2009/05/04
ロシア経済ニュース
---------------------------------------------------------- ロシア経済ニュース ---------------------------------------------------------- [第60号 2009年5月4日] 第60号では、下記のニュースをお届けいたします。 ■「ロシア政府、ガスプロムとトルクメニスタンの紛争に関与せず」 ■「モスクワのホテル、価格協定の疑いに対し反論」 ---------------------------------------------------------- ■「ロシア政府、ガスプロムとトルクメニスタンの紛争に関与せず」 2009年4月30日付 http://lenta.ru/news/2009/04/30/nopolitic/ ---------------------------------------------------------- 「トルクメニスタン・ロシア間のガスパイプラインの爆発事故に関するガスプロ ムとトルクメニスタンの紛争は外交レベルでなく企業レベル、すなわちガスプロ ムとトルクメンガス社の間で解決すべきだ」。 ロシアのセルゲイ・シュマトコエネルギー相が以上のように述べたと、ノーボス チ通信は伝えた。 ロシアとトルクメニスタンの紛争は先月9日の夜、第4「中央アジア・中央部」ガ スパイプラインで爆発事故が起こったことに端を発する。 この事故でトルクメニスタンからロシアへのガス供給は停止した。ただし、ガス プロムはそれによって利益を得た。 経済危機に対応するため、ガスプロムはロシア国内における自前のガス生産を減 らしてきた。しかし、トルクメニスタンからの輸入は契約条項の都合上、減らす ことができなかった。事故による供給停止はガスプロムにとって渡りに船だった のだ。 トルクメニスタン側は爆発事故について暗にロシア側を非難する態度に立ってい る。トルクメンガス社は、ガスプロム社がガスパイプラインの輸送量を急に減少 させ、それによって爆発が生じたとみている。 ロシア側はトルクメニスタンからの輸入量(ガスパイプライン輸送量)が減少し たことを認めているが、それは故意ではないと主張している。 先月22日、ロシアの通信各社は、ガスプロムがトルクメニスタン側からの事故賠 償を求める文書の受け取りを拒否したと伝えた。トルクメニスタンからのガス輸 入は依然として中断したままだ。 爆発事故以前からロシアとトルクメニスタンの関係は悪化していた。現在、トル クメニスタンはロシア経由でガスを輸出するほかない。つまり、ガス輸出ルート をほぼ完全にロシアに依存している。 トルクメニスタンはロシア以外のガス輸出先を求めている。ロシアを迂回するガ スパイプラインで中央アジアとヨーロッパを結ぶことが期待されている「ナブコ (Nabucco)計画」でも、ロシア以外の輸出相手国が検討されている。 一方、ガスプロムはトルクメニスタンで生産されるガスの大部分を今後も購入し 続けることを願っている。 ---------------------------------------------------------- ■「モスクワのホテル、価格協定の疑いに対し反論」 2009年4月30日付 http://lenta.ru/news/2009/04/30/president/ ---------------------------------------------------------- モスクワの複数のホテルに対し、ロシア公正取引委員会は価格協定の疑いを提起 した。これについて最初に明らかにしたのは大統領総務部であり、総務部はこれ を公正取引委員会がホテル連盟会長に対する根拠のない嫌疑であるとした。 フレコフ大統領報道秘書官は、春夏期の旅行シーズンにホテルが価格を上げるこ とは通常の慣例だとしている。さらにホテル「ブダペスト」と「ピョートル一世」 の経営者は公正取引委員会の嫌疑が不当なものであると述べた。 これに際してホテルの経営者たちは公正取引委員会に対して、いかなる根拠で価 格協定が行われているという結論が出されたか明らかにするよう求めた。 2009年4月30日以前に公正取引委員会はホテル「ブダペスト」「ピョートル一世」 「プレジデント・ホテル」及びモスクワ産業建設トラストホテルマネージメント 社に対して勧告を行ってきた。 公正取引委員会は、今年の5月12日、14日、16日に予定されている「ユーロビジョ ン」のコンクールの期間中にホテル間の協定によって不当な価格設定がなされる のではないかと見ている。 そのほか公正取引委員会はモスクワの複数のホテルに対し、ホテルサービス市場 を調査するため50以上の項目にわたる質問を行った。価格協定の疑惑が他のモス クワのホテルに向けられることはない。 もし調査の結果、公正取引委員会によって独占に関する事実が確認された場合に はホテルは罰金を科せられる。罰金の額は2008年の取引高の1パーセントから15 パーセントに上る。調査は5月14日に予定されている。 モスクワのホテルは2009年4月半ばに公正取引委員会の監視下に置かれる。この 時期は5月初旬までに三つ星・四つ星クラスのホテルにおけるサービス料金が20 から30パーセント引き上げられる。 モスクワで開催される「ユーロビジョン」のコンクールにはモスクワ以外から2 万3千人が訪れると予想される。13のホテルがこのコンクールへの参加者を収容 する予定だ。 (了) [PR]------------------------------------------------------ 母の日フラワーギフト【日比谷花壇】 http://click.linksynergy.com/fs-bin/click?id=oRD*eszCFdw&offerid=126503.20004278&type=1&subid=0 ---------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------- メールマガジン「ロシア経済ニュース」 発行責任者: tawashi<tawashi@yandex.ru> 登録・解除: http://www.mag2.com/m/0000261454.html 登録・解除は上記サイトにてご自分でお手続きください。 ----------------------------------------------------------


