2009/10/18
財政赤字が改善しない本当の原因
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年10月17日 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ ドクター国松の「日本の国はここがおかしい」 第105号 ◆◆◆
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-テーマ-
どうすれば日本の国は復活するのか
--本日のテーマ-----財政赤字が改善しない本当の原因
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◆日本の歳出は2000年の89.3兆円から2008年の88.9兆円(国債費を除くと67.9兆
円から69兆円)とほぼ横ばいの水準を保っている。しかし、財政状況は一向
に改善される気配は見えず、今年度及び民主党の政策が本格化する、来年度
以降はさらに大幅に悪化するとマスコミが騒ぎ初めている。
◆今までの自民党政権だと、支出の一律削減や増税の話がでてくるころである。
果たして民主党政権はどうでるか、これからの民主党政権を占う上で重要な
局面である。
◆しかし、歳出を削減するだけでは、財政赤字の解消も景気回復もできないこ
とは事実である。景気を回復し財政改善を行うのが正しい選択である。
◆日本では2000年から2008年の間に所得税、法人税、消費税による収入が2兆
7830億円減少し、歳入に占める割合は2.71%減少したが、
イギリスでは同期間内に所得税、法人税、消費税による収入は765億ポンド
増加しており、国民保険料等を除く公的部門平常収入に占める割合は1.94%
増加している。
◆この間にイギリスの一人当たりGDPは2000年の24646ドルから2008年の45072
ドルまで大きく伸びている。(日本は37千ドルから39千ドル)
◆景気回復したからといって、日本の財政赤字を修復できるものではないが、
増税では税収増加につながらないことは、ここ20年の日本の歴史が証明して
いる。
◆日本を再生させる道は、まず景気の回復を優先することである。過去の自民
党政府が繰り返し失敗したのは、景気回復のために多額の税金を投入するす
ぐそばから、財務省に操られ財政再建のために、景気回復にブレーキをかけ
たことにある。
◆また、景気回復策が供給サイドである企業に偏り、国民をないがしろにしたこと、
財政再建のツケをすべて国民に負担させ、将来に不安を抱かせたことも景気回復
に失敗した大きな原因である。
◆民主党政権が需要サイドである国民主体の政策を取ろうとしていることは評
価に値し、効果も期待できる。国民生活を安定させ、国民の国家への信頼感
を高めるためなら赤字国債を発行しても何ら問題はない。
◆ただ一つ心配するのは、またもや財務官僚やバカマスコミに踊らされ、国民
生活を犠牲にする財政再建策をとることである。
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