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損をしたとき、あせって損を取り替えそうと、リスクの高い勝負を挑んだり、儲けたとき、堅実な手を打って後で後悔したことはありませんか?行動経済学では、そういった人の心理と市場の動きをリンクさせた学問なのです。

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/03/31
  • 発行部数 10
  • マガジンID 0000261410
  • 個別ページ
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2008/03/31

ハウスマネー効果

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第二号

 ハウスマネー効果


ハウスマネー効果とは、

儲けたお金を自分の物と認識できずに

次々とリスキーな勝負に出てしまうというものです。

たとえば、カジノで100万円を種銭にして、

150万まで増えたとしましょう。

儲けは50万です。

そして、そのままやめれば結局150万持って帰れるわけです。

しかし、人間はその50万を自分のものとあまり思えずに、

「どうせカジノで儲けた金だ、もしなくなってもプラマイ0だし・・・」

と思い、その50万をリスキーな勝負、

たとえばルーレットの一点集中でかけてしまうなど、

およそ自分の金だと思えば本来しない行動に出てしまうのです。

そして、その後に負けて50万損したということの重大さに

やっと気づくことになり、

ひどい人は認知的不協和に陥り、

今度はもともと150万円を持っていたような気分になって、

その50万を取り戻そうと躍起になり、泥沼に陥ってしまいます。

もちろん、そのような心理状態の人が冷静な判断を下せるわけがなく(たまたまうまくいく人もいるでしょうが)

結局もともとの100万までをも失ってしまうということになります。

人は利益が出れば出るほどにリスキーな勝負に出てしまう傾向があるといいます。

逆に損失が出るほどに過度にリスクを恐れる傾向があります。

こちらはスネークバイト効果と言い、

一度痛い目を見るとその後過度にリスクを恐れるという効果です。

この、ハウスマネー効果とスネークバイト効果が、

バブルを生み、そして恐慌を生むと言われています。

確かに自分を振り返ると、見事にそのスパイラルに陥っているなと思います。

少しずつですが、自分を冷静に見れるようになり、

落ち着いて取引が出来るようになりたいと思います。

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 行動経済学 経済は「感情」で動いている 
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 発行責任者 ケンシン
 問い合わせ uesugi_kensinn@yahoo.co.jp
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