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敗戦の廃墟から、世界一の経済大国になり、あっというまにアジアの落ちこぼれに転落した日本国。ジェットコースター人生を絵に書いたような日本国。私達が年老いた時に野垂れ死にしなくてもいいように、どこがおかしいのかじっくりと診察してみましょう。

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/09/02
  • 発行部数 172
  • マガジンID 0000261213
  • 個別ページ
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2008/09/02

リーダーシップを発揮できない国家

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〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  2008年9月2日 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆  ドクター国松の「日本の国はここがおかしい」  第33号  ◆◆◆
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             −本日のテーマ−
           日本の国は何故だめなのか
                
        リーダーシップを発揮できない国家
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◆安部前総理についで福田総理も辞任することになり、日本はまた一つ世界に
 恥をさらした。

◆二世政治家だから、ひ弱だという意見も聞かれる。確かに個人の能力や性格
 に問題があったことは否定できない。

◆しかし、もっと根本的な日本のシステムの問題点に目を向けることが必要である。

◆個人だけに責任を負わすことは簡単だが、それ以上追及する道を閉ざし、結
 果的に同じことが繰り返されることになる。

◆今回の事件の背景となった問題は2つある。

◆一つは自民党という政党の持つ問題であり、もう一つは日本の官僚制度の問
 題である。

◆自民党は政策でまとった政党ではなく。各地の利権勢力の利益代表者として
 選ばれた者がより利権を確保しやすくするために組織された政党であり、
 何よりも各自が地盤とする組織の利権を最優先する。

◆その結果、首相、党総裁といえども誰かの利権を侵害する政策を実行しよう
 とすれば、党内の妨害をうけ指導力を発揮することはできない。

◆日本の官僚組織は未だに戦前の天皇制の官僚制度の特徴を色濃く残している。

◆戦前、軍官僚をその代表として、官僚は天皇の官僚であることを口実に、政府
 の命令を聞かなかった。

◆今日では、官僚は公務員法の身分保障の影に隠れ、政治家が公務員を首にで
 きないことをいいことに、意図的なサボタージュをおこない、自分にとって
 都合の悪い政策の決定や実行を妨げている。

◆この2つが残っている限り、いつまでたっても、政治家が生活者としての国民
 のための政策を行うことはできない。

◆日本で生活者としての国民が安心して暮らすためには、自民党のような利権
 型政党ではなく、国民のための政策実現をめざして結びついた本当の国民政
 党を作り、政権を取れる規模まで育てることが必要である。
 
◆官僚制度については、公務員法を改正し、身分保障は本省の課長補佐以下に
 限定し、かつ局長以上は政治任用にすれば、問題点はかなり改善できる。
 
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