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2009/08/10

ロシア経済ニュース

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        ロシア経済ニュース
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[第74号 2009年8月10日]

第74号では、下記のニュースをお届けいたします。

■「ロシアとトルコ、ガスパイプライン「サウスストリーム」建設協定に署名」
■「ポーランド、新たなガス危機に備える」

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■「ロシアとトルコ、ガスパイプライン「サウスストリーム」建設協定に署名」
2009年8月6日付
http://lenta.ru/news/2009/08/06/stream/
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ロシアのプーチン首相とトルコのエルドハン首相がガス分野における協
力覚書に署名したとインタファクス通信が伝えた。

この覚書でトルコ側は自国海域にガスパイプライン「サウスストリーム」
を建設することに賛意を示した。

覚書によれば、トルコはロシアにたいして自国海域でパイプラインの実
地調査をする許可を与えた。

「サウスストリーム」はウクライナを迂回してヨーロッパ方面にガスを
供給するパイプライン計画だ。

パイプラインの詳細なルートは確定していないが、ロシアから黒海海底
経由でブルガリアに達し、そこで二つに分かれ、一方はギリシアからイ
タリア南部、もう一方はセルビアからハンガリー、オーストリアに達す
る予定だ。

トルコ側がサウスストリームに自国海域を通らせることに合意したこと
が明らかになったのは8月5日だった。これを明らかにしたのはノーボス
チ通信だ。同時に同通信は、トルコがこれに合意したのはプーチン首相
訪問の一か月前だと伝えている。

コメルサント紙は「トルコが自国海域のパイプライン通過を許可したの
なら、8月6日をサウスストリームの誕生日とみなしてよいだろう」と述
べている。

ロシアとトルコのガス協定はブルーライン2計画に関する両者の協力関
係にも言及している。

このガスパイプラインはロシアからトルコへのブルーライン1に並行し
て建設される予定で、将来は中東諸国を経由してイスラエルに達するこ
とになる。近い将来、ガスプロムがトルコ・イスラエル両国と計画実現
に向けた交渉を始めることになっている。

ロシアとトルコ両国はトルコの巨大ガス貯蔵施設建設についても合意し
たとノーボスチ通信は伝えている。

このほか、6日、ロシアとトルコの首脳は原子力分野での協力覚書にも
署名した。文書によれば、トルコのアンタルヤから約200キロのところ
にトルコ初の原子力発電所が建設される見込みだ。

現時点ではロシアのコンソーシアム「アトムストロイエクスポルト」、
「統一エネルギーシステム・インテルRAO」やトルコのParkTeknikなど
が受注に名乗りを上げている。

ロシアとトルコ両国はこの原発が生産する電力の価格についても合意に
達した。当初案では1キロワットあたり21.13セントだったが、最新案で
は15.33ワットとなった。

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■「ポーランド、新たなガス危機に備える」
2009年8月6日付
http://lenta.ru/news/2009/08/06/gascrisis/
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2010年のガス追加供給についてロシアと合意に至らなかったポーランド
が新たなガス危機に備え始めた。ポーランドのパヴリャク経済相・副大
統領がこれについて明らかにした。

先週ロシアとポーランドの間で燃料の供給量を増やす可能性について話
し合いがもたれた。ポーランドでは、11月に予定されているロシアのプー
チン首相の訪問の際の調印に向けて7月の末にこれに関する取り決めに
仮調印することが見込まれていた。

ポーランド側の情報によるとロシアの代表が補足条項を求めたために仮
調印には至らなかった。ロシアとポーランドはヤマル-ヨーロッパ間の
ガス供給分野を握るユーロポルガス社の役割を検討していたというのも
一因である。

現在この会社は48パーセントがガスプロムに、もう48パーセントがポー
ランドのPGNiG社に属している。残りの4パーセントはアレクサンドル・
グゾヴァティ氏のものである。

7月はじめにロシアでは、ポーランドがガスプロムに対してユーロポル
ガスを2パーセント譲ることに同意したと報じられた。

そのほかポーランドはガスプロムに対して国の西国境ではなく東国境で
ガスを販売するよう提案した。

これはヤマル-ヨーロッパ間のガス供給を巡る運搬料の問題を解決する
策だった。だがガスプロムは、会社の発展計画そぐわないとしてこの提
案を拒否した。

ガスプロムは最近、ガス供給量の削減を主張しているが、PGNiG社は
1000立方メートルのガスを100キロメートル輸送するのに、1.5ユーロ
で現在の水準を維持することを望んでいる。

(了)


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