2009/09/06
日本を取巻く国際環境の変化と憲法9条
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年9月6日 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ ドクター国松の「日本の国はここがおかしい」 第100号 ◆◆◆
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-テーマ-
どうすれば日本の国は復活するのか
--本日のテーマ-----日本を取巻く国際環境の変化と憲法9条
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◆憲法9条は、GHQによって日本が二度と軍事大国として復活しないようにする
ため、もりこまれたものであるが、当時の日本は敗戦直後であり、戦争は懲
り懲りとの厭戦感も強く、この条文は日々の生活がやっとの大部分の国民に
とっては、むしろ歓迎されたのでないだろうか。
◆東西対立の激化と朝鮮戦争の勃発でアメリカは日本の軍事力を利用するため
に、日本の再武装を企て自衛隊を組織したが、日本にとっては再武装し戦争
に巻き込まれることは、東西対立の矢面に立つことになり、攻撃されるリス
クが増すだけでメリットはなく政府は憲法を盾に軍事行動への参加は行わな
かった。
◆冷戦当時、一国への攻撃は直ちに東西陣営の全面対立に発展する危険性が高
いことから、日本一国が侵略を受ける可能性は低く、憲法9条により軍事行動
を禁止することは、日本にとって余計な軍事負担を避けることにつながり合
理的な選択であった。
◆また、当時日本の経済力はアメリカと比較して小さく、アメリカとの経済的
対立がそれほど深刻になることはなく、アメリカも今ほど日本の内政に干渉
することは少なかった。
◆日本全盛期の1980年代、アメリカ経済は長期的な低迷期にあった。この時期
アメリカは為替政策、金融政策等について、日本に厳しい干渉をおこない、
結果的に日本のバブル発生とその崩壊をもたらした。(私はこれはアメリカの
周到に計画された日本つぶし戦略の発動であったと確信している。)
この当時からアメリカは日本を保護下にある子供ではなく、管理すべき同盟
国として認識するようになったと思われる。
◆ソ連の崩壊と中国の台頭、アメリカの相対的弱体化により、世界は警察なき
混とんの時代に入っている。アメリカの絶対的優位は失われ、小さな戦争は
どこで起こっても不思議ではない。近隣諸国と領土問題を抱える日本が戦争
に巻き込まれるリスクはゼロではない。アメリカの軍事力はもはやその抑止
力とならなくなっている。日本は自分を自力で守る必要がある。
◆中国の台頭により、経済面でも日本はアメリカにとって東アジアで最も重要
な国というわけでもなくなった。
結果、アメリカの活動は以前ほど日本の利害とは一致しなくなったが、アメ
リカは日本に協力と資金的援助を強制している。
◆北朝鮮の脅威に代表されるように、明確な軍事的脅威に対し、アメリカに頼
らないと、何ら対抗できない日本の軍事面の弱さが誰の目にも顕著になり、
アメリカの無理な要求を拒否できず、本来国民のために使用されるべき税金
が、いろんな名目でアメリカの戦略のために使われている。
◆いまや、憲法9条は日本の安全を守るために役立たないばかりか、日本の自立
を妨げている。眼の前の脅威に対しては自力で対決できる能力と体制を完備
して、初めて国が独立でき自力の利益になる政策を行う事ができる。
◆時代にあわない憲法は直ちに改正する必要がある。民主党は社民党との連立
をやめ党内で憲法について幅広い議論をすべきである。客観的に現実を見れ
ば憲法改正の必要なことは明白である。
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