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2009/08/03

ロシア経済ニュース

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        ロシア経済ニュース
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[第73号 2009年8月3日]

第73号では、下記のニュースをお届けいたします。

■「ロシア政府、アルコール購入に応じた税制を検討」
■「プーチン首相、極東最大のガスパイプラインの起工式に参加」

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■「ロシア政府、アルコール購入に応じた税制を検討」
2009年7月30日付
http://lenta.ru/news/2009/07/30/spirtprom/
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ロシア政府は酒類の消費税率を補足的に上げる計画を見直し、ロシア国
内工場によるワイン・ウォッカ製造用のアルコール購入量に応じた割当
制度を導入する見込みだ。

ロシアのクドリン財務相は「消費税はワイン・ウォッカ工場が製造用に
購入したアルコールの量に応じて徴収されることになる。つまりワイン
・ウォッカ工場にとってのアルコールの割当制度が導入されるというこ
とだ」と発表した。

このほかロシア財務省によると割当制度が導入された場合ロシアの企業
はワイン・ウォッカの製造用の「アルコール購入のための特別許可」を
得る必要が新たに生じるという。

2009年7月はじめにクドリン財務相はロシアの歳入を増加させるために
酒類製造業にかかる消費税額の引き上げを提案した。

計画の中では特に2010年にエチルアルコールの製造業者が2009年よりも
0.6から2.6パーセント以上多く税を支払うことになる。飲料用のアルコー
ル製品の消費税は2009年の水準から30パーセント伸び、とくにビールの
消費税は3倍になる見込みだ。

2009年6月半ばにロシア社会省は酒類市場における国家統制の計画を準
備していたことが発表された。その基礎になるのが酒類の小売りにおけ
る国家独占制の復活だった。

官僚の考えによると国家独占性が確立すると国民のアルコールの過剰摂
取を抑制でき、さらに市場の混乱もかなり軽減されるという。1ヶ月後
にはプーチン首相が独占の必要性についてミロノフ最高会議議長に説明
した。

そのほか、官僚の予測によると酒類市場における国家独占制度の創設に
より、アルコールと酒類への消費税の徴収額が増加する。

さらにロシア政府はその他多くの種類の消費税により歳入の増加をはかっ
ている。

7月29日にクドリン財務省は2010年にはたばこ税の、価格に応じた税率
は変えずに、固定税率を引き上げることを発表した。この方法により、
歳入は100億ルーブルの増収が見込める。

政府筋によると2010年からタバコの固定税率は44パーセント、価格に応
じた税率は7パーセントの増加となる。

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■「プーチン首相、極東最大のガスパイプラインの起工式に参加」
2009年7月31日付
http://lenta.ru/news/2009/07/31/pipeline/
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ガスプロム社は、先月31日、プーチン首相が「サハリン・ハバロフスク
・ウラジオストク」ガスパイプラインの起工式に参加したと発表した。

ノーボスチ通信によれば、ヴィクトル・イシャエフ極東管区大統領全権
は次のように述べている。「このプロジェクトはその規模でバイカル・
アムール(バム)鉄道をしのぐ巨大プロジェクトだ。より壮大でより包
括的なプロジェクトだ」。

イシャエフ全権はさらに「総費用は2.7兆ルーブルを下回らない」とも
付け加えている。

「サハリン・ハバロフスク・ウラジオストク」パイプラインの最初の施
設が稼働するのは2011年の第3四半期になるものとみられている。

このパイプラインがウラジオストク市と沿海地方にガス供給を開始する
のはウラジオストクでAPECが開催される2012年の予定だ。

完成後のパイプラインの総延長は約1800キロにおよぶ。パイプラインで
は年間で300億立方メートルのガスの輸送が可能になる。

ガスプロムによれば、「サハリン3」鉱区がこのパイプラインにガスを
供給するそうだ。

新しいパイプラインはロシア極東における包括的なガス供給システムの
基礎になることだろう。

将来的には、「サハリン・ハバロフスク・ウラジオストク」パイプライ
ンはヤクーツクからのパイプラインに接続され、ハバロフスク地方やサ
ハリン州、ユダヤ人自治州にガスを供給することが可能になる。

レグナムによれば、プーチン首相は次のように述べたという。「2020年
までにはロシア極東と東シベリアに1500億立方メートルのガスが供給で
きるようになるだろう。これはロシアの年間ガス輸出量に相当する」。

先に報じられたところによれば、ガスプロムが予定している2009年の輸
出量は1400億立方メートルだ。

(了)


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