らない。
その逆もしかり。
また、遅く始めたから成功から遠ざかるというものでもない。
例えば、ベンチャー起業家=若い起業家という先入観がある人が
いまだに多いが実は勘違いなのだ。
実際、毎年起業の平均年齢は上がり続けていて、
今は40歳を越えている。
決して、若いとはいえない世代なのだ。
これとて、少子高齢化から考えても自然に理解できるし、
また、これだけ世の中が複雑、変動要素が多くなると、
ある程度の人生経験を持った方が起業しやすいともいえる。

40代という年齢は多くの人にとって、大きな意味を持つと思う。
人生の折り返しともいえる。
実際、起業とまでいかなくても、
40代で第二の人生を考え出す人は私の周囲でも結構多い。
この年齢になると、転職ということよりも、
単純に全く違う世界のことにトライしたくなるようだ。
実際は考えるだけで実行に移さない人が多い中で、
例えば、大手企業の幹部職を投げ打って、
農業で起業した人の話なとを聞くと驚く。
資格を取る、語学を勉強するという人もいる。
ちなみに、私は50代になったら料理人になりたいと思っている。

こんなことを日々考えて、若者を見ていると、
目の前のことに縛られて狭い世界で焦りモードが全開だ。
今の人生、働くことだけで考えても50年近くある。
そんなに焦らなくても・・・と、
ついつい余計なことも言いたくなってしまう。

今、何をするかよりも、若いうちに将来に繋がる習慣を是非、
身につけて欲しいと思う。
何歳になっても元気だったり、
新たなチャレンジに好奇心旺盛な人は、大抵共通事項がある。
何事にもくよくよせず、
しかし、失敗した経験は必ず次に活かそうという意思が強い。
後悔でなく反省を重視する。
極端な話、自分の体験は必ず将来に活きると信じて日々を過ごしている。
そして、失敗しても何度でもトライする。
仮に今ニートであったとしても、若いうちに
次につなげる習慣だけは身に付けて欲しいと思う。

考え方次第で、どんな体験も将来に活かせるのだから。


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