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敗戦の廃墟から、世界一の経済大国になり、あっというまにアジアの落ちこぼれに転落した日本国。ジェットコースター人生を絵に書いたような日本国。私達が年老いた時に野垂れ死にしなくてもいいように、どこがおかしいのかじっくりと診察してみましょう。

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2009/11/08

日本の経営者はもっと報酬をとるべきである。

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◆◆◆  ドクター国松の「日本の国はここがおかしい」  第108号  ◆◆◆
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                -テーマ-
         どうすれば日本の国は復活するのか
           
    --本日のテーマ-----日本の経営者はもっと報酬をとるべきである。
                
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◆ダイヤモンドのビジネス情報サイトの記事によると、サムスン電子がLED
 チップの調達、LED製造装置の買い占めで先手を打ち、日本メーカーは
 大きく出遅れ焦っているらしい。
 
◆今年4月、サムスン電子はグループ会社と共同出資でサムスンLEDを設立し
 LEDチップの自社生産に乗り出し、さらに台湾最大のLEDメーカーのエ
 ピスターのチップ生産枠の大半を押さえてしまったらしい。
 また、年間生産台数が約150台といわれるLED製造装置の市場で、100台の
 製造装置を確保したとうわさされている。

◆日本のチップメーカーや、内製化を目指す家電メーカーなどにとって、製造
 装置の確保は至上命題のはずだが日本勢の動きは鈍い。

◆例によって決断に時間がかかっているからである。

◆日本の経営者は迅速かつ大きな決断ができない。

◆経営者の類型は大きくわけて3タイプある。一つはアジアの経営者に多いオー
 ナー経営者である。彼らは全権を持ち、その決断結果が直接企業と彼らのサ
 イフに直結する。そのため決断は早く大胆である。

◆二つ目は、アメリカ型の経営者である。彼らは外部から株主により企業トッ
 プに任命される経営の専門家である。短期間で成果を上げることを期待され、
 成功すれば多額の報酬を獲得できるが、失敗すればすぐに解任される。その
 為、有能な経営者は決断が早く大胆である。

◆三つ目が日本の大企業に多いサラリーマン経営者である。彼らは大学卒業後
 その企業だけで出世し経営者としての地位を得たものである。彼らの最大の
 特徴は1や2の経営者と比較し報酬が低く、多少の業績の変化ではその報酬が
 増減しないことである。

◆業績がよくなっても報酬はさほど増えず、悪くなってもあまり減らない。

◆大胆かつ迅速な決断をして、成功してもそれに見合う報酬がえられない。
 多少業績が悪化しても、他社と同じことをしていれば、責任は問われない。
 一方、他がやらないようなことをして、大きな失敗をすれば責任は免れない。

◆これでは、とても大胆かつ迅速な決断などする気にならない。これが、ここ
 20年日本企業がぱっとしない理由である。

◆みなが同様に欧米の真似をしていればよかった時代はそれでも勝てた。しか
 し、バブル崩壊後海外の手本がなくなった後は負け続けである。

◆一時JALの社長が低報酬であることで評価されたが、その結果が今のJAL
 である。アメリカの経営者の報酬は高すぎるが、日本の大企業の経営者も1億円
 程度の報酬はとるべきである。

◆その代わり、業績の善し悪しに関しては、あいまいかつなあなあで放置せず、
 評価と処遇を明確にすべきである。

◆そうしないと、日本の企業は今後も外国企業の後塵を拝することになる。
以上

先週のブログ記事
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11/6 子供手当を半額にしても配偶者控除と不要控除は残すべき
11/5 伊丹空港も神戸空港も必要ない。関空に資源を集中すべき
11/4 給与削減による雇用対策の問題
11/2 今は国民生活の立て直しを優先すべき

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